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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

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新型Apple Watch 7のデザインはiPhone 12風?カメラの追加は?

新型Apple Watch series 7登場は9月?

例年通りなら9月に新型Apple Watch series 7(以下、Apple Watch 7)が登場する。残り1ヶ月余りになって新型の噂が聞こえるようになってきた。新型Apple Watchがどのようになるか予想してみます。

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ボディデザイン

今年のApple Watchはボディデザインが一新するといわれている。根拠もあって、過去のApple Watchは3年ごとにボディデザインを変更しており、今年のApple Watchがその3年周期にあたる。

  • Apple Watch:38mmと42mm
  • Apple Watch series 2:38mmと42mm
  • Apple Watch series 3:38mmと42mm
  • Apple Watch series 4:40mmと44mm
  • Apple Watch series 5:40mmと44mm
  • Apple Watch series 6:40mmと44mm

Apple Watchのボディデザインが変わったのは初代発売から4つ目のApple Watch series 4。5と6は、4と同じボディサイズ、ボディデザインだった。3年周期でデザインが変更になるなら今年の7の外見は大きく変わるはずだ。

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では、どんなボディになるのか。前回のデザインチェンジではベゼルが細くなりディスプレイが大きくなったが、これ以上のディスプレイサイズの変更は難しいと思う。腕に身につけるものなので、手首より大きなサイズにはできない。

現在いわれているのは、iPhone 12のような角ばったデザインだ。現行のApple Watchは角が丸まっていて、iPhone 12以前のモデルのデザインテイストに近い。Appleは各デバイスのデザインやカラーを合わせる傾向がある。この予想は、実現可能性がかなり高いと思う。

もう一つの噂がDigital Crownがなくなるというものだ。過去の腕時計にリスペクトするように初代からApple Watchにはリューズを模したDigital Crownを採用している。大昔のソニーの携帯電話にあったジョグダイヤルのように、Digital Crownはスクロールと選択ができる使い勝手の良いアイテムだ。

だが、Digital Crownは物理的な機構なので、コストがかかる。iPhoneを見てもわかるように最近のAppleはボタンなどの物理的装置を極力排除する傾向にある。Digital Crownの機構はAppleからしたら排除したいものかもしれない。発売当初のApple Watchは未知なるデバイスだったので、「未来の腕時計」だとPRするために過去の腕時計を模したが、現行のApple Watchはすでに普及し多くの人に認識してもらえたので、その気遣いは不要だ。

腕に巻きつけているので、手首に接しているDigital Crownは若干回しづらい。画面をタッチしてもスクロールとタップはできるので、Digital Crownがなくてもそれほど困ることはない。

Digital Crownではなくても、iPhoneやMacのトラックパッドのように擬似フィードバックでも良いようにも思う。

ミニLEDディスプレイ

iPad Proに採用されたミニLEDディスプレイが新型Apple Watchに搭載される噂もある。現行のApple Watchは有機ELディスプレイだ。ミニLEDディスプレイは有機EL並みに黒を自然に表現できる特徴があるが、だったら有機ELで良いということもある。

有機ELからミニLEDに変えるとコストもかかるし、重量もおそらく増える。小型ディスプレイであるApple WatchにミニLEDを採用するメリットは少ないので、有機ELのままな気がする。

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血糖値測定

歴代のApple Watchはさまざまなセンサーを追加してきた。GPS、高度計、コンパス、心拍数センサー、血中酸素濃度センサーなど、最近はヘルスケア向けのセンサーの採用が多い。コロナ禍でもあり、昨年は血中酸素濃度センサーに注目が集まった。

今年は血糖値センサーが採用されると噂されている。手首で脈波を測定することで、血糖値がわかるらしい。ただ、血中酸素濃度もそうだが、かなり大雑把な数値しか測定できないので、目安程度の使い方になりそうだ。

しかも常時測定が難しいので、どこまで実用的か、コストをかけてセンサーを内蔵すべきかは意見が分かれるところだ。

カメラ

Apple WatchはiPhoneの機能を取り込んできた。GPSやモバイル通信などのハードウェアだけではなくApp Storeなどソフトウェアの機能も取り込み、Apple Watch単体で操作できるように進化を続けてきた。

iPhoneにできて現行のApple Watchにできないのが、カメラ撮影だ。街でちょっとした風景や気になった看板などを記録したいときにApple Watchにカメラがあると便利だ。盗撮に使われる恐れがあるからかいまだに実現していないが、カメラがあればFaceTimeにも使えるので、そろそろ実現して欲しいところ。腕時計でテレビ電話している風景は未来的でApple WatchのPRに効果的だと思うが。

バンド

Apple Watchの特徴の一つが豊富なバンドだ。機能性だけではなくファッションとして、時と場所と気分によってバンドを付け替えるのは普通の行為になっている。季節ごとに新作のバンドが発表されて、Appleの売上にも大きく貢献している。

ただ、現行のバンドはハード的な機能は一切ない。カメラや健康センサーなど必要かどうか意見が分かれる機能はApple Watch本体ではなく、バンドに内蔵すれば、好みや使い方によって機能を選択できる。

新型Apple Watchでデザインを変更するなら、本体からバンドに給電できるようにすればハードウェア内臓型バンドを装着できる。

そろそろゲームチェンジが必要な時期

一昨年は常時点灯ディスプレイ、昨年は酸素濃度測定が新型の目玉だった。ボディデザインが変更になっていないこともあり、どちらかというと地味な変更だった。

今年はボディデザインを変更し、新たな機能も加えて欲しいところだが、さてどうなるか。

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