watchOS 7のコンプリケーション
Apple Watchの新しいOS「watch OS 7」が配信された。
新しい文字盤が追加され、文字盤の共有が可能になった。文字盤に設置する機能「コンプリケーション」も新しい機能が加わり、同一アプリの複数種類のコンプリケーションを文字盤に配置できるようになった。
ここでは、watchOS 7で追加されたApple標準のコンプリケーション一覧をご紹介します。
新しいコンプリケーション
カメラリモート
iPhoneのカメラをリモートで操作できる「カメラリモート」を起動できる。アイコンタイプのコンプリケーションは全て対応しているが、文字系のコンプリケーションには配置できない。



月の位相
「月の位相」または「月」と表示されるコンプリケーション。以前からあった気もするけど、「月の位相」という名前のコンプリケーションは初めてらしい。現在の月の見え方が表示される。大きなコンプリケーションでは一週間の月の位相と現在の月の名前(十五夜など)がわかる。



世界時計
こちらも以前からあったが、大型のコンプリケーションだと太陽の位置がわかる。watchOS 7より「世界時計」の「現在地」が加わり、GPSで検知した現在地の時刻を自動的に表示するようになった。



高度計
常時高度を計測できるようになったApple Watch 6とApple Watch SE専用のコンプリケーション。登山の時は便利ですかね。
睡眠
リリースノートには睡眠のコンプリケーションが追加されたとあるけど、見つからなかった。新しいアプリ睡眠は、設定した睡眠導入時間になると起動するので、コンプリケーションとして必要なのかよくわからない。



ショートカット
Apple Watchがショートカットに対応したので、文字盤にショートカットを配置できるようになった。「ショートカット」一覧か個別のショートカットが選べ、「ショートカット」だとタップした後に個別の「ショートカット」を選ぶ。個別のショートカットをタップすると「実行する?」と聞かれるので、2回タップすることに変わりがなく、複数のショートカットをまとめられる「ショートカット」の方が良いかと。



Nike
Apple標準ではないがNike Run Clubにも新しいコンプリケーションが加わった。同じ文字盤に複数種類のコンプリケーションが配置できる新機能にも対応している。
- Nike Run Club・・・1ヶ月の走行距離
- クイックスタート・・・タップするとすぐにランニング開始される。超便利
- 今週の連続ラン記録・・・一週間で何回ランをしたか教えてくれる。大型コンプリケーションのみ
- ペース表:最後のランニングのペースと走行距離を表示。大型コンプリケーションのみ



コンプリケーションが選びやすくなった
watchOS 7からApple Watchで文字盤を編集する画面にコンプリケーションの例が見られるようになったので、カスタマイズしやすくなった。iPhoneで文字盤を編集するときには文字だけなので、Apple Watchの方がわかりやすい。
文字盤も増えたので、色々試して気分と用途に合わせて文字盤を活用しよう。