Alexa for PC ODM発表
AmazonがAlexaを搭載するWindows PCの規格「Alexa for PC ODM」を発表した。ODMとしてPCベンダーがAlexa搭載PCを販売するための規格だ。
広がるAlexaワールド
家電などすでに多くの機器がAlexaを搭載しているが、いよいよPCにもAlexaが踏み込んでくる。もともとPCはマイクとスピーカーを装備しているので、規格に従って高性能化すればAlexaのボイスサービスが使える。
スマートスピーカーはリビングを飛び出し、各部屋に配置されてきており、家全体が主戦場になってきている。
リビングからホームへ
ホーム全体にAlexa対応機器が置かれれば、家電のコントロールだけではなく、物販やサービスに繋がる。Alexa搭載の洗濯機が「そろそろ洗剤がありません。注文しますか?」とAlexa対応PCが声を掛けてきたり、家のどこにいても音楽が聴けるようにAmazon Musicに入りたくなる。
物量で押すAmazon
GoogleもAppleもAmazonと同じ家全体を狙っているが、家電などに浸透していて、今度はPCにも広がるAmazonが数の面でリードしている。Google Homeの売上が伸びているとは言え、スマートスピーカーという限定のデバイスの話で、音声認識機能をもつ機器の数ではAlexaが圧倒している。
ドズルが言う通り「戦いは数だよ」になるのか、GoogleやAppleが逆転するのか。WWDCでAppleは音声認識には一切ふれませんでしたね、そういえば。