宝島社より 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」 が発売になりました。私にとっては初の商業出版になります。
自分の小説が本屋に並ぶという中学生からの夢がようやく実現します! 興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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Amazonプライムは、有料サービスへの入口

配送料値上げ

アマゾン・ジャパンが配送料の一部値上げを発表した。

www.itmedia.co.jp

注文額が2,000円未満の配送だけが値上げとなる。2,000円以上の配送、プライム会員は今まで通り無料だ。

お急ぎ便などの配送オプションも、プライム会員は今まで通り無料で、プライム会員の優遇が目立つ。

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プライム会員の優遇

プライム会員を増やすのは全世界のAmazonが実施していることだ。Amazonプライムは、配送料が無料なだけはなく、Amazonプライムビデオ、Amazon Musicなどのサービスが一部無料で利用できて、日本だと年額3,900円とお得感がある。

Amazon.co.jp: Amazon Prime

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有料サービスへの入り口

ただ、「一部無料」というのがポイントで、AmazonプライムビデオもMusicも、すべてが無料ではなく、新作ビデオなどは有料だし、すべての音楽を無料で聴くにはAmazon Music Unlimittedに新たに加入する必要がある(プライム会員なら、追加で月額780円)。

有料サービスであるAmazonプライムは、さらなる有料サービスのいわば「入口」になっている。

SpotifyやNetflixなどの成長により、音楽・動画配信サービスの競争は激しさを増す中、「本業」の物品販売でユーザーが最も気にする配送料を優遇することで、協業他社より優位な立場を維持しようとしている。

将来的は値上げもありえる?

Amazonプライムは、全世界のAmazonが実施しているが、国によってサービス内容と料金が大きく異なる。アメリカでは年額99ドルする。日本の3倍近い。

アメリカも当初はもっと安価だったが、徐々に値上げしていった。最近でも月額料金が約13ドルに値上がりした。

日本では、Netflix、Spotifyもアメリカほどは一般化していないので、今のうちユーザーを囲い込むために安価な料金に設定しているが、それらのサービスと勝敗がついたあとは、日本でも値上げされるかもしれない。

www.kantakayama.com