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iPhone 12 miniの販売が不振の原因は中途半端な価格と手帳型ケース

売れていないiPhone 12 mini

iPhone 12 miniが売れてない。米国でも日本でも売れておらず、日本ではiPhone SEやiPhone 12がランキングの上位を占める中、iPhone 12 miniの売上は36位が最上位。生産の一時停止も噂に上がっている。

高性能小型スマホは多くの人が待ち望んでいたはずなのにどうしてだろう。理由を考えてみます。

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中途半端な価格

iPhone 12 miniは高い。もちろん、iPhone 12よりも安いけど価格差は11,000円。値段にシビアな人でもコンパクトサイズに興味がある人でなければ、11,000円なら大画面のiPhone 12を選ぶ人が多いと思う。

本当に安いiPhoneが欲しいなら、iPhone SEが有力な選択肢になる。iPhone SE 128GBは49,800円。iPhone 12 miniとの価格差は30,000円。これだけの価格差があると、iPhone SEを選びたくなる。

  • iPhone 12 (128GB):90,800円
  • iPhone 12 mini (128GB):79,800円
  • iPhone SE (128GB):49,800円 

小さいディスプレイ

iPhone 12 miniのディスプレイは小さい。iPhone 12のディスプレイが6.1インチ、iPhone 12 miniは5.4インチ。最近の若者はテレビでの視聴ではなく、youtubeやNetflixをスマホで視聴するスタイルを好む。小さいよりも大きなディスプレイの方が動画を観るのに適している。

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手帳型スマホケースの存在

女性を中心に手帳型スマホケースを愛用している人が多い。手帳型スマホケースは60gぐらいあるし、スマホケースのポケットに入れるクレジットカードやポイントカードの重さも加わえると、ケースだけで80g程度ある。

iPhone 12 miniは軽量が売りだが、iPhone 12との重量差は29g。ちょっと重いケースをつけたら逆転してしまう重さだ。

もちろんiPhone 12に重量級ケースをつけたら12 miniよりも重くなるが、そういったケースを使う人は数十gの重さに頓着しない人だから、「軽いからmini」という選択をしない。

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片手で使わない

小型スマホを使うメリットの一つが片手でスマホを操作できることだが、iPhone 12 miniのサイズでも手の小さい人だと片手で操作が難しい。手帳型ケースを使った場合はケースの厚みが加わるので両手操作が基本となる。片手で使いたい目的でiPhone 12 miniを選ぶ人は少ない。

小さくて軽いことの意味が薄れている

iPhone 12とiPhone 12 miniの違いはサイズと重さ。iPhone 12 miniが売れないのは、小さくて軽いスマホを求めている人が少ないということだ。

安いiPhoneが欲しい人にもiPhone 12 miniは中途半端で、安さだけを求めるならiPhone SEの方が適当だ。

アメリカ本国でも売れていないとすると、iPhone 13 miniは発売されないかもしれない。小型高性能なiPhoneが欲しいなら今のうちに買った方が良いかも。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
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