Apple京都オープン
日本国内9店舗目のAppleストアが京都にオープンした。
和のテイストを加えた今までのAppleストアとは異なるデザインに、日本市場におけるAppleの本気度が見て取れる。クックCEOが数年前に京都を訪れており、CEOの肝いりで予算をふんだんに遣えたのかも。
国内に新たな店舗
数年以内に国内で数店舗オープンするとAppleの担当者は言っている。ロゴと状況から1店舗は川崎が有力視されているが、他の店舗はどこにできるのだろう? 経済圏の規模から考えてみる。
経済圏から考える次の店舗
Apple京都を含めた1店舗あたりの人口だ。東京・大阪・名古屋の三大都市圏の1店舗当たりの人口が大きいのがわかる。新宿、川崎(予定)と首都圏に新店舗が集中するのも当然の流れだ。
人口(万人) | Appleストア | 1店舗当たりの人口 | |
東京 | 3530 | 4 | 882.5 |
大阪 | 1205 | 1 | 1205 |
名古屋 | 576 | 1 | 576 |
京都 | 280 | 1 | 280 |
福岡 | 257 | 1 | 257 |
神戸 | 248 | ||
札幌 | 236 | 1 | 236 |
仙台 | 161 | 1 | 161 |
岡山 | 153 | ||
広島 | 143 | ||
Appleストアは休業・移転中含む |
川崎の次は大阪
川崎の次に出店するなら1店舗あたりの人口が1200万人の大阪だろう。以前噂が出たように大阪に2店舗目はかなり有力だ。2店舗になれば600万人となるので、名古屋並となる。1店舗当たり250万人から500万人前後が妥当な店舗数に思える。
いよいよ横浜
次はやはり東京経済圏。Apple新宿と休店中の渋谷をあわせて4店舗もあるのに、1店舗あたりの人口が882万人にもなる。噂通りに川崎にできれば、706万人と多少減るが、まだ名古屋より多い。
川崎の次に横浜への出店を予想する。日本第2位の人口を誇り街のイメージも良い横浜に店舗がないのは奇異だ。横浜にはAppleの研究所もあるのに。
もっとも川崎もそうだが、路面店として出店するとなると横浜は意外と難しい街でもある。横浜駅周辺はデパートと駅ビルばかりだ。路面店として出店できそうな場所はみなとみらいになるが、出店する土地は限られている。そんな理由もあって、良い出物があった川崎が横浜よりも先になったのだろう。ちなみに川崎だと、ラゾーナ以外の出店場所はちょっとイメージがつかない。
そして、広島
次の空白地は神戸だが、大阪に2店舗目ができると、ちょっと多すぎる気もする。大阪地域の2店舗目が神戸の可能性もある(大阪と神戸を一緒にすると怒られそうだけど)。
それよりも1店舗もない中国地方の方が先だろう。経済圏としては岡山のがわずかに大きいが、ブランドショップが中国へ進出する時は広島が先のケースが多い。ここは広島からで。
まとめ
まとめると、
1.川崎
2.大阪(または神戸)
3.横浜
4.広島
が数年以内にAppleストアができる場所と予想する。札幌の復活、渋谷のリニューアルオープンも必要だ。