スマートロック「SESAMEサイクル」
自転車の鍵をスマホで開けられるスマートロック「SESAMEサイクル」を購入した。ずっと気になっていたけど、最近自転車に乗ることが増えたので導入してみた。
実際に購入して使ったレポートをします。
導入まで
SESAMEサイクルは、SESAME公式サイトで購入できる。
注文したらすぐに届いた。Amazonみたいな段ボールに入っていた。
こんな感じで梱包されている。Amazonの梱包みたいにラップで固定されていない。
同梱物。本体の他に鍵が2つ、固定する金具がサイズ別に3種類、NFCタグが1枚。
鍵を閉めたところ。普通の自転車の鍵で力を入れなくてもスムーズに閉めることができる。SESAMEサイクルはスマートロックだけど、閉めるのは手動。自動なのは開けるときのみ。自動で閉めるにはモーターが必要だからというのもあるだろうけど、走っているときに誤動作で閉まったら大事故になるからだと思う。
電池ボックスをドライバーで開けたところ。赤く印字してある絶縁シートを外すと電源が入る。電源スイッチはない。電池が透明なボックスに入っている意味がよくわからない。絶縁シートが見えやすくしたかった? 本体の溝にカバーがはまるようになっているので、ネジで閉めれば防水になる。
セサミのアプリをインストールして、右上の「+」ボタンをタップする。
セサミサイクルを認識したら、タップする。
この画面が表示されたら完了。鍵を近づけたら、解錠できる。
鍵がない自由
スマートロックができることは、鍵の解錠・施錠とシンプルなものだ。セサミサイクルは施錠できずに解錠しかできない。それだけのことなんだけど、暮らしはかなり便利になる。
まず自転車の鍵を持ち歩かなくて済む(物理鍵でも解錠できる)。普通の錠だと自転車で出かけるときは、自転車の鍵を自宅から持っていかないといけない。
セサミサイクルなら外出先で駐輪した時も鍵を取る必要はない。自転車の鍵は小さいのでなくすのが心配だ。ダイアル式は番号を合わせるのが面倒だし、解錠した後ケーブルの置き場所にも困る。
解錠時に鍵を挿入しなくていいのも助かる。自転車の鍵を開けるには、いちいちしゃがまないといけないし、鍵を差し込んでひねるのも地味に面倒だ。
文字に書くと大したことないけど、鍵を持ち歩かないで自転車が使えることはとても自由な感じがするし、気軽に自転車に乗りたくなる。
これは玄関のスマートロックも同様で、鍵を持ち歩かない、鍵穴に差し込まない、これだけのことが生活を変えてくれる。
自転車に乗る人にはぜひおすすめしたい。