小説とIT

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

MENU

AirPower miniが新型iPhone同時発表がありえる理由

 AirPower mini?

ワイヤレス充電機「AirPower」の小型版「AirPower mini」が発売される噂が出ている。AirPowerは2017年にAppleが開発を表明したワイヤレス充電機だが、開発困難で2019年に開発中止したと思われていた。

ところが、水面下で開発が進んでいたらしく、今年こそiPhoneと同時にAirPowerが発表されると噂されていた。

その待望のAirPowerが世に出ていないのに小型版が出るのだろうか。

考えてみます。

マルチデバイス充電は難しい?

そもそもAirPowerはどうして開発中止になったのか。その理由は、Appleの基準に満たなかったからと言われている。当初Appleが言っていたのは「細長いマットのどこにおいても、3つのデバイスが同時に充電できる」だった。

ワイヤレス充電のメリットは、ケーブルを刺さなくても充電できることだが、逆に欠点は内蔵のコイルにずれてデバイスを置くと充電されないことだ。

そのワイヤレス充電の欠点を解消するために複数のコイルを置いて、マットのどこに置いても充電する充電器をAppleは考えた。

ところが、複数コイルを内蔵するのが困難だったために開発を断念した。

複数デバイスの同時充電は難しくても、単一デバイスなら充電コイルが2、3個内蔵すれば実現可能だ。

さらに噂ではiPhoneにマグネットを内蔵して、マグネットを使って充電コイルからずれないようにするといわれている。これはApple Watchと同様の方式だ。Apple Watchの充電器にはマグネットが内蔵してあるので、充電箇所がずれにくい。

iPhoneでも同様の仕組みを取り入れれば、複数のコイルを内蔵しなくても簡単に充電できる。

だから小型版?

マグネットを使うことで複数コイルが不要なら、小型版でも全然オッケーだ。むしろ小型版ではなく、単一デバイスを充電するのが「AirPower」として発売される可能性が高いんじゃないかな。

ただ、マグネットを内蔵した新しいiPhoneしか対応しないかもしれない。噂では来年のiPhoneはポートレスになると噂されている。ポートがなくても気軽に充電できるように、マグネットを内蔵してさらに充電器を普及させるつもりなのかもしれない。

 
IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
Kindle Unlimited会員ならすべて無料、非会員の人にも99円からご用意していますので、お読みいただけると幸いです。感想もいただけたら感涙でございます。