上位版AirPods
今年3年ぶりにモデルチェンジしたばかりのAirPodsに上位版が登場する噂が出ている。9月10日のAppleのイベントで、ノイズキャンセリングと防水機能がついたAirPodsが発表されるというのだ。
信憑性を考察します。
ノイズキャンセリング搭載できるか?
ノイズキャンセリング機能は最近のイヤホンでは定番の機能だ。Boseは2020年にノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホンを発売すると発表している。
現在、世界最小のノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホンは、SONYの「WF-1000XM3」。大変な人気で店舗によっては品切れとなっている。
AirPodsにノイズキャンセリングを追加できれば、世界最軽量のイヤホンになるが、可能だろうか。2代目AirPodsはマイクも高性能化されているが、WF-1000XM3には2つのマイクを搭載している。
AirPodsのイヤホンは片耳4g、WF-1000XM3は8.5gある。AirPodsの方がダントツに軽いのだ。同じ形状でノイズキャンセリング機能を追加できるか、その性能は定評があるSONYやBOSEに匹敵できるか、ちょっと疑問ではある。
防水は?
上位版AirPodsは防水に対応しているという。ノイズキャンセリング機能と異なり、防水には対応していてもおかしくない。Appleは公言していないが、初代からAirPodsは水に強い。水没してもきちんと使える実験結果がいくつもでている。
防水に対応するメリットも多くある。AirPodsはランニングなどスポーツに使用する人が多い。形状から水泳に使うのはリスクが高いと思うが、Apple Watchが水泳に対応していることを考えると、イヤーフックを併用することでAirPodsが水泳にも使えるかもしれない。
上位版AirPodsでは、防水に対応したときちんと公開する可能性は高い。
ノイズキャンセリング機能がないのに上位版?
ノイズキャンセリング機能が付加できないなら、現行モデル以外に上位版を追加する意味はかなり低い。すでに実現している防水対応ぐらいなら、通常モデルの変更で良い気がする。
本当に上位版がでるなら、ノイズキャンセリング機能に対応している可能性が高い。そのときは、既存のAirPodsと形状も異なっている。