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Appleの好決算の背後に潜むリスクは中国と新サービス

AppleのQ3決算

AppleのQ3の決算は、全体の売上は前年同期比で2%増の好決算だった。

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スマートフォンの販売停滞によりiPhoneの売上は10%減少したが、Apple Watchなどのアクセサリ部門とサービス部門が大幅に伸びて、その穴を埋めた。

その結果、全体の売上に対するiPhoneが占める割合は7年ぶりに50%を下回った。

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潜在しているリスク

iPhone頼りの経営から脱却しつつあるように見えるが、気になる点もある。ひとつは、中国市場。今回は4%減少と前期の22%減から大幅に改善しているが、売上を牽引する力強さの復活にはまだ時間がかかる見込みだ。中国の景気減速、米中の貿易交渉の進展も不透明だ。

もうひとつは、サービス部門。Apple Musicなど既存サービスは伸びているが、減速してきている。Netflixの停滞にもみられるように、動画配信サービス市場も飽和状態になりつつある。競争が激しくなれば、値下げ競争もはじまる。

いくらAppleブランドが強力とはいえ、コンテンツが同じならインターフェイスと価格しか差別化できない。Appleのレンタル映画料金は、他のサービスより割高だ。

この秋にはじまる新サービス「Apple TV+」では、自社制作の映画の出来と価格に注目が集まる。

ここで失敗するとiPhoneの穴をサービスで埋めるAppleの戦略に黄信号が灯る。特に今年のiPhoneは前モデルとあまり変わらず、2020年モデルで刷新すると言われていて、販売がさらに落ち込むリスクもある。

 

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