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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

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ついに登場した新型AirPods。進化した点、進化しなかった点を検証

新AirPods 2登場!

Appleのサイレントローンチ第3弾は待望の新型AirPodsだった。初代発表から2年半、本当に長かった。

しかし、今回の連続サイレントローンチには驚いた。イベント以外の話題作りとしては、大成功だったように思う。

さて、筆者も個人的にずっと待ち望んでいたAirPodsの新型は、どこが進化して、どこが変わらなかったか、過去の噂や要望を元に検証してみます。

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ワイヤレス充電

公約通り、新型AirPodsはワイヤレス充電に対応した。

iPhone同様Qi充電に対応したので、サードパーティ製のQi充電マットの上で充電できる。外観における唯一の変更点であるケースのインジケーターが点灯して充電状態を知らせてくれる。

充電にかかる時間と充電可能なワット数は公表されていないが、iPhoneと同じ7.5W充電だろうか。

ちなみに、開発していると噂されていた純正の充電器AirPowerは、新型AirPodsの登場と共にAppleのサイトから姿を消した。もしも存在するなら今回が発表の絶好の機会だったので、今後の登場はかなり期待薄だ。

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新型AirPods登場と共に、この画像が消された

マルチポイント

複数のデバイスと同時に接続し、デバイスを切り替えることなく音楽を楽しめる機能がマルチポイントだ。初代AirPodsはiPhoneで音楽を聴いていて、Macで動画を鑑賞する時は手動で切り替えないといけない。

新型では改善してほしかったけど、どうやら変わっていないようだ。その代わり、新しく搭載したApple H1ヘッドフォンチップにより、デバイス間の切り替え速度が約2倍になった。

手動で切り替えるのは変わらなそうだけど、イライラは少し緩和されそうだ。

ボリューム調整

AirPodsでボリュームを調整するには、iPhoneやApple Watchで操作するか、Siriに頼まないといけない。通常のワイヤレスイヤホンにあるボリュームを調整するボタンがAirPodsにはない。不便だから新しいスイッチがつくかと思ったが、イヤホンの外観には一切変更ない。

その代わりではないが、新型AirPodsは「Hey! Sir」で応答するようになった。Siriに命令すれば、AirPodsに触れることなく、ボリュームを調整できるようになった。

ただ、マイクの性能が変わらないと、屋外で使用する場合の認識率が気になるところ。

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完全防水

防水機能の変更はなさそうだ。SONYのワイヤレスイヤホンは水泳でも使えるので、雨天で安心して使えるようにしてほしかった。

ノイズキャンセリング

他のイヤホンでは定番になるつつあるノイズキャンセリング機能だが、新型AirPodsには搭載されていない。

バッテリー性能の向上

連続通話時間は最大2時間から3時間に伸びた一方で、音楽などの再生時間は最大5時間と変わっていない。

フルマラソンに使用するには、ぎりぎりの連続使用時間だ。ライバルと比較して短くはないけど、改善してほしかった。

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急速充電

少し前に急速充電に対応する噂があったが、充電時間の変更もないようだ。15分の充電で最大3時間の再生時間も変更がない。

ブラックモデル 

こちらも噂にあったブラックモデルと滑りづらいコーティング加工も存在しなかった。iPhone XRのカラバリなど、最近のApple製品は多色展開が当たり前になってきているのに、今回もAirPodsはホワイトのみ。価格が安い製品のカラバリは用意しない方針なのだろうか。iPhoneやApple Watchと合わせてスペースグレイモデルがあっても良いと思うけど。

とにかく発売されてよかった

このまま秋まで発売されないかもしれないと危惧していたので、新型が発売されてまずはよかった。ワイヤレス充電に対応したが、それ以外の性能の進化はわずかだ。ノイズキャンセリングや防水など他社に追いついていない点も多い。

とは言え、Apple製品との親和性の高さ、コンパクトな外観など、魅力的な製品なので、やっぱり買い替えてしまうけど。