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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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iPhoneが50%のシェアを獲得した理由と背景

2020年Q4の携帯電話のシェア

2020年Q4の国内携帯電話シェアはiPhoneが50%を超えて52.6%。全体の出荷台数は前年同期比プラス10.6%と増加になった。

iPhoneの売上が伸びた理由を考えてみます。

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 分離プランの揺り戻し

携帯電話端末と通話料金を分離することになり端末の支払いが大きく見えた昨年度は買い控えが起きたが、その揺り戻しもあって今年度の端末の販売台数は伸びた。

いわゆる0円ケータイの販売が実質禁止になり、端末の値引きが制限されて端末料金が割高に見えるようになった。それも一年経過すると本当の本体価格に馴染み、昨年買い控えた人もいたようだ。

5G対応

もうすぐ5Gが本格的に普及すると言われている中で、次に買うのは5G対応の端末にしたい人は多いと思う。以前よりも携帯電話の買い替えサイクルが伸びているので、先のことを考えると5G端末を買いたいところに全機種5Gに対応したiPhone 12シリーズが登場した。サイズが異なる全てのiPhone 12シリーズが5Gに対応したので、わかりやすく選ぶことができた。

コロナ禍

コロナによって収入が減少した人もいるが、給与所得者にはそれほど影響を受けていない人も多い。ひとり10万円の特別定額給付金と最近の株高で資産が増えた人もいる。外出自粛で飲み歩く機会も減り支出が減少した人もいるだろう。

こういったことは、あまりニュースにならないがコロナ禍で貯蓄できた家庭も多い。外出してお金を遣わなかった分でスマホを買い替えた人も多かったと思われる。

携帯電話は外で使うというのは古い考えで、今の若者は自宅でも一日中スマホを使っている。コロナ禍でNetflixなどの動画配信サービスが流行り、スマホに触る機会が増えた人も多い。

Apple1強の日本

昔は日本の携帯電話業界を牛耳っていたNEC・富士通・パナソニックは見る影もない。ソニーもシェア6.4%で5位とSamsungの後塵を拝している。

LINEやPayPayなどiPhoneに依存しないプラットフォームがスタンダードになっているのにiPhoneがシェアを伸ばしているのはなぜだろう。圧倒的なブランド力とiPhoneが使っている人が周りに多いことが主な理由なのかと思う。

話はスマホから逸れるが、Appleが半分のシェアを占めている円グラフを見ていると、今後の自動車業界を想像してしまう。

環境保護のために電気自動車のブームが来そうな空気が漂う現在に、Apple Carの開発が噂されているのはiPhoneが登場前の携帯電話業界を連想してしまう。

噂通りApple Carが登場し、現状の自動車業界を覆すような事態になると、10年後の自動車シェアがこの携帯電話のシェアのようになっている可能性もある。

自動車産業は日本の主要産業で海外でも大きなシェアを握っている。全世界の自動車業界をAppleが席巻する事態になると日本経済にも深刻な影響を及ぼすのは間違いない。

そのような状況になってしまうのか、日本の自動車メーカーが電気自動車や水素自動車で巻き返せるのか、注目したい。 

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