新型MacBook Air発売!
7月8日、ついにAppleは新型MacBook Airの予約を開始した。構成にもよるが、発想は8月以降になっているようだ。実物を見てから、予約したいと考えている人も多いと思う。「よし! 買おう」と思ったときにすぐに予約できるように、最適な構成を決めておきたい。
チップ
最新のM2チップを選びたい。M1チップは安いけど、ボディも古いしMagSafe非搭載など、劣っている部分が目立つ。買うならM2チップで。
プロセッサ
プロセッサは、8コアGPUか10コアGPUが選べる。10コアGPUの方が性能はもちろん高いけど、その分16,000円高い。動画処理を頻繁に使う人以外は価格ほどの価値はないのでは。高性能が必要な人なら、クーリングファンを搭載しているMacBook Proを選んだ方がよさそう。
メモリ
メモリは8GBから24GBまで選べる。Appleチップ搭載マシンの8GBか16GBのどちらが良いかは、神学論争っぽいところまで発展していて、結論がでない。macOSは空きメモリを最大限使う仕様なので、メモリはあればあった方が良いのは事実。OSの起動なども早い。長く使うことも考えて、16GBにしたい。
ストレージ
256GBから2TBまで選べる。iCloudもあるので、256GBでも良い気もするが、気になるのは同時に発表された13インチMacBook Proの256GBは速度が遅いことが発覚していることだ。256GB版はフラッシュストレージチップが1つしかないらしく、どうやら半導体不足が影響しているようだ。上位版であるMacBook Proでも1つしかないなら、MacBook Airも1つしかないと考えた方がよさそうだ。ここは分解記事を待ちたいところだけど、今選ぶならチップが2つある512GBを選びたい。
電源アダプタ
30Wの標準アダプタ以外に、新開発のデュアルUSB-Cポート搭載35Wのコンパクト電源アダプタ、67Wの電源アダプタが選べる。
デュアルUSB-Cはプラス3,000円なので、そこまで高くはないが、この電源アダプタが謎で、用途がよくわからない。2つのポートがあるので、MacBook AirとiPhoneを同時に充電することも可能だが、それぞれ17.5Wずつしか給電されない。17.5Wでは使用中のMacBook Airを充電できないはずだ。iPhoneでMagSafe充電するには15Wが必要なので、17.5W給電するのはわかるけど、MacBook Air用に30Wは欲しい。デュアル電源アダプタにするなら合計50Wは欲しい。35Wではデュアル充電器にする意味は薄いので、30W標準の電源アダプタを選ぼう。
ちなみに10コアGPUを搭載したM2チップと512GB以上のSSDストレージを選んだ場合は電源アダプタは上位のデュアルか67Wに無料アップグレードされる。
キーボード
キーボードは日本語表記の他に、英語(UK)、英語(US)、中国語、韓国語キーボードなどが選べる。個人的にずっとUSキーボードを選んだので、ここは迷わない。UKキーボードも検討したけど、リセールバリューや、形状の違いを考えたら、やはりUSキーボードを選びたい。
220,800円!
- チップ:M2チップ
- プロセッサ:8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engine
- メモリ:16GB
- ストレージ:512GB SSD
- 電源アダプタ:30W USB-C電源アダプタ
- キーボード: 英語(US)
この仕様だと、価格は220,800円になる。MacBook Airで20万超えは高いと思うけど、円安の影響があるので仕方がないけど、やはり高い。個人的には、最近はiPhone + Magic Keyboardで作業することも増えたので、MacBookを新調する必要は薄らいでいる。
まずは、ハンズアウトレポートと実物を見てから、注文するか判断したいと思います。