小説とIT

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

MENU

Amazonプライムは、有料サービスへの入口

配送料値上げ

アマゾン・ジャパンが配送料の一部値上げを発表した。

www.itmedia.co.jp

注文額が2,000円未満の配送だけが値上げとなる。2,000円以上の配送、プライム会員は今まで通り無料だ。

お急ぎ便などの配送オプションも、プライム会員は今まで通り無料で、プライム会員の優遇が目立つ。

f:id:tkan1111:20180405081602p:plain

プライム会員の優遇

プライム会員を増やすのは全世界のAmazonが実施していることだ。Amazonプライムは、配送料が無料なだけはなく、Amazonプライムビデオ、Amazon Musicなどのサービスが一部無料で利用できて、日本だと年額3,900円とお得感がある。

Amazon.co.jp: Amazon Prime

f:id:tkan1111:20180405083549p:plain

有料サービスへの入り口

ただ、「一部無料」というのがポイントで、AmazonプライムビデオもMusicも、すべてが無料ではなく、新作ビデオなどは有料だし、すべての音楽を無料で聴くにはAmazon Music Unlimittedに新たに加入する必要がある(プライム会員なら、追加で月額780円)。

有料サービスであるAmazonプライムは、さらなる有料サービスのいわば「入口」になっている。

SpotifyやNetflixなどの成長により、音楽・動画配信サービスの競争は激しさを増す中、「本業」の物品販売でユーザーが最も気にする配送料を優遇することで、協業他社より優位な立場を維持しようとしている。

将来的は値上げもありえる?

Amazonプライムは、全世界のAmazonが実施しているが、国によってサービス内容と料金が大きく異なる。アメリカでは年額99ドルする。日本の3倍近い。

アメリカも当初はもっと安価だったが、徐々に値上げしていった。最近でも月額料金が約13ドルに値上がりした。

日本では、Netflix、Spotifyもアメリカほどは一般化していないので、今のうちユーザーを囲い込むために安価な料金に設定しているが、それらのサービスと勝敗がついたあとは、日本でも値上げされるかもしれない。

www.kantakayama.com