Apple Watch series 7登場!
Apple Watch series 7が発表された。最大の特徴はディスプレサイズの拡大だ。画面が大きくなったことで、視認性が高まり、フルキーボードの表示など今までのApple Watchではできないことが可能になった。
それ以外にも全面クリスタルの強化など耐久性の向上などの改良はあるが、新しいセンサーの搭載などの新機能はない。
過去モデルのユーザーが、今年のApple Watch series 7に買い換えるべきかモデル別に考えてみます。
- Apple Watch series 7登場!
- Apple Watch series 6
- Apple Watch series 5
- Apple Watch series 4
- Apple Watch series 3
- Apple Watch SE
- Apple Watch series 4が分水嶺
Apple Watch series 6
昨年新しく買ったApple Watch series 6ユーザー。Apple Watch 6から最も大きな進化点は、ディスプレイサイズの拡大。スクリーンの領域は20%増えている。外枠がApple Watchより40%減っているので、見た目がスマートだ。
ディスプレイが拡大したことで可能になったのは、新しい文字盤と既存機能の改善だ。
新しい文字盤がこちら。左が「輪郭」で手首を傾けると文字盤の数字が変形する。左が新しい「モジュラー」。2つの大きなコンプリケーションが置ける文字盤はApple Watch史上初だ。
既存のアプリもディスプレイサイズに合わせて変化している。まずはフルキーボード。文字入力時にフルキーボードが利用できるようになった。
アラームやストップウォッチのボタンが大きくなり、情報量が増えた。
新しいセンサーはないので、目立った機能の違いはこれだけ。耐久性は高まっているけど、通常使用時はあまり気にならない。
昨年購入したApple Watch 6から買い換えるかどうかは、ディスプレイ拡大に伴う機能が必要かどうかで決まる。個人的には、コンプリケーションの数が少ない新しい文字盤を使うことは多分ないので、これだけでは理由で買い換える必要はないと思います。
Apple Watch series 5
二年前のApple Watch series 5からの主な進化点は、今回のディスプレイサイズの拡大と、Apple Watch 6の血中酸素測定機能だ。これらの機能が必要なら買い換えるべき。個人的には血中酸素測定は医学で通用できる精度ではないので、あまり使わないかな。ただ、コロナ禍で酸素濃度が気になる人はディスプレイ拡大と共に新しいApple Watchを手に入れる良い機会かもしれない。
Apple Watch series 4
三年前のApple Watch seriesからの主な進化点は、上記に加えて常時点灯と内蔵コンパスだ。いつでも時間が確認できる常時点灯はApple Watch的には画期的で、今年のApple Watch 7は常時点灯の明るさもアップされており、買い換えると新しさを実感できると思う。
3年使っていると、そろそろバッテリーも劣化してくる。筆者のApple Watch 4のバッテリーの状態は90%。普段使っていて困ることは少ないが、ガッツリ使うとバッテリーが1日保たないことがある。
Apple Watchは3年ごとにディスプレイサイズを拡大させてきた。Apple Watch 4とApple Watch 7はサイズ拡大時期に当たる。今年は買い換える良い時期かもしれない。
Apple Watch series 3
ディスプレイサイズも2段階小さく、心電図や転倒検出などのヘルスケア機能がない。4年前から使っている人は買い換えても良さそう。
ただ、Apple Watch 3は新モデルが発売されても安く販売されてきた。最近購入した人は、現状の機能に不満がなければ使い続けても良いかと。
Apple Watch SE
昨年登場したApple Watch SEはApple Watch 6から心電図などのヘルスケア機能と常時点灯を排除したモデルだった。
まだ買って一年なので、暗いディスプレイに後悔していなければ買い換える必要はないだろう。
Apple Watch series 4が分水嶺
前回ディスプレイサイズが大きくなったApple Watch 4が今年買い換えるかどうかの分水嶺になると思う。
常時点灯機能がなく、真っ暗なディスプレイを見るのに飽きてきたApple Watch 4ユーザーはバッテリーの劣化も合わせて買い替えを検討する時期かもしれない。
とはいえ、コロナ禍で移動する機会が減っている人は買い替えを躊躇するかもしれない。来年のApple Watch series 8はボディデザインが変わるともいわれている。
機能を追っていくと今年が買い時ではあるが、自分の使用頻度も考慮して買い換えるか決めるべきだ。まあ、欲しいと思ったら買ってしまった方が精神衛生上良いかも。