宝島社より 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」 が発売になりました。私にとっては初の商業出版になります。
自分の小説が本屋に並ぶという中学生からの夢がようやく実現します! 興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

MENU

Apple WatchでSuicaするための9つの注意点

Apple WatchでSuica

Apple Watchを使って便利なことのひとつはApple Payが使えること。iPhoneを取り出さなくても電車にも乗れるし、買い物もできる。

特にSuicaをエクスプレスカードに設定すれば、Apple Watchをかざすだけで他の操作は一切いらない。

便利なSuicaだが、Apple Watchで使う際に気をつける点がいくつかあるので、記しておきます。

f:id:tkan1111:20190222083202p:plain

1枚のカードをiPhoneと併用できない

Suicaは1つのデバイスにしか登録できない。iPhoneとApple Watch両方でSuicaを使いたければ、2枚のSuicaカード(物理的か電子的かどちらでも良い)が必要だ。他のクレジットカードはApple WatchとiPhoneの両方で同じカードが使えるので、混乱しやすい。

iPhoneのアプリ「Suica」で登録できる。Apple Watchに転送したSuicaカードの左上には「Apple Watch」マークがつく。

f:id:tkan1111:20190222083555p:plain

iPhoneからApple Watchにカードを追加(転送)するには、iPhoneのアプリ「Watch」の「WalletとApple Pay」から行う。

f:id:tkan1111:20190222083905j:plain

必ずエクスプレスカードに設定する

エクスプレスカードはサイドボタンをダブルクリックしなくても、かざすだけで使うことができる。エクスプレスカードに登録できるのはSuicaだけなので、必ずSuicaを登録しよう。

f:id:tkan1111:20190222084057p:plain

左手で十分

Apple WatchのSuicaで電車に乗るのに、自動改札機が右側にあるのでApple Watchが左手だと使いづらいという話がApple Pay開始時からあるが、筆者の感覚では左手でも十分使える。左手を少し伸ばすだけで、自動改札機にふれることができる。

もちろん右手への装着に慣れたのであれば、それでも問題ない。

電源オフ・省電力モードでは使用不可

Apple Watchの電源を切っている時、省電力モードの時はSuicaを使えない。iPhone XSなど最新iPhoneにはある「予備電力機能付きエクスプレスカード」機能はApple Watchにはない。「予備電力機能付きエクスプレスカード」機能があれば、バッテリーが切れても5時間はSuicaが使える。

f:id:tkan1111:20190222090426j:plain

オフラインでもSuicaは使えるが、チャージはできない

ネットに繋がっていなくてもApple Payを使うことはできる。iPhoneを自宅に置いて外出してもApple Watchがあれば電車に乗れる。

ただし、チャージはできない。Cellular版ならApple Watch単体でもチャージは可能。watchOS 5からApple Watch単体でもWi-Fi設定ができるが、認証が必要な公共ネットワークには接続できない。Apple Watch単体で電車に乗る際は残高に注意。

f:id:tkan1111:20190222090350p:plain

Apple WatchではApple Payでしかチャージできない

VISAはApple Payで使えない。三井住友のVISAカードを使っている人もいると思うが、あれは三井住友カードのiDを登録して使っているので、Apple Pay内でVISAを使っているわけではない。ちょっとややこしいが。

Apple WatchのWalletにあるチャージ機能はApple Payしか対応していないので、MasterやJCBなどApple Payに対応したカードを登録していないとApple Watch単体ではチャージできない。

f:id:tkan1111:20190222091553j:plain

Apple WatchからではApple Payでしかチャージできないが、iPhoneのアプリ「Suica」からならVISAのクレジットカードからでもチャージできる。

f:id:tkan1111:20190222091435p:plain

Apple Pay対応のカードを登録していれば、Apple Watch単体でもチャージできる。そのためにはiPhoneではなくApple WatchにApple Pay対応のカードを登録しないといけない。

f:id:tkan1111:20190222092315p:plain
f:id:tkan1111:20190222092328p:plain
f:id:tkan1111:20190222092337p:plain

オートチャージができるのはビューカードだけ

Apple Watchだけではないが、指定の残高以下になった場合自動で自動でチャージする「オートチャージ」機能を使うには普通のクレジットカードではだめで、ビューカードではないといけない。

f:id:tkan1111:20190222094359p:plain

コンビニ・駅売店では「Suicaで払う」と言うだけ

エクスプレスカードに登録しておけば、コンビニなどで払う時は「Suicaで払います」と店員に伝えて端末にApple Watchをかざせばよい。サイドボタンをダブルクリックする必要はない。マックスバリュやローソンにあった古い端末ではApple Watchを二度かざさなければいけなかったが、最近はみかけない。

f:id:tkan1111:20190222095930p:plain

かざすだけでは使えない自動販売機がある

複数の電子マネーに対応している場合、エクスプレスカードにSuicaを設定していてもApple Watchをかざすだけでは購入できない。サイドボタンをダブルクリックしてSuicaを選択してからかざす必要がある。

f:id:tkan1111:20190222093141p:plain

まとめ

Apple WatchのSuicaでの支払いは、おそらく最も簡単迅速な決済方法だろう。何の操作もいらないので、最近流行りのQRコード決済などとは比べ物にならないぐらい便利だ。

時にSuicaビューカードをメインカードとして使っている人はオートチャージもできるし、ポイントと貯まるので、Suicaを使う理由のためだけにApple Watchを購入しても良いと思います。