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Apple Carはサブスクサービス? Apple Carの現状を考える

2025年にApple Car登場?

早ければ2025年にApple Carが発売されるとBloombergが報じている。Apple CarはAppleが開発していると噂されている電気自動車(EV)で、今まで規模が縮小したとか自動車メーカーに製造を依頼したとか様々な噂が流れた。Appleは噂について一度も言及していないが、多くの自動車関係者がAppleに転職しているので、開発しているのは間違いなさそうだ。

Apple Carの噂が出てから随分日が経つ。自動車業界の現状とApple Carのポジションを考えてみます。

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巨大市場である自動車産業

自動車の総生産額は全世界で3兆ドルを超えていて、消費者向けの産業では世界最大だ。ここにAppleが参入する第一の理由がある。わずか1%のシェアでも300億ドルにもなり、iPhoneの生産額を上回る。飽和状態になりつつあるスマートフォンの次にAppleが成長するためには新たな巨大産業への参入が不可欠だ。

Appleが自動車産業に参入するもう一つの理由がEVの存在だ。長い歴史があるレシプロエンジンは既存の自動車メーカーが特許を多数保持しているので、これから参入するのは容易ではない。EVは歴史がまだ浅く、テスラを見てもわかるとおり新規参入が可能な分野だ。EVは走るコンピューターと言われていて、ふんだんに使われているIT技術は、Appleの得意分野だ。

加速するEV

生命の安全に関わる自動車開発には慎重さが求められるので、開発に時間がかかる。

だが、Appleに残された時間はそれほど長くない。カーボンゼロを合言葉に各国がエンジン自動車からEVへの転換を積極的に進めているからだ。各国が2030年から2050年にガソリンエンジンを全廃しようとしている。

テスラは普及価格帯のEVの開発を進めていて、10年以内にはEVの覇権を握るメーカーが決まると言われている。

Appleとしては遅くても5年以内に参入したいところだ。2025年に発売できたら、良いタイミングだと思う。

Apple Carはサブスクサービス?

自動車の販売は開発すれば終わりではない。スマートフォンよりはるかに大きいので製造、運搬、そして販売するディーラー、修理・整備できる整備工場などが必要だ。全世界でそれらの設備を用意するにはとてつもなく時間がかかる。製造は他の自動車メーカーに委託することはできるが、販売網の構築はなかなか難しい。自動車を並べて展示する設備も必要だ。最近はホンダなどがネット販売を始めたが、数百万円もする商品をネットで買う人は限られるだろう。

そこでApple Carはサブスクサービスで提供されるという憶測が生まれる。購入するのではなく、レンタカーのように借りるだけなら設備投資の負担は減る。カーシェアリングのようなサービスなら、街の駐車場にApple Carを止めておけば良い。

ユーザーが所有しているわけではないので、整備も計画的にAppleが行うことができる。

しかもAppleが目指すのは完全自動運転らしい。運転する喜びを感じるものではなく、利便性が重要視されそうだ。

サブスク加入者は、予約したApple Carの元へ赴き、行き先を入力する。あとは座席でiPhoneでもiPadでも操作していれば目的地へ到着する。

無人での運転が許されるようになれば、予約した日時にApple Carが自宅に来てくれるかもしれない。

新しい交通インフラになる?

Apple Carは従来の自動車のように「所有する」ものではなく、新しい交通インフラとして提供される可能性はある。

環境のことを考えるなら、所有するよりも共有する方が未来的だ。

ただ、Appleブランドの製品を「所有する喜び」というものがAppleを支えてきた。そういったユーザーにはApple Carを販売するのか、それとも環境問題を考慮して、新たな価値観の創造という方向へ進むのか注目だ。

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