AirPods Proを探す仕組み
iOS 15から無くしたAirPods Proを探す仕組みが変更になった。iPhoneからBluetooth接続できる場所にAirPods Proあれば見つけられるのは今まで通りだが、AirTagのように他のAppleデバイスの範囲内にAirPods Proがあれば位置情報を更新してくれる。この機能により、外出先でAirPods Proを落としても見つけやすくなった。
ちなみに、この機能が使えるのは、AirPods ProとAirPods Max、AirPods(第3世代)だ。初代と2代目のAirPodsは対象外。
いざという時のためにAirPodsを探す設定と探す方法をご紹介します。
AirPodsを探す設定
- iPhoneの「設定」を開く
- 「Bluetooth」をタップする
-
「接続済み」横にある マークをタップ
-
「”探す”ネットワーク」をオンにする
AirPodsを探す方法
探す
近くにAirPodsがあるか見当たらない場合は、「探す」が使える。
AirPodsを探すためには「探す」アプリを開く。近くにある場合は、「探す」をタップすると、iPhoneから信号を飛ばして探すことができる。探せるのはBluetoothで接続できる範囲が対象だ。
このような画面になり、遠いと「離れています」と表示されるので、うろうろしてみる。
近くにあると「近いです」と表示される。かなり接近すると「ここ」と表示される。AirPodsにはU1チップが搭載していないので、どこにあるか方角はわからない。
サウンドを再生
AirPodsから音を鳴らして、場所を特定する。こちらもBluetoothで接続できる範囲が対象。
- 「探す」アプリから「AirPods」→「サウンドを再生」をタップ
-
大きな音がするので、イヤホンを耳から外して「サウンドを再生」をタップ
- 「ピピピ」という音がイヤホンからする。イヤホンをケースに装着していても聞こえるぐらいのボリュームだ
通知
無くしてからは遅いけど、紛失防止のために「通知」を設定しておこう。イヤホンを置いたまま離れると、通知してくれる。
- 「探す」アプリ→「AirPods」→「通知」にある「手元から離れたときに通知」をタップ
- 「手元から離れたときに通知」をオンにする。自宅などよくいる場所を除外できる。自宅は自動的に設定されるはず。それ以外の場所でAirPodsのイヤホンを置いて席を外すとiPhoneに通知が飛ぶ
紛失としてマーク
すでに紛失してしまったら、紛失モードを活用する。
- 「探す」アプリ→「AirPods」→「紛失としてマーク」を「有効にする」をタップ
-
紛失モードに入る。
検出時に通知:他のAppleデバイスと接続し、位置情報が使用可能になったら通知される
”探す”をロックにして保護:他の人が”探す”を利用できなくなる
メッセージを残す:AirPodsを見つけた人に電話番号やメールアドレスを通知する
(おまけ)iPhoneを探す設定
- iPhoneの「設定」を開く
- 上部の自分の名前をタップ
-
「探す」をタップ
-
「iPhoneを探す」をタップする
「iPhoneを探す」をオンにする。オフラインでも探す場合は「”探す”ネットワーク」をオンにする。バッテリー残量が少ないときにiPhoneの位置情報を送信する場合は「最後の位置情報を送信」をオンにする
いざというときのために
なくしてから困る前に「探す」の設定をしておこう。無くした場合も焦らず、まずは「探す」と「サウンド再生」で近くにないか確認する。それでも見つからない場合は、最後に接続した場所の地図を確かめて、それでも見つからなければ、「紛失モード」をオンにしよう。