iPhone 14を買うべきか?
iPhone 14が発表された。すでに予約が始まっていて、買い替えようか悩んでいる人も多いと思う。あえてiPhone 14の欠点を理解することで、後悔しない判断をしたい。
iPhone 14を買うべきではない理由を挙げたいと思います。
変化がないデザイン
2年前のモデルであるiPhone 12との比較だ。カメラの配置とノッチの大きさ以外まったく変化がない。
昨年のiPhone 13との比較はさらに小さく、見分けがつかない。せっかく新しいモデルに買い換えるなら、違うデザインにしたい。
変わらないチップ
毎年チップが進化してきたiPhoneだけど、今年のiPhoneは初めて昨年のチップが搭載されて、新しいチップはProだけになった。半導体不足の影響なのか、Proとの差別化のためなのか。おそらくきっと来年はチップも変わるに違いない。
少ない新機能
今年のiPhoneは例年と比べて新機能が少ない。
主な新機能は、「衝突事故検出」と「カメラ性能」だけだ。センサーが一新されたことで実現した「衝突事故検出」は安心ではあるけど、車に乗らない人には関係がない。
例年と同様にカメラの性能は進化しているが、リアカメラはProと違いセンサーは変わっていない。チップも変わっていないので、根本的な性能は13のままだ。
フロントカメラにオートフォーカスが初めて追加されたのは良いが、それだけで買い替える動機にはなりにくい。
高い
円安の影響で、とにかく価格が高いと感じる。最低価格でも10万円超えの119,800円(税込)。大型ディスプレイ搭載のiPhone 14 Plusだと最低価格は、134,800円(税込)だ。昨年のiPhone 13の発表時の価格は、9万8800円だった。
円安がいつ解消するのかわからないが、わざわざ高い時期に買い換える必要はない。
バッテリー劣化が買い時
あえてiPhone 14を買うべきではない理由を上げてみた。ここ数年のiPhoneは毎年劇的進化をするわけではなく、一定のレベルを保ってきているので、この年が買い時のモデルというよりは、バッテリーを劣化してきたときが買い時だと思う。
新たな進化を経験したいなら、Proモデルを選ぶのも良い。常時表示ディスプレイにノッチがなくなったDynamic IslandもProだけの機能だ。価格は標準モデルより3万円高いけど。