iOS 12.2にアップデート
春イベントで発表されたApple News+に対応するため、iOS 12.2が登場した。最近のアップデートには珍しく、いくつかの目に見える変更点があった。
日本で関係しそうな主な変更点は、こちら。
- 4つのアニ文字を追加(フクロウ、イノシシ、キリン、サメ。IKEAサメによせた?)
- コントロールセンターのTVコントロールが変更
- スクリーンタイムで休止時間を曜日毎に設定可能
- Safariのアドレスバーに文字を入れた瞬間に検索候補を表示
この中でTVコントロールを紹介します。
アイコンが変わった
見た目で変更がわかりやすいのはコントロールセンターのアイコンだ。コントロールセンターを表示するにはiPhone X系なら画面右上端から下へスワイプする。今まではApple TVそのものアイコンだったが、テレビのリモコンのようなアイコンに変更となった。アイコンを変更した理由は、Apple TVだけではなく、AirPlay 2対応の他社のデバイスも操作できるようになったからだ。
リモコンも変わった
アイコンをタップすると、Apple TVのリモコンような画面が表示される。以前の画面に比べて格段に便利になっている。なんとApple TV用のアプリ「Remote」より高機能だ。
TVコントロールには検索ボタンがある。Apple TVを起動してタップすると全体の「検索App」画面に移行する。この「検索App」は、どの画面からも即座に検索できるが、検索対象は対応している全てのアプリだ。
たとえば映画を検索すると、「iTunes Movie」だけではなく「Amazon Prime」や「Netflix」も対象になる。Amazon Primeを見ているときでも、Amazon Primeだけの検索はできない。
ロック画面から動画を操作
Apple TVもtvOS 12.2にアップデートすると、ロック画面で動画をコントロールすることができる。今まではiPhoneのロックを解除しないと操作できなかったので、この機能はとても便利だ。左のリモコンアイコンをタップすると、TVコントロール全般が操作できる。
コントロールセンターに慣れよう
どれぐらいの人が使っているかわからないが、コントロールセンターは慣れると便利だ。カメラを使いたい時もすぐに起動できる。今回のアップデートをきっかけに、使っていない人は一度試してみよう。