早くもiOS 14
ソースコードが流出した新しいOS「iOS 14」にiPhone SE後継「iPhone 9」、次期iPad Proなどの新モデルが見つかったと、Appleの情報でおなじみの9to5Macが報じている。
- 早くもiOS 14
- iPhone 9はTouch ID搭載
- 次期iPad Proはトリプルカメラに3Dセンサーを搭載
- 次期Apple TVも
- 忘れ物防止タグ「AirTag」も登場
- 新モデルは用意されているが、、、
iPhone 9はTouch ID搭載
すでに製造が開始されたと言われる小型iPhone「iPhone 9(iPhone SE2という噂もある)は、Touch IDを搭載しているということだ。iPhone SEのTouch IDは第一世代だったので反応に少し時間がかかったが、iPhone 9には最新のTouch IDが搭載されるだろう。
Touch IDということは、iPhone SEがiPhone 5sと同じ外観なのと同様に、iPhone 9の外観はiPhone 8と同等、内部スペックだけがiPhone 11(またはiPhone XS)と同等になるのだろう。
iPhone 9は、一定数いる小型スマートフォンが好きなユーザーへの訴求と廉価版を好む層を狙っている。新しいデザインを設計するよりも、こなれたデザインを使うのが適当だとは思う。
次期iPad Proはトリプルカメラに3Dセンサーを搭載
次期iPad Proは、iPhone 11シリーズ同様にトリプルカメラを搭載するそうだ。iPadの望遠カメラで撮影するシチュエーションが想像できないが、「Pro」と名がつく以上、最新スペックにする必要があるのだろう。
ToF方式のセンサーも搭載されるそうだ。ToFは対象物までの距離を測定する技術で、ARの元になる3D画像を認識・表示するのに使われる。今年の新しいiPhone(iPhone 11S?)に搭載される噂がある。Appleはリアルな映像に情報を追加するAR技術にご執心で、このセンサーの搭載もAppleの長期戦略に沿っているのだろう。将来的には、Appleゴーグルみたいな新デバイスを考えているに違いない。
次期Apple TVも
長らくモデルチェンジされていないApple TVのリモコンも刷新するそうだ。現在のApple TVのリモコン「Siri Remote」のデザインは優れているが、前後を間違えやすく、またタッチセンサーなので誤動作することも多い。Apple TVはiPhoneでも操作できるので、リモコンは簡素でもっと安価な仕様でも良いと思う。
忘れ物防止タグ「AirTag」も登場
噂の忘れ物防止タグ「AirTag」もソースコードの中にみつかった。iOSからのセットアップ、ボタン電池内蔵などが明らかになった。
AirTagは、iPhone 11シリーズ内蔵のU1チップと連動して、財布などの忘れ物を防止に使ったり、室内で見つけやすくするアイテム。個人的には、一番忘れやすいものはiPhoneなので、AirTagの便利さがピンとこないが、財布や鍵を忘れがちの人には売れるかもしれない。
新モデルは用意されているが、、、
春イベントやWWDCに向けてiPhone 9などの多くの新モデルが用意されているが、新型コロナウィルスの影響でいつ発表されるか不透明になってきた。春イベントはおろかWWDCの中止も噂されている。イベントではなくサイレントローンチの可能性もあるが、ウィルス騒動による景気後退と工場の閉鎖で、予定通りに登場するかも怪しい。
Appleの新モデルの登場は、新型コロナウィルスの状況をにらみながら、発表のタイミングをうかがうことになりそうだ。