ミニLEDを搭載?
2020年の多くのデバイスにミニLEDディスプレイを搭載すると、Appleの情報ではおなじみのミンチー・クオ氏が予測している。その中で気になるのは新型14.1インチMacBook Proが登場するという情報だ。
真偽を検証してみます。
ミニLEDとは?
ミニLEDディスプレイは、ディスプレイのバックライトを多数のLEDで部分調整することで高コントラスト比を実現する。OLEDのコントラスト比は液晶よりも高いが、価格も高い。以前よりは安価になってきているが、液晶との価格差は大きいままだ。
Appleが採用することで量産が進み低価格が進むのが今までの常道だったが、OLEDについてはそこまで一般化していない。
Proモデルに導入した最新技術を普及モデルへ徐々に採用していくAppleの方程式がディスプレイでは適用できていないでいる。
そこで、AppleはProモデルにはOLEDを継続採用し、普及モデルにはミニLEDディスプレイを搭載するというのは納得できる話だ。
14.1インチMacBook Pro
14.1インチという中途半端なディスプレイは、13インチMacBook Proの後継と思われる。
ベゼル枠を細くすることで、ボディサイズを変えずに大きなサイズのディスプレイを搭載することができる。15インチのMacBook Proが16インチに進化したのと同じパターンだ。
現行WindowsノートPCに比べてAppleのMacBookのベゼルは太いので、まだ細くする余地はある。キーボードを重視しているのかMacBookのボディサイズは過去にも大きく変化をしていないので、ボディサイズを変更しないでディスプレイだけを大きくするのはありえそうだ。
今年中に14.1インチのMacBook Proが登場しても不思議はない。
そろそろ春のイベントの時期だが
Appleは3月にイベントを開くことが過去にもあったが、今年はどうなるだろう。新型コロナウィルスにより、多くのイベントが中止に追い込まれている。3月中の開催は難しいだろう。
そうなると、14.1インチMacBook Proは噂のiPhone 9と一緒にサイレントローンチの可能性が高いと思う。