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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

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スマートロック「SESAME3」購入レビュー。Qrio Lockと徹底比較

SESAME3が届いた!

3月に注文して発送を待っていたスマートロック「SESAME3」がようやく届いた。

SESAME3は、スマホで自宅の鍵を解錠・施錠できるスマートロックと呼ばれるデバイスで、今年発売されたSESAME3は、過去モデル「SESAME」よりも小さく安価(5,800円)な製品となっている。

今まで使っていたQrio Lockとの比較しながらレビューします。

セットアップは簡単

セットアップは難しくない。電池蓋を開けて、絶縁シートを抜く。鍵に合うか確かめる。合わなければ調整する。最後にスマホアプリに登録する。これでOK。

鍵を挟む部分の調整ができるので、多くのタイプの鍵で活用できそうだ。

鍵を挟む部分の幅と高さ、本体の高さを調整できる。

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SESAME3のセットアップで一番気をつけなければいけないのは、ドアに装着する時だ。粘着テープで装着するので一度失敗すると、粘着が弱くなるので慎重に貼る必要がある。

ドアにSESAMI3を当ててみて、鍵がストレスなく解錠・施錠できる場所を探す。見つかったら、鉛筆やテープでその場所をマーキングする。

粘着テープのシールを剥がして、その場所に装着する。落ちないように30秒以上ドアに押し付ける。これでOK。

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シンプルなスマホアプリ

アプリはシンプルなので、ダウンロード・インストールしたあとは、見た目で使い方は大体わかる。

「セサミ」アプリを起動して、右上の「+」マークをタップして「新規デバイス」をタップする。Bluetooth範囲内にSESAME3が起動していれば、自動的に表示される。

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SESAME3を買うならWi-Fiユニットも一緒に買った方が良い。通常はスマホとSESAME3はBluetoothで通信するので距離は限定される。Wi-Fiユニットを使うと、インターネット経由で接続できるので、どこにいても鍵をコントロールできるし、誰が鍵を開けたら通知を受け取ることができる。Wi-Fiユニットは1,980円で安いので、一緒に買っておこう。

Wi-Fiモジュールには充電アダプタは付属していないので、別途用意する必要がある。あと、Wi-Fiモジュールは青いLEDランプが常時点灯しているので、設置場所によっては目につく。

アプリでできることはシンプルだ。施錠・解錠を1タップで可能だ。

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気になる反応速度は問題ないレベル。アプリを起動したときに1秒程度待たされることはあるが、タップした瞬間に解錠・施錠の動作に入るので不安はない。

少し気になるのは、動作音が少し大きいこと。モーターが動くから仕方がないし、Qrio Lockと音の大きさは変わらない印象。

Qrio Lockとの比較

スマートロックの定番「Qrio Lock」との比較。

まず違うのは大きさ。Qrio Lockの2倍程度大きい。つまみも大きくなるので使いやすい反面、設置場所に困るドアもある。大きいのでQrio Lockの方がずしりと重い。

Qruo Lockは表面がツルツルしているので油脂がつきやすいが、SESAME3は梨地仕上げなので指紋がつきづらい。

高級感はQrio Lockの方が好印象。つまみがシルバーなのが効いている。

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反応速度はSESAME3の方が速い場合が多かった。Qriok Lockも前モデルのように30秒待たされることはなくなったが、Bluetooth通信だと少し不安定なことがある。特にApple Watchからの動作だと失敗することが多い。Qrio LockにもWi-Fiユニットがあるが、Wi-Fiユニットで通信すると、Bluetoothよりも反応が遅く待たされることが多くなる。

アプリはSESAME3の方が細かいところまで作り込まれている。iOS版だと、ウィジェットに対応していてロック画面からでも右スワイプで解錠できる。

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「ショートカット」にも対応していて、NFCチップ(1枚は付属している)と連動させれば、iPhone(iPhone XS以降)を近づけるだけで、解錠・施錠ができる。

Qrio Lockは「ショートカット」に対応していないので、NFCチップと連動させてもアプリを自動に起動するだけで、1タップが必要だ。

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SESAME3を製造・販売しているCANDY HOUSEはベンチャー企業っぽいので、Qrioよりも細かいところまで手が届く印象だ。

懸念はサポート体制か

スマートロックに求められるのは、スマホやスマートウォッチで解錠・施錠をスムーズに行えることだ。SESAME3は基本をしっかりおさえていて、Apple Watchやウィジェット、ショートカットなど簡単に操作できる手段を豊富に用意している。

懸念があるとすればサポート体制か。ベンチャー企業らしく、ホームページやサポートページがあまり充実していない。例えば、SESAME3が販売されているのにホームページのトップには掲載されていないし、ブログも4月から更新がない。

ただ、これもベンチャーらしく小回りが良くて、メールで質問するとすぐに回答してくれるようだ。

あと、配送をAmazonに委託しているが、Amazonでの販売は行っていない。今後の拡販のためには販売網の充実も必要だと思う。

とはいえ、5800円という価格は圧倒的に安く、気軽にスマートロックを試したい人には最適の商品だと思います。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
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