Apple春のイベント
Appleが春の新製品発表イベントを告知した。
日本時間の4月21日午前2時で、今回もオンライン配信。何が発表されるか予想してみます。
Spring Loaded.
毎回Appleのポスターは発表する新製品を示唆すると言われている。
今回のイベントのタグラインは「Spring Loaded.」。日本語訳は「春の祭典です。」。カラフルなバネのようなものが、リンゴを象ったイラストが掲載されている。
スプリング(春)の語源は、バネのように植物の目が飛び出る様子だと言われているので、画像も春を表していると思われる。バネを内蔵した製品が出るとはちょっと考えづらいので、強引に解釈すると跳ねるようにたくさんの新製品が登場するといったところか。
さまざまな色が使われているので、カラフルな製品が登場すると思われる。
AirTags
忘れ物防止タグ「AirTags」の発表が予想されている。現在開発中のiOS 13.5では「探す」機能がサードパーティ製のデバイスや「持ち物」にも解放されているのが根拠だ。
従来の「探す」機能は、iPhoneやAirPodsなどのApple製品のみの場所を検索できるだけだったが、サードパーティ製の開放に伴い、自社ブランドの忘れ物防止タグを発表するのは自然な流れだと思う。
新型iPad Pro
ミニLED搭載の新型iPad Proが登場すると予想されている。昨年発売のiPad AirがiPad Proより安いのに、チップ性能ではProを上回っていた。Proの名を冠する製品は最高の性能が求められるべきなので、モデルチェンジが近いと考えられる。
新型iPad ProはA14チップの改造版(A14Z?)が搭載するだろう。
その他にも、新型iPad ProはディスプレイにミニLED搭載するという噂がある。ミニLEDはAppleが開発しているといわれる次世代型ディスプレイで、液晶を背後から照らすバックライトを細かく制御することで、省電力と輝度を高めるメリットがある。
他社では、OLED搭載のノートPCが続々登場しており、Appleとしては他社に遅れないためにもミニOLED搭載iPadを発表したいところだが、歩留まりが悪く製造に苦労していると言われているので、搭載するかは微妙なところ。個人的には高度な製造技術を必要とするミニLEDは筋が悪い技術だと思うがどうだろうか。
新型iPad mini
新型iPad miniも登場すると予想されている。昨年の3月に発表された現行モデルはA12チップが搭載されているので、今年はA14チップにアップデートされる可能性が高い。
フルディスプレイ搭載という噂もあるが、最もディスプレイサイズが小さく、比較的廉価な製品なので、ヒエラルキーとしてはフルディスプレイ搭載はないと予想する。
M1 Mac
今年中に全モデルにM1チップを搭載するとAppleは公言しているので、このイベントでもいくつかのM1 Macが発表されるだろう。昨年のイベントではMacbook AirとMacbook Proが発表されたので、今回はデスクトップのiMacの番か。デザインが変わる可能性もあるが、Macbookの例からすると、今回はM1を搭載するだけでボディデザインは同じだと思われる。
ただ、高いデスクトップ性能に対応するために、M1チップの性能がアップデートされるかもしれない(M2チップ?)。ひょっとすると昨年アップデートされなかった4ポートMacBook Proも登場するかも。
新型Apple TV
しばらくアップデートされていないApple TVもそろそろ新型が登場するかもしれない。あまり評判がよろしくない現行リモコンのアップデートや、HDMI2.1ポートの搭載が予想されている。
個人的には、HDMI直差しの省スペース版Apple TVが登場すると嬉しい。あと、難しいかもしれないが、立体オーディオ機能にも対応して欲しい。
たのしみ
今年初めてのAppleイベント。何が登場するかわからないが、楽しみに待ちたいと思います。