好調なSwitch
任天堂のSwitchの売上が好調だ。国内では、斬新なリモコンによってブームを起こしたWiiに匹敵する売上を維持している。
海外でも同様で、PS4やWiiを越えて歴代のゲーム機の中で、販売開始から一年間で最も売れたゲーム機になった。
任天堂への一極集中は是正できるか
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』『スーパーマリオ オデッセイ』などの良質なゲームを継続して任天堂が供給している事が大きな要因だが、サードパーティとインディーズゲームの好調さも下支えしている。
WiiやWii Uでは任天堂ブランドのゲームは売れてもサードパーティー製のゲームが売れず、任天堂の人気ゲームが一通り登場するとハードの売上が失速することを繰り返していたが、Switchでは良質なゲーム開発環境を任天堂が提供することに取り組んだ結果が出ている。売れるハードにはソフトが集まり、それによりハードがさらに売れる好循環が生まれる。
勝負は2020年
Switchにとっての勝負所は2020年になるだろう。今年と来年は、スマッシュブラザーズやポケットモンスターなどのまだ発売されていない人気ソフトで好調を維持できる。
問題はその先だ。ひとつのポイント、今月発売の『Nintendo Labo』だ。この新しい試みが成功し、サードも含めた多くの企業から対応製品が登場するプラットフォームとなれば、近年のゲーム機の中で最高の成功をSwitchは収められるに違いない。
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- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2018/04/20
- メディア: Video Game
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