2022年の執筆
今年の小説執筆は、長編小説を二作品、中編を二作品、初めて実用書を一冊の合計五冊を出版しました。今までで最も多かったですね。
今年は昨年末に出版した「ふたりの余命」を多くの方に読んでいただき、ロマンス部門で長らく1位を維持しています。
「ふたりの余命」から著者を知ってくれた人が他の書籍も読んでくれたようで、読者数が飛躍的に増えました。本当にありがとうございます。今年一番嬉しかったことです。
年の瀬なので、今年出版した作品を振り返りたいと思います。
四度目のF
女子高生の恋愛小説「四度目のF」を出版したのが今年の春でした。春っぽい内容ですね。おかげさまで多くの方に読んでいただいています。一目惚れした女子高生の恋を何年にもわたって追いかけるのは楽しかったです。様々な女性を描くのも勉強になったなあ。
ちなみに「四度目のF」にでてくる人物名は、ある法則に基づいています。それが裏テーマになっているので、よろしかったら探ってみてください。
AirPods Proのすべて
著者初の実用書「AirPods Proのすべて」を出版したのも今年。本ブログの中から、AirPods Pro関連の記事をまとめて本にしました。
ブログの記事を書籍にしたらどうなるだろうと試しにつくってみました。AirPods Proを使っている人、買おうかどうしようか検討している人におすすめです。
アインの追憶
著者初のSF小説である「アインの追憶」を出版したのは、7月1日でした。
中編小説なので、短い時間で気軽に読むことができます。廃炉で放射性物質「デブリ」を集めるアインの悲しくも強い物語です。多くの方に読んでもらっています。
昔から「ドラえもん」が好きで、SFはいつか書いてみたいと思っていたところ、名作「星を継ぐもの」などに刺激を受けつつ書いてみた物語です。手塚治虫っぽい感じもします。
雪の愛した物語
同じく中編小説「雪の愛した物語」も出版しましたね。こちらは著者の中では純文学に近い作品で、Amazonではあまりウケないだろうなと思っていましたが、着実に読んでもらえています。東京で働く孤独な女性が主人公で、江戸時代の冒険譚と並行してストーリーが進行します。
女性の方に読んでもらいたい小説です。
ニューバースの夜明け
今年最後に出版したのが「ニューバースの夜明け」です。「箱の中の優しい世界」の続編で、「箱の中」の前日譚である「Ork」と繋がっています。
パンデミックや電力危機、日本経済の凋落とリアルな現代に近い世界を舞台にしています。政治や経済みたいな大きなものにはあまり近寄らないようにしてきましたが、コロナ禍以降、色々と思うことがあったので、批判も承知であえて取り上げてました。
出版していない長編も
今年は、まだ出版していない長編小説を一作、短編四作を書き上げました。短編のうち二作品は「ふたりの余命」のスピンオフで、連作短編集になる予定です。年内は全部で五作品のうち二作品が完成しました。かなり良い出来だと思いますが、短編集を出版したことがないので、評価が気になるところです。来年には出版したいなあ。
おかげさまで、今年は多くの作品を書き、また多くの人に読んでいただけた良い年になりました。
来年も何卒よろしくお願いします。