2022年Q2決算
Appleが2022年度Q2決算を発表した。売上が前年同期比プラス8.6%で過去最高を記録した。利益も250億ドルと過去最高だ。
伸びるMac、縮むiPad
ハードウェアで最も伸びたのはMacで、前年同期比プラス14.6%。IntelからAppleチップへ移行するにつれて、売上が伸びている。Appleチップの高性能が評価されているようだ。
一方で、iPadはマイナス2.2%と全カテゴリーで唯一減少していて、前年同期比マイナス2.2%。Macと異なり、M1への移行がそこまでユーザーに受け入れられていない。iPadは、iPad miniからiPad Proまで豊富なラインナップを用意しているが、売上増加につながっていない。
AppleはiPadを次世代コンピューターと位置付けているが、iPadよりMacの売上が多い状況がずっと続いている。iPadとMacを統合する噂はずっと出ているが、Macをやめてしまうのは現時点では大きなリスクを伴う。
日本の売り上げ低下
過去最高の売上を記録した一方で、日本の売上だけ減少している。減少といっても、前年同期比マイナス0.2%とわずかで、昨今の円安が主因だろう。だが、外資系企業はドルベースで経営している。今までAppleはSuicaへ対応し、Apple Shoreも増やすなど日本への投資を継続してきたが、ドルベースの売上が減っている日本への投資が今後減っていく可能性がある。
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