小説とIT

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

MENU

執筆やテレワークに最適なファミレス比較【2022年6月版】【デニーズ / ガスト / ジョイフル】

たまにファミレス

テレワークや執筆は自宅でもいいけど、たまにはランチも兼ねて外のお店に行きたい。お店で長居がしやすく、食事ができるのがファミレスだ。最近は、テレワークを推奨しているファミレスもある。

ファミレスといっても色々とあるので、関東関西に多い「デニーズ」、すかいらーくグループ代表で「ガスト」、九州に多く最近関東関西でも店舗数を増やしている「ジョイフル」の中で、どのファミレスがテレワークや執筆に最適か比較してみます。

Wi-Fi

  • デニーズ:FREE Wi-Fi PASSPORT(無料。要ログイン。利用時間無制限)
  • ガスト:Free Wi-Fi(無料。ログイン不要。60分間)
  • ジョイフル:ジョイフル Free Wi-Fi(無料。ログイン不要。利用時間無制限)

テレワークにはインターネット接続できるWi-Fiが不可欠だ。3つのファミレスすべてで、Wi-Fiが無料で使える。全店舗ではないが、ほとんどの店舗で対応している。

デニーズ

「デニーズ」のWi-Fiは、利用時間無制限だが、携帯電話番号などでログインが必要だ。最初のログインは面倒だが、利用時間は無制限なので、何度もログインする必要はない。

ガスト

すかいらーくグループのファミレス「ガスト」のWi-Fiは無料で電話番号などのIDを用意する必要はないが、60分に一回切断される。突然切断されるので、ネットを使用していると、いきなりロードされなくなるのでびびる。

ジョイフル

九州に多いファミレス「ジョイフル」のWi-Fiも無料だ。ログインも不要で、SSIDとパスワードをPCやスマートフォンに保存しておけば、自動的に接続できる。利用時間も無制限なので、まるで自宅のようにネットが利用できる。

3つのファミレスの中で、ログイン不要で時間無制限のジョイフルが一番使い勝手が良い。

ネット接続で肝心な速度だけど、店舗の環境や使用状況に応じて変わるので、比較はなかなか難しい。個人的な感想では、ソフトバンクが運営するFREE Wi-Fi PASSPORTを提供しているデニーズが一番安定している気がする。ジョイフルはログイン不要な反面、さまざまな人が接続してしまうからか、たまに繋がらないことがある。

電源

PCを使うのに電源があると安心する。以前はファミレスの電源を使うのは違法みたいな雰囲気があったけど、最近は各社積極的に電源設置をPRしている。

  • デニーズ:320店舗中216店舗
  • ガスト:ほぼ全店
  • ジョイフル:ほぼなし

デニーズ

デニーズでは、320店舗中216店舗で電源が使える。電源が使えない店舗は東京に集中している。店舗検索で確認できるので、行く前に確認すると良い。

ガスト

ガストではほぼ全店で電源が使える。かなり多くの座席で使えるようになっていると思う。ただ、テレワーク用の1人シート以外は、座席の背もたれ部分に電源がありケーブルの取り回しに苦労することがある。

ちなみに同じグループのジョナサンの各店舗でも電源が使える。

ジョイフル

ジョイフルでは電源が使える座席はほとんどない。椅子の下や柱に、掃除用のコンセントがたまにあり、近くにあれば自由に使って良い。

1人席

混んでいるときは大きな席を1人で占有するのは気が引ける。1人席があれば他の客の邪魔にならないし、集中できる。

  • デニーズ:テレワーク用席があるが4店舗のみ
  • ガスト:都内に数店舗
  • ジョイフル:なし

デニーズ

デニーズでは4店舗のみにテレワーク用席が用意されている。中でも幡ヶ谷店は完全防音のブースも用意されている。個室は平日1時間330円で使える。ファミレスというより、普通のワーキングスペースだ。

ガスト

ガストは1人用カウンターやボックス席を用意している店舗がある。カウンター席はあまり落ち着かないけど、個人ボックス席は適度に閉鎖されていて、かなり快適。

ただ、対応店舗数は少ない。カウンター席は都内を中心に50店舗弱、個人ボックス席は20店舗前後しかない。カウンター席は今後増えるらしいが、個人ボックス席は積極的に増やす感じではなさそう。設備投資がかかるからだろう。

ジョイフル

ジョイフルに1人席は多分ない。みたことがないし、ネットでも情報がない。ジョイフルは比較的古い店舗が多く、改装されている例も少ないので、テレワーク用の席はなさそう。空いていれば、広い席が存分に使える。

ドリンクバー

照れワークのお供といえばドリンクバーだ。長く働いていると、たくさんの種類のドリンクがあると飽きない。

  • デニーズ:あり。50種類以上
  • ガスト:あり。30種類以上
  • ジョイフル:あり

デニーズ

デニーズでは50種類以上のドリンクが提供されている。コールドドリンクはコカコーラ製のマシンが用意されている。コカコーラゼロがあるのが珍しいかな。興味深いのは、セブンカフェがあること。当然飲み放題なので、セブンカフェ中毒の人には最適。紅茶はティーバッグが用意されている。

ガスト

ガストは50種類以上のドリンクが用意されている。コールド・ホットドリンクのマシンはコカコーラ製。全店舗かわからないけど、以前あったドクターペッパーがスプライトに変わった。スプライトがあるドリンクバーも珍しい気がする。コーヒーは挽きたてのドリップ式。他にも抹茶ラテなどが楽しめるコカコーラ製のマシンも併設している。

特筆すべきは、トロピカルアイスティやアイスコーヒー、六条麦茶が用意されていること。これらはマシンではなく、すぐに注ぐことができるので、忙しい時にはピッタリ。仕事をしていると、機械を操作して飲み物が出来上がるのを待てないことがある。

そういうせっかちな人にはガストは最適だ。

ジョイフル

ジョイフルは「ジョイカフェ」としてドリンクバーを提供している。ガストと同じコカコーラ製のホット・アイスのマシンがある。全店舗ではないかもしれないけど、店舗によってはリアルゴールドがあるのは面白い。多分、他のファミレスにはない。

デニーズ・ガストと違うのは、ティーバッグが用意されていないこと。紅茶はマシンのみの供給となる。以前はティーバッグの店もあったと思うけど、最近は見当たらない。

テレワークには時間節約が大事なので、マシンを操作しなくてもすぐに飲めるガストが優れている。ティーバッグもあれば、六条麦茶などドリンクバーとしては変わった飲み物もある。

最適はガストか

執筆やテレワークに限定して考えると、ファミレスではガストが最適だと思う。1人ボックス席の数は少ないが、電源とドリンクバーの充実は他のファミレスより抜きん出ている。

デニーズも良いが、Wi-Fiに繋ぐのにIDとパスワードが必要なのが少々敷居が高い。デニーズは全国にはなく、関東関西に集中しているのも難点。

ジョイフルは、ネットに繋がりやすいのは良いが、電源がほとんど用意されておらず、テレワーク用の設備の充実には消極的だ。個人的には料理の味は一番好きなんだけど。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
Kindle Unlimited会員ならすべて無料、非会員の人にも0円からご用意していますので、お読みいただけると幸いです。感想もいただけたら感涙でございます。