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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

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大画面化するApple Watch 4はマラソンを走りきれるか

サイズは変わらず画面を大型化

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Appleの情報を伝える「9to5Mac」が、次期Apple WatchであるApple Watch series 4の大画面化を報じている。

現行の外形幅は変えず、42mmモデルの画面が1.32インチから1.57インチに、38mmモデルが1.5インチから1.78インチに大型化する。サイズが変わらずに画面が大きくなるなら、ベゼルが狭くなるのだろう。

Apple Watchのバンドは季節が変わる毎に新モデルが出るほど、ファッション化している。モデルのサイズが変わらないと、過去のバンドが使えるのでユーザーにとっては嬉しい話だ。

発売から3年が経過し、iPhoneほどではないがバンドやケースなどApple Watchを中心とするエコシステムができつつある。サイズを変えないのは正しい選択だと思う。

気になるのはバッテリー容量

大画面化しサイズを変えないとすると、気になるのがバッテリー容量。Apple Watchはseries 3で若干厚くなった。これ以上厚みを増すと不格好になるだけではなく、走行時の装着感にも影響してくる。近年Apple Watchはスポーツ志向を強め、特にランニングで使えるように強化してきている。次期OSであるwatchOS 5でもアクティビティの機能改善が目立つ。

サイズも厚みも変えずに大画面化するにはバッテリー容量を減らさないといけない。当然大画面になれば消費電力も増える。Apple Watchは最初からOLEDを使っているので液晶から変更して省電力ははかることもできない。

小さい筐体なのでバッテリー以外の部品を減らすのは難しいように思える。これ以上のロジックボードの積層化も厳しい。

Apple Watch単体でGPSを使う屋外ワークアウトだと最大5時間駆動できる。現状の駆動時間はフルマラソンを走るには心もとない。現状だとiPhoneを携帯したくなる。

ランニング用Watchとしてライバルを抜き去るには、GPSを使ったバッテリー駆動時間を10時間程度までもっていきたい。

アクティビティ機能を強化しているAppleとしては、大画面化よりバッテリー駆動時間を伸ばすのが優先課題と思われる。

S4に期待

このタイミングで大画面化を行うということは、バッテリー駆動時間に目処がついたのかもしれない。

Apple Watch 4に搭載されるだろう次期CPU S4の消費電力が大幅に下がった可能性はある。S3はS2より70%高速化し、日常の使用に支障がないレベルまでパフォーマンスがあがった。S4が省電力に注力するのは自然だ。

いまのところ、Apple Wath 4のパーツの流出は起きていないが、これから秋にかけて様々な噂が流れる、各自の推理と答え合わせを楽しむ季節がやってくる。