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12月8日にAppleが発表するのはM1搭載16インチMacBook Proである理由

今週に新製品が登場?

12月8日にAppleが新製品発表する噂が流れている。イベントの事前告知はないので、プレリリリースによるサイレントローンチになるのだろう。

噂が真実だとすれば、発表する製品が何か予想してみます。

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サイレントローンチする製品とは?

Appleの新製品というと、イベントでクックCEOをはじめ経営陣が熱意あるプレゼンで説明するのが印象深い。説明が必要な新しいカテゴリーの製品、iPhoneやM1チップ搭載MacBook Airのような重要製品はイベントで丁寧に説明されてから発売されが、全てのAppleの新製品がイベントで発表されるとは限らない。

過去にプレスリリースだけで発売された製品は、以前のモデルを改良した製品だ。CPUをアップグレードしたMac、ワイヤレス充電に対応した第2世代AirPodsなどが該当する。

開発が噂される忘れ物防止タグ「AirTags」は今回発表される製品と目されているが、AirTagsは新カテゴリーの製品なのできちんと説明が必要だ。

今回もサイレントローンチされる製品は過去の製品のモデルチェンジだと思われる。

なぜ12月に?

Appleが12月に新製品を発表するのはレアだ。アメリカでは11月下旬のサンクスギビングデーからクリスマスまでがホリデーシーズンであり、アメリカの個人消費の70%がこの時期に集中すると言われている。

今まではホリデーシーズン前にAppleは新製品を発表してクリスマスプレゼントの対象になるようにしていた。

Appleが12月に発売した製品は2017年のiMac Proまで遡る。iMac Proはその年のWWDCで発表済みだったので、半年後に説明もなくプレスリリースのみでようやく発売された。iMac Proの価格は55万円からで一般顧客向けではなく、クリスマスプレゼントには高価すぎる。

それ以前では、2013年12月にやはりプロモデルであるMac Proを発売している。評判が悪かった黒いゴミ箱型のMac Proだ。この製品も発売前からイベントで説明済みだった。

このように12月の発売される製品は、ホリデーシーズンに売れるような一般顧客向けの製品ではなく、プロユース向けの製品ばかりだ(しかも過去に説明済み)。

M1搭載16インチMacBook Proでは?

もし本当に12月8日に何かが発売されるなら、過去の製品のモデルチェンジで説明不要な製品であり、プロユース向けの製品だと予想できる。

その条件に該当するのはM1搭載MacBook Proだ。M1チップは11月に発表された13インチMacBook Proで説明済みなので、追加で多くの説明は不要だ。13インチ版と同様に16インチも過去モデルと同じ筐体で出てくると思うので、プレスリリースだけでも魅力は十分伝わる。

16インチ版MacBook Proは文字通りプロユースであり、クリスマスプレゼントには高価すぎる。13インチ版よりも16インチ版が遅れた理由は、M1チップの製造の関係か、16インチ版に使われる性能、例えば4ポートを制御できるチップの開発に時間がかかったと考えられる。

16インチと同じくIntel版が売られている4ポート版の13インチMacBook Proも同時に発売されるかもしれない。

12月8日に何が発表されるか発表されないか期待したい。

 
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