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古いAirPodsを再セットアップするとバッテリーが回復する⁉

2年間使い続けたAirPods

2年前、深夜まで起きていたら偶然AirPodsが日本で販売開始したので、迷わず購入した。販売当初品切れが続いたので、購入できたのはラッキーだった。それ以来、ほぼ毎日使い続けている。

筆者にとってはじめての完全ワイヤレスイヤホンだった。耳の下に白い棒が垂れているスタイルはどうなんだと他人に言われることもあったけど、ケーブルが一切ないので取り回しが楽なのと持ち運びしやすいので、たくさんもっていた他のBluetoothイヤホンは使わなくなった。

とても便利なAirPodsだけど、2年使い続けるとバッテリーが劣化してしまう。現在の状況をレポートします。

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バッテリーの現状

iPhoneに接続して音楽を聴いていると30分経過すると「ピロロ」と音がなり、バッテリーが残り10%を切ったと教えてくれる。30分使用した時の数値が、こちら。

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左側が10%、右側が35%。AirPodsは1回の充電で公称最大5時間使用できるので、30分使って左10%、右35%は減りすぎだ。これは確実にバッテリーを劣化したことを意味する。

左右の消費が異なるのは気になる。ネットで調べると多くのAirPodsが左の方が早くバッテリーが消耗するようだ。完全ワイヤレスイヤホンの中には片方だけがデバイスと接続して、もう片方に音を飛ばしているものあるが、片方ずつでも使用できるAirPodsは両モデルとも同じ仕様なはずだ。ひょっとすると両耳で使うときは、左耳だけがデバイスと通信しているのかもしれない。

上の状態のAirPodsを10分充電した時の状況が、こちら。

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10%だったイヤホンのバッテリーが99%まで回復している。左右両方とも同じだ。充電ケースのバッテリーが1%しか減っていないので、実際はそんなに多くの電力(で、いいのかな?)を充電していないと思われる。

15分の充電で最大3時間再生できるそうなので、1分で99%充電できるのは早すぎる。おそらくバッテリーが劣化して充電容量を正確に計測できなくなっているのだろう。

リセットしてみる

改善方法はないのか? と言ってもボタンが少なく設定できる箇所が極端に少ないAirPodsでできることが少ない。唯一のボタンである充電ケースのリセットボタンを押すしかない。

Appleの公式サイトには何の記載もないが、試しにやってみる。

  1. AirPods充電ケース背面にあるリセットボタンを長押しする
  2. 充電ケース内にあるランプが白く点滅する(通常はオレンジか緑色)
  3. AirPodsの蓋をあけてiPhoneに近づくと再セットアップが開始される
  4. iPhoneに表示された「接続」をタップして「完了」になれば終了f:id:tkan1111:20190126090955p:plain

再セットアップして30分使用した結果が、こちら。

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再セットアップ前は左のバッテリーの消耗が大きかったが、今度は右。以前よりも少しだけバッテリーが少しだけ保つようになっている。誤差の範囲な気もするけど、再セットアップ以外は買い換えるかバッテリー交換するしかないので、暫くこれで使ってみようと思います。