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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

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Apple Watch用次期OS「watchOS 6」の予測・期待すること

近づくWWDC

WWDCの開催が近づいてきている(今年は6月3日から)。例年通りなら、macOS、iOS、watchOS、tvOSの4大OSのアップデート内容が発表されるはずだ。

そのうちApple Watch用のwatchOSの次期バージョン「watchOS 6」がどうなるか予測してみよう。

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セキュリティ認証デバイスとして 

Apple Watchがセキュリティ認証デバイスとして発展すると噂されている。具体的には「Touch ID」の代わりにMacで認証できるようになるかもしれない。最近のMacはTouch IDがあるので指紋認証ができるが、旧モデルだとパスワードによる認証しかない。ロック解除やApple Payへの支払いだけではなく、パスワードの認証などもできるようになる可能性がある。

タイムトラベルの復活

デジタルクラウンを回すことで、将来の予定が確認できる「タイムトラベル」機能はwatchOS 4で廃止になった。そのためデジタルクラウンを回す機会が減り、飾りみたいになってしまっている。

文字盤を変更しなくても、将来の予定や天気が参照できる「タイムトラベル」機能が復活すると嬉しい。

メモ機能

なぜかわからないが、Apple Watchには「メモ」アプリがない。Evernoteなどのサードパーティー製のメモアプリはあるが、純正のメモアプリがApple Watchには用意されていない。

iPhoneで備忘録としてメモアプリを使っている人はApple Watchでも参照したいと思う。

ボタンの仕様変更

watchOS 4のデジタルクラウンとサイドボタンには、以下の機能が割り当てられている。

  シングルクリック ダブルクリック
デジタルクラウン ホーム画面へ 直前に使用したアプリへ
サイドボタン アプリ選択 Apple Pay

個人的には「ホーム画面」への移動とApple Payしか使ったことがない。2つしかない物理ボタンなのにちょっともったいない。カスタマイズができて、自分の好きなアプリが割り当てられると嬉しい。

あとは、よく使う「Apple Pay」と「アプリ選択」を交換して欲しい。腕につけているとサイドボタンのダブルクリックに失敗することがあるので。

改善案    
  シングルクリック ダブルクリック
デジタルクラウン ホーム画面へ 好きなアプリを割り当て
サイドボタン Apple Pay アプリ選択

文字盤の解放

Apple以外の企業が「文字盤」を開発することができない。当初は、Apple Watchのブランドを毀損する劣悪な文字盤が提供されないように制限したのは理解できるが、文字盤に配置するコンプリケーションも拡張整備されてきたので、そろそろ解放しても良い時期だろう。App Storeで文字盤が販売されて自由に選べればファッション性も高まる。

ワークアウトの音声ガイダンス

watchOS 5で進化したワークアウトだが、Nike Run Clubと比較すると、音声ガイダンスがないのが気になる。Apple Watch単体で距離やペースを音声で教えてもらえると嬉しい。 

スピーカー機能の解放

Apple Watchはスピーカーを内蔵しているが、使える場面が通話などに限られている。メッセージの読み上げや音楽を流せてもよいのでは?

GPS・iPhoneとの通信頻度をの改善

Apple WatchでのGPSやiPhoneからのデータ取得の頻度が決まっている。例えばサードパーティー製の「天気」アプリだとGPSからの現在地点の取得が制限されている。

出張や旅行が多い人は現在地を自動で取得できる純正の「天気」アプリ以外は選びづらい。

バッテリー消耗を気にしての措置だが、バッテリーが一日保たないことはないので、そろそろ解放してもよいのでは?

心電図計測機能

日本では心電図計測機能が使えない。これはOSの問題ではなく、Appleが医療機器として認定を日本で受ければ良い話だ。日本で医療機器として認定を受ける基準は非常に厳しく、Appleとしてはそこまでの手間とコストをかけたくないのはわかるが、人の生き死に関わる問題だ。早急に対応して欲しい。

初代からの制限を解放するとき

こうしてApple Watchの機能を俯瞰してみると、初代よりAppleが課した制限が残っているのがわかる。

当初はブランド価値の構築、限られたバッテリー容量の課題があったので仕方がない面もあったが、Apple Watchはウェアラブルデバイスとして世界一のシェアを誇る。

種々の制限をそろそろ解放しても良い時期だと思う。