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生中継はAbema TVの生きる道。インターネットテレビと生中継の相性の良さ

「生中継はAbema TV」というブランド

先日、雨上がり決死隊の宮迫とロンドンブーツ1号2号の亮の会見をAbema TVで観た。Abema TVは全編ノーカットで中継した。

その前も、南海キャンディーズの山里と蒼井優の結婚会見もノーカットで中継していた。事件や会見があったとき、Abema TVをつければ、すべてを包み隠さず観ることができる。

ネットでは「なにかあったら、Abema TV」というイメージが浸透してきている。

Abema TVは、一週間に1000万人のアクティブユーザーを集める国内最大手のインターネット動画配信サービスになったが、年間200億円の赤字を計上している状況だ。

先行投資としてサイバーエージェントが赤字を補填できている状態が、いつまで続くかわからない。

この「生中継」はAbema TVを救う特効薬になるかもしれない。

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インターネットテレビと生中継の相性の良さ

宮迫の会見は2時間半に及んだ。それをノーカットで生中継できたのは、Abema TVがインターネットテレビであり、複数のチャンネルを保有しているからだ。

必要があれば、チャンネルを増やすことも容易だ。これは時間とチャンネルに制約がある地上波放送ではできないことだ。

生中継をそのまま流すリアルな番組は、歪曲や隠蔽を嫌うネットユーザーに好まれる。先日の中継でも亮が語った「テレビ局は吉本の株主」という下りをカットした民放や新聞社も多かったが(流したテレビ局もあった)、Abema TVではすべて流した。

こういった「何も隠さない」という姿勢が信頼に繋がり、「なにかあったらAbema TV」というイメージが構築されたのだと思う。

また、Abema TVにはコメント機能がある。視聴者がコメントを入力して中継画面と共に参照できる。コメント機能により、ひとりで自宅にいてもライブ感をもって鑑賞できる。

生中継をAbema TVで視聴する人が増えれば、地上波しか観ていなかった人にインターネットテレビを視聴する習慣がつく。ユーザー数が増えれば、有料会員が増加し、広告モデルが機能してくる。

黒字化は遠いが光明は見えてきた

生中継を流すことで、黒字化できるかはわからない。黒字化するには有料会費や広告などの売上を伸ばすことも大事だが、コストを減らす必要がある。

Abema TVはサイバーエージェントとテレビ朝日が出資している。Abema TVの番組の多くにテレビ朝日スタッフがかかわっている。だから、しっかりした番組作りができるとも言えるが、地上波テレビ並にコストも高くつく。

宮迫の会見も、テレビ朝日のアナウンサーがスタジオで司会をしていたし、カメラマンもテレビ朝日のスタッフだろう。インターネットに流すなら、もっと簡易なネットカメラで撮影可能だ。ネットカメラの画質も向上しているので、どこかで高コスト体質から転換する必要がある。

安く簡易に生中継できるようになれば、コストも抑えられるし、生中継を増やすこともできる。

どこでも簡易に視聴できるAbema TVは生活に不可欠なものになりつつある。Abema TVが存続するためには、生中継などでユーザーを増やしつつコスト削減も並行して、迅速に行う必要があると思う。

 

 

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