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順調すぎるApple Q3決算。iPhoneの売上比率が5割を切る

過去最高のApple決算

Appleの2021年度第3四半期の決算は、前年同期比プラス36%と第3四半期では過去最高の売上となった。

iPhoneの売上が1.5倍と大きく伸びたが、それ以外のカテゴリーも2桁成長で、全カテゴリーで大きく伸びた。

特にApple MusicやApple TV+などのサービスがプラス36%と急成長して、iPhoneの売上比率は49%と50%を割った。

近年のAppleはiPhone依存から脱却するために、iPadやApple Watch、利益率が高いサービスに注力してきたが、その目的は順調に達してきている。

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グラフで見ると、今年度のQ1以降Appleの売上が一段高くなっているのがわかる。Appleチップへの移行を進めているMacの売り上げも前年同期比プラス16%と伸びているので、Appleの変革はユーザーに受け入れられているようだ。

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順調すぎるAppleの課題は?

全カテゴリーで最高の業績を記録したAppleの決算。順調すぎて、当面の課題はなさそうだ。iPhoneが売れて、それにつれてAirPodsなどの周辺機器も売れ、サービスの加入者も増える。iPhoneを中心としたエコシステムは本当に強固すぎる。

次に目指すのは、このエコシステムの範囲を広げることだろう。既存のデバイスでは、劇的にエコシステムを大きくすることは難しい。最近発売したAirTagは新カテゴリーの製品だが、売上が爆発的に増えることはない。

エコシステムを一気に広げるには、まだAppleが着手していない分野、例えば家電や噂ばかり先行するApple Carへの進出が必要だと思う。

Appleは絶大なブランドを背景にファッション分野に進出しても面白いかもしれない。

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