宝島社より 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」 が発売になりました。私にとっては初の商業出版になります。
自分の小説が本屋に並ぶという中学生からの夢がようやく実現します! 興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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新人小説家がやるべきたった1つのこと

新人作家がやるべきこと

自分の小説が出版できると決まったときに、新人小説家としてなにをすれば良いのか、なにをしてはいけないのか全くわかりませんでした。
小説家は個人事業主です。会社員と異なり、近くに先輩も上司も座っていませんから教えを乞うことができません。

情報を入手するなら、まずはネット。既存の小説家さんがYouTubeやブログで公開している情報を集めました。

最初にヒットしたのが、望月麻衣先生のブログでした。このブログはバズったようで新聞記事に取り上げられていました。
告知の方法やSNSでのPRは、先生のブログを参考にしました。

望月先生のアドバイスは出版直後が主だったので、その後になにをすべきなのか、他の小説家さんの情報を集めました。
ブログやYouTube、数少ない知っている小説家さんのアドバイスで共通していることが1つだけありました。

それは「次回作を早く書け」でした。
告知やPRはもちろん大事だと思いますが、インフルエンサーでもない限り、売上に多大な影響を与えることはできません。
PRよりも大事なことは、次回作を書くことだというのが、多くの諸先輩方の共通した意見でした。

小説を上梓しても売れるとは限りませんし、ヒットしたとしても、永遠に売れ続けることはありません。
新しい商品を発売しないと、ヒットすることもありません。バッターボックスに立ってバットを振らないとボールは当たらない、というわけです。
出版社にとっても書店様にとっても新しい小説を次々と書ける小説家を求めるています(はずです)。
一冊書いたら数年間は食っていけるような大作家の方は別なのでしょうが、新人作家はとにかく新しい小説を書いて、バッターボックスに立つ必要があると、諸先輩方は説いていました。
過去の作品に固執して出遅れたことを後悔している作家さんもおられました。

というわけで、今は次回作を書いています。