Apple Watchで不要な機能
3年間ほぼ毎日腕に巻いて、Apple Watchをかなり使い込んでいる方だと思うけど、使わない機能がいくつかあります。
使わない機能の中には目玉の機能もあるので、買うときの参考にしていただければ幸いです。
セルラー機能
Apple Watch series 3から登場したセルラーモデルは、iPhoneがなくてもモバイル通信ができるようになった。ほぼ毎日ランニングする筆者は、iPhoneがなくても走れるならと、一昨年はセルラーモデルを購入したが、昨年のApple Watch series 4ではセルラーモデルを選ばなかった。
確かにiPhoneをもたなくても連絡が取れるセルラーモデルは気軽にランニングできて便利だけど、それ以外の時間はiPhoneをずっと持ち歩くのでセルラー機能は不要だ。
また、ランニング時に音楽を聴くのではなく、オーディオブックを聞くことが増えた。オーディオブックを聞くためにはiPhoneを持参しないといけない。
呼吸
watchOS 3から「呼吸」を通知するアプリが追加された。設定した頻度で深呼吸を促してくれて、メンタル的にも良いそうだ。最初は設定していたけど、深呼吸するのが面倒くさくてすぐにやめてしまった。
転倒検出
Apple Watch series 4には「転倒検出」する仕組みがある。転んだ時に自動で緊急連絡してくれる機能だが、作動したことがない。そんなに転ばないですからね。
トランシーバー
watchOS 5が発表されたときから使わないと思っていたけど、やっぱり使わない。Apple Watch同士でしか使えないし、チャットでも電話でもなくトランシーバーでやりとりするシーンが思い当たらない。
ナイトスタンドモード
充電中に時計画面を表示するナイトスタンドモードがある。枕元で時計代わりになって便利そうだけど、常時点灯ではないので、しばらくすると消灯してしまい、タップしないと時間がわからない。これではiPhoneと同じだ。ちょっとした振動でも点灯することがあり、机に置いて充電しておくと気が散ってしまう。
ワークアウトの自動検出
watchOS 5から、ランニングなどのワークアウトを開始しなくても、運動しているかどうかApple Watchで自動的に検出してくれる。これも便利そうな機能だけど、自動検出する基準が曖昧で、同じように走っても検出する場合としない場合がある。そんな不安定なら、自分でワークアウトを開始したほうが良い。文字盤にワークアウトのコンプリケーションを置いておけば、そんな手間じゃないし。
自動検出した場合は、それまでのランニングのGPS情報を保存していないのも使わない理由。
情報が少ない文字盤
OSのバージョンが増えるにつれて、たくさんの文字盤が追加されたけど、コンプリケーションが少ない文字盤は使わない。Apple Watchを使うメリットは、文字盤で情報が参照できて、すぐにアプリを起動できることだ。グラフィック系の文字盤は、2つか3つぐらいしかコンプリケーションが置けない。
便利さを優先して、コンプリケーションが多い文字盤を多用してしまう。
watchOS 6はどうなる?
こうやって見てみると、watchOS 5で搭載した新機能の多くを使っていないのに気づく。発売から4年が経過して、買い替えを促すほどの斬新な機能がなくなってきている。それだけApple Watchというデバイスが枯れてきたとも言えるけど、今年発表されるだろうwatchOS 6では、眼を見張るような新機能を期待したい。