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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
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サイバーエージェント決算。赤字のABEMAを救うのはギャンブル。「将棋くじ」はどう?

サイバーエージェント決算

2020年4月から7月までの決算は、売上が前年同月比でマイナス0.7%、利益がマイナス12.3%と減収減益だった。売上・利益ともゲーム事業が振るわなかったのが大きい。

ただゲーム事業自体は75億円もの利益を上げており、やはり気になるのは赤字が続くメディア事業だ。

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ABEMAのビジネス状況について見ていきます。

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赤字が減らないABEMA

コロナ禍により有料会員が増えて売上が伸びたかと思ったが、前年同月比ではプラス19%で前期比ではマイナスだった。営業損益も40億円の赤字と赤字幅に大きな変動はない。

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営業利益が80億円の企業で、営業損益40億円の負担は当然大きい。ABEMA事業をやめてしまえば、営業利益が1.5倍増えるわけだ。

当初のABEMAは「地上波テレビの代替」としてCMで売上を伸ばそうとしたが、サブスク全盛になってきて「CMがうざい」と思うユーザーも多く、番組にインサートする形式のCMで黒字化するのが困難になってきた。

そこで、ABEMAは有料会員を増やして売上を伸ばそうとしている。有料会員数は伸びてきているが、直近では伸びも少し鈍化してきている。有料会員限定のライブや映画を設けて会員数を伸ばそうとしている。

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有料会員よりも伸びているのがギャンブルの売上だ。ABEMAの「競輪チャンネル」では公営ギャンブルを観戦しながら車券を購入することができる。今期の売上は72億円と倍増している。番組にそこまで制作費がかかるとは思えないので利益率も高いと思われる。

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有料会員による課金収入よりも将来はギャンブルなどの周辺ビジネスの収入が大きく伸びるとサイバーエージェントは見ているようだ。

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「将棋くじ」はどう?

広告や有料課金と黒字化のために色々やっていたけど、ギャンブルの引きはかなり強いのがわかる。最近のABEMAのヒットコンテンツと言えば「将棋」だ。藤井棋聖誕生が大きく取り上げられたけど、藤井棋聖の対局のほとんどはABEMAが中継していて、最近の累積視聴率ランキングは将棋関連が占めている。

そこで、ギャンブルと将棋を融合して「将棋くじ」を販売したらどうだろう? 複数の対局結果を予想して当たったら配当金がもらえたら将棋を観戦する人も増えると思う。

サッカーくじのように10試合以上をあわせて予想する仕組みにすれば八百長なども防げる。

日本将棋連盟は公益社団法人なので難しい点も多々あると思うが、それぐらい大胆なことを考えても良いと思う。 

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