宝島社より 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」 が発売になりました。私にとっては初の商業出版になります。
自分の小説が本屋に並ぶという中学生からの夢がようやく実現します! 興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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Amazonで著作を出版開始してから10年が経ちました

「しろいくまとくろいくま」から10年

Amazonで自作の小説「しろいくまとくろいくま」を2013年6月23日に出版してから今日で10年が経ちました。10年の間に26冊の小説と1冊の技術書を執筆してKindle本として販売しています。

出版当初は読んでくれる人はほとんどいませんでしたが、徐々に読者が増えていって、昨年は過去最高の人に読んでいただけました。販売も右肩上がりで、今年は6月の時点で昨年の販売をすでに越えました。

10年前にどうしてAmazonで自分の小説を出版しようとしたのかよく覚えていません。日本でKindle Direct Publishingが2012年10月なので、それから半年以上が経過してネットニュースの記事を読んで存在を知ったのだと思います。

なんとなく自作を無料の投稿サイトにアップする気にはなれず、パソコンに保管していただけの小説を出版して少しでも本が売れたら嬉しいという下衆な考えがあったのでしょう。

実際に本はほとんど売れず、まともな収入となったのはKindle Unlimitedがスタートした2016年からです。

昨年は「ふたりの余命」が多くの方に受け入れられて、他の著作も読まれるようになりました。

今年はその「ふたりの余命」がPrime Readingに選ばれて、より多くの方に読んでもらっています。

KDPは毎日どれぐらいの人が著作を読んでくれているのかリアルタイムでわかるので、書くモチベーションになりますし、KDPがあるから今まで書き続けることができたのだと思います。

Amazonで出版している全ての著者を調べたわけではありませんが、一般小説を出版しているKindle作家で私より多くの著作を出版し、多くの方に読んでもらえている作家はほとんどいないはずです。

毎日読んでくれている人、感想を送ってくれた人に深く感謝したいと思います。

二十周年まで書くと宣言するのは気が遠くなりますが、今まで通り少しずつ書いては新作をまた出版していきたいと思います。