宝島社より 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」 が発売になりました。私にとっては初の商業出版になります。
自分の小説が本屋に並ぶという中学生からの夢がようやく実現します! 興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

MENU

新型iPhone SE2が登場する6つの理由

新型iPhone SEが登場する理由

2020年初頭に新型iPhone SEが登場するという噂がある。Appleネタでお馴染みのMing-Chi Kuo氏がレポートしている。

小型スマートフォン「iPhone SE」は2018年にiPhone XR発売と同時に販売終了となった。片手で操作できる小型スマートフォンの需要は一定数あり、筆者も新型iPhone SEが登場すると予想する。

その理由を記します。

f:id:tkan1111:20191012095608p:plain

iPhone 11が標準機に昇格

昨年登場のiPhone XRは、ナンバリングモデルの廉価版というイメージだったが、今年はiPhone 11と名前を変え、こちらがナンバリングモデル=標準機となり、iPhone 11Proが文字通りプロモデル=上位モデルになった。

この変更により、廉価版iPhoneの位置を現在は旧モデルであるiPhone 8が担っているが、需要があるなら新モデルを開発してもおかしくない。

f:id:tkan1111:20191013102905p:plain

Appleの多モデル戦略

近年のAppleは、少数精鋭ではなく、多様な需要に対応するために、数多くのモデルを提供するようになっている。

iPadは4モデルあり、サイズがほとんど変わらないiPad AirとiPadを併売している。

f:id:tkan1111:20191012100912p:plain

Macは6モデル。MacBook AirとかぶっていたMacBookは販売停止になったが、ノートブック、一体型、デスクトップ型それぞれに標準機と上位機が用意されている。Macの市場はスマートフォンよりもかなり小さいにもかかわらず、Appleはこのラインナップを維持している。

f:id:tkan1111:20191012101019p:plain

スマートフォン市場が停滞している中、少しでも売り上げを伸ばすために、小型スマートフォンを復活させる多モデル展開は現実味がある。

カメラの数

今年登場のiPhone 11は2カメラ、iPhone 11Proは3カメラと、一台当たりのカメラの数が増えている。そのため現行iPhoneでシングルカメラ搭載のiPhoneがなくなっている。

スマートフォンでカメラ撮影のニーズは高いが、撮影用にデジカメを携帯する層も一定数いる。そういった人にはスマートフォンに高性能なカメラは不要だ。

シングルカメラのiPhoneとして、iPhone SEが復活してもおかしくない。

f:id:tkan1111:20191012102454p:plain

Touch ID

iPhone 11、iPhone 11ProはFace IDを搭載し、Touch ID搭載の現行モデルは存在しない。Face IDにはフルディスプレイのメリットはあるが、マスクをしていると使えない、持ち上げないと反応しないなど、Touch IDが優れている面もある。

Proモデル以外のiPadにもTouch IDを搭載するモデルが現存しているので、iPhoneでもTouch ID搭載モデルがあってもおかしくない。

f:id:tkan1111:20191012102811p:plain

iPhone 8の人気

旧モデルであるiPhone 8は5万円台と比較的安価なこともあり、今でも人気モデルだ。iPhone XRから値下げしたとはいえiPhone 11は74,800円からと、まだ高価だ。それほど性能を求めていないユーザーには5万円前後のモデルはありがたい。

f:id:tkan1111:20191012103713p:plain

Apple arcade

スマートフォンの売上高が伸びなくなっている現状、Appleはサービスに力を入れている。定額制ゲームサービスである「Apple arcade」もまもなく始まる。

Apple arcadeはAppleデバイスでしか動作しないので、サービスを拡販するためにはAppleのデバイスを広める必要がある。

気軽に買い換えることができる安価な新型iPhone SEはAppleのサービス拡販に貢献するだろう。

新型iPhone SE登場の可能性は高い

iPadで4モデル、Macで6モデルを販売する近年のAppleの多モデル展開を考えると、もっとも売り上げが大きいスマートフォンで2モデルというのはバランスが悪い。

スマートフォンの需要を喚起するためにも小型スマートフォンの発売は十分ありえる。

イベントではなく、年内または来年初頭にサイレントローンチで登場する可能性もあると思う。

 

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
Kindle Unlimited会員ならすべて無料、非会員の人にも99円からご用意していますので、お読みいただけると幸いです。感想もいただけたら感涙でございます。