Appライブラリ
iOS 14ではiPhoneのアプリを整理してくれる「Appライブラリ」が導入された。カテゴリ毎にアプリを自動的に整理してくれて全アプリが一画面に収まるので、アプリを整理する手間が省け、ミニマリストの人には最適な機能だ。
ただ、自動的にカテゴライズされるので、どのカテゴリのフォルダにアプリがあるかユーザーはわからない。
アプリの名前で検索して見つけた場合も、どのカテゴリのフォルダにあるか見つけられない。
Appライブラリでどのフォルダに格納されているか特定する方法をご紹介します。
16種類のライブラリ
どのカテゴリに格納されるかは、アプリ毎に設定されているカテゴリに左右される。アプリ制作する人は知っていると思うけど、アプリを登録する時にカテゴリを設定する。
ややこしいのが、アプリのカテゴリとAppライブラリのカテゴリが一致しないことだ。アプリのカテゴリの方が多いので、複数のアプリのカテゴリがAppライブラリの一つのカテゴリに集約されている。
一段目の「提案」は、頻繁に使用しているアプリを時間帯によって自動的に提案してくれる。
「最近追加した項目」は名前の通り最近追加したばかりのアプリが登録される。
それ以外のAppライブラリのカテゴリはアプリのカテゴリと基本的に連動している。基本的にと書いたのは例外的にアプリのカテゴリとAppライブラリが連動しないアプリがあるからだ。例えばYoutubeのカテゴリApp Storeの表記では「写真/ビデオ」だが、Appライブラリでは「エンターテイメント」に属する。ただ、大体のアプリはきちんと連動している。
アプリのカテゴリはApp Storeでアプリを検索すればわかるので、アプリのカテゴリからAppライブラリのどのフォルダに格納されているかわかる。
こちらがAppライブラリのカテゴリとアプリのカテゴリとの一覧。左がAppライブラリのカテゴリ、右がアプリのカテゴリです。
- ユーティリティ:ユーティリティ
- エンターテイメント:エンターテイメント、ミュージック、スポーツ
- 仕事効率化とファイナンス:ファイナンス、ビジネス、仕事効率化
- SNS:ソーシャルネットワーキング
- ショッピングと食べ物:ショッピング、フード・ドリンク
- クリエイティビティ:写真/ビデオ、グラフィック/デザイン
- 情報と読書:ニュース、天気、ブック、雑誌/新聞、辞書/辞典/その他
- 旅行:旅行、ナビゲーション
- 健康とフィットネス:ヘルスケア/フィットネス、メディカル
- ゲーム:ゲーム、ボード、パズル、レーシング、アクション、カジュアル、ファミリー、ミュージック(ゲーム)、ストラテジー
- 教育:教育
- その他:ライフスタイル
カテゴリ変更の申請がしたい
Appライブラリはスッキリしていいのだが、アプリのカテゴリが不確かだと、アプリを探しづらい欠点がある。例えば「ニトリ」アプリのカテゴリは「ライフスタイル」なので「その他」に分類されているが、できれば「ショッピング」にカテゴライズしてほしい。
こういったわかりづらいカテゴリはアプリの制作者にカテゴリ変更を申請できると、カテゴライズがより正確になってAppライブラリも使いやすくなると思う。