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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

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いつまでも登場しない新型AirPods Pro2のスペックを予測する

AirPods Pro2はどうした?

AirPods Proは2019年10月に発表されてからすでに2年半が経過しようとしている。モデルチェンジ期間が長かったMac MiniやiPad miniもしっかりと新型が発表されているので、Appleの主力製品の中でAirPods Proは長生きなモデルになっている。

AirPods ProはApple初のノイズキャンセリングイヤホンで、発売したときから今に至るまで大人気のモデルだ。現行スペックでも市場競争力は充分にあると思うけど、新しいモデルがそろそろ見たい。

新型AirPods Pro2のスペックを考えてみます。

短いステム

AirPods Proのステム(下に突き出た部分)は現代のイヤホンの中ではちょっと長い。ソニーのWF-1000XM4やAmazonのEcho Budsなどステムがないデザインが現代では流行りだ。以前はマイクで集音するためにステムを長くする必要があったが、マイク性能も改善されて、ステムを伸ばす必要がなくなった。長いステムは初代のAirPodsからの伝統だけど、新型AirPods Pro2は現代風のデザインに変わるのでは。

インターフェイス

AirPods Proの課題のひとつは、イヤホンでボリューム調整ができないことだ。Siriに命令することはできるが、できれば声を出さずにイヤホンで操作したい。

現代のイヤホンのインターフェイスは難しい。再生 / 一時停止、早送りと早戻し、ノイズキャンセリングのオン・オフ、ボリューム調整とやりたい操作はたくさんあるが、小さいイヤホンには操作ボタンを追加できるスペースがない。

ソニーのWF-1000XM4は感圧タップで音量調整もできるが、選択式になっていて、再生 / 一時停止、ノイズキャンセリングのオン・オフ、ボリューム調整のいずれかから選ぶようになっている。左右のイヤホンに個別の機能しか設定できないので、最大2種類の操作体系しか設定できない。

小さいイヤホンには難しいかもしれないが、感圧センサーとタッチセンサーを内蔵するなどして、この3種類の操作がイヤホンでできるインタフェイスを搭載してほしい。

体温センサー

最近のAppleはヘルスケアに熱心だ。Apple Watchには心拍数を計測できるセンサーが搭載されているが、ヘルスケアの最も基本的な要素である検温はできない。手首での検温は不安定だからだ。しかし、AirPods Proを差し込む耳なら、検温の場所に適当だ。コロナ禍で今までよりも検温は身近な作業になった。AirPods Proで検温ができれば、体調変化を早期に検知できる。

駆動時間の延長

AirPods Proの連続駆動時間は約4.5時間。テレワークやフルマラソンをに使うには、もう少し長いほうが嬉しい。第3世代AirPodsの駆動時間が6時間とAirPods Proより長いのはノイズキャンセリングなどのチップがないからだろう。小さいイヤホンにバッテリーを増量するのは難しいが、チップを刷新して省力化を進めて、連続駆動時間を伸ばしてほしい。

マルチポイント

AirPods Proは複数のデバイスに同時接続することはできない。

マルチポイント機能があれば、音が出力するデバイスに自動的に切り替えてくれる。AirPods ProはiPhoneやMacに自動切り替えして接続する機能はあるが、同時に複数デバイスに接続しているわけではないので、切り替えに時々失敗したり、切り替え作業が必要になったりする。マルチポイント機能があれば、Appleデバイス以外でも切り替えてくれるので、便利だ。

予想というより願望

予想というより願望かもしれないけど、AirPods Proに不足している機能を列記してみた。こうやって並べてみると、省力化は実現しそうだけど、その他の機能の実現は難しい気もする。小さいイヤホンに新たなセンサーを加えるのは難しそうだし、「自動切り替え」機能があるのでマルチポイント機能は搭載しないだろう。イヤホンで音量調整ができるようになると嬉しいけど、AppleはSiriで充分と考えていると思う。

色々制約はあるけど、筆者の予測を上回る斬新なイヤホンを期待したい。

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