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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
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Echo Show 5購入レポート。ベッドサイド・デスクの上には最適なデバイス。フォトスタンドとして使う方法も

Echo Show 5購入

Amazonのスマートスピーカー「Echo Show 5」が限定割引キャンペーン中で4,000円引きの5,900円で販売していた(現在はキャンペーン終了している)。今までフォトスタンド代わりに使っていたAndroidタブレットが壊れてしまったので、フォトスタンド兼Alexaデバイスと活用するために購入した。

購入レポートを記します。

開梱。思ったより小さい

外箱。思ったより小さい。

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本体の外観。名前にある通り5インチなので、思ったより小さい。よく言われるようにベッドサイドに置く時計にぴったりの大きさ。

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電源アダプタと一緒。電源アダプターは、Echo dot 3rdのものと同型。同梱物はこれだけ。

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セットアップ中。難しい点はなく、画面に従って言語、Wi-Fiなどを設定する。

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大事なホームスクリーン

Echo Showは使用していない時はホームスクリーンを常に表示することになるので、このホームスクリーンの設定がEcho Showの肝だ。

どの画面でも画面上端から下へスワイプして「ホーム」をタップするとホームスクリーンに戻れる。

  • ホーム:ホームスクリーンへ移動
  • 明るさ:画面の明るさを変更
  • おやすみモード:おやすみモードのオン・オフ。おやすみモードにするとコールやメッセージなどの通知が届かなくなる
  • 設定:各種設定

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設定からホームスクリーンなど様々な要素を変更できる。

  • Bluetooth:Echo Showが接続しているBluetoothデバイスを表示
  • ネットワーク:接続しているネットワークを表示
  • 「ホーム・時計」:ホームスクリーンの内容を変更できる
  • ディスプレイ:表示する画面構成を変更
  • サウンド:ボリュームなどを変更
  • おやすみモード:おやすみモードになる時間帯などを変更
  • コミュニケーション:他のEchoデバイスなどからの「連絡」の通知音をオフにできる
  • デバイスオプション:デバイスの名前、言語などの基本設定を変更できる
  • アクセス制限:検索や写真表示などの禁止事項を設定できる。子供が悪用しないようにかな
  • Alexaの環境設定:どのカレンダーを表示するか設定できる
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肝であるホームスクリーンの設定は「ホーム・時計」から選べる。「時計」を選ぶと時計の背景や時計のデザインが選べる。自分の写真を背景に使いたいなら「パーソナルフォト」を選ぶ。「写真」はプリセットの写真(イラスト?)が選べる。

パーソナルフォトにはAmazon Photosが選択できる。当たり前だけどGoogleフォトなど別のサービスを選べないので、Amazon Photosに自分の写真をアップロードしないといけない。背景のパーソナルフォトはランダムに表示してくれず、最新のフォトから順番に表示する。

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「背景」からパーソナルフォトならAmazon Photosのフォルダなど表示した写真を選ぶ。「モダン」など他の項目はそのテーマに合わせた背景が選べる。

「時計のデザイン」は、時計の形状が選べる。デジタル時計の大きさ・デザイン、アナログ時計表示が選べる。

「日付」「天気」を表示するかどうかも選べる。

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保存したホームスクリーンは「最近のデザイン」から選べるので、複数のホームスクリーンを作成して保存しておけば、気分や用途によって簡単に選べる。

時計のデザインはかなり豊富に用意されている。選択できる画面上部の鉛筆マークをタップすると、時計の色などが細かくカスタマイズができる。

カスタマイズした時計を設定しても、しばらくすると小さな時計に戻ってしまうことがある。これは時計以外に「予定」や「過去の写真」などホームコンテンツと呼ばれる情報をホームスクリーンに表示しようとするからだ。

この時、時計と天気は表示される続けるが、設定したデザインではなく左上に小さく表示されることになる。

「ホーム・時計」から「ホームコンテンツ」で選べる「カレンダーイベント」などの項目でホームコンテンツ表示の有無が選択できる。

「ホームコンテンツ」の一番下にある「連続」をオフにすると一通りのホームコンテンツを表示すると2度と表示されなくなり、時計のホームスクリーンが常に表示される。「連続」をオンにすると、ホームコンテンツが繰り返し表示されるので、せっかく設定した時計デザインが見られる機会が減る。

うざいガイダンス 

ホームコンテンツの「天気予測」を表示している画面。一番下にAlexaの使い方が表示されている。これがなぜかかなりの頻度で表示される。ホームコンテンツを表示している時だけではなく、音楽を流している時に歌詞と一緒にも表示される。

はっきり言ってウザいし、表示をオフにすることもできない。初心者ならまだしも、Echoデバイスに慣れた人でこのガイダンスが嬉しい人は少ないだろう。

時計のデザインは細かくカスタマイズできるのに、このガイダンスをオフにできないのは理解に苦しむ。

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ショートカット

画面右端から左スワイプでショートカットが選べる。音声で命令しなくても、スマートホームの操作やミュージックが選べる。音声コマンドが使えない時、Echo Show 5の近くにいる時は便利かも。

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フォトスタンドとして

自分の写真を背景にできる「パーソナルフォト」では新しい写真から順番に表示される。背景などの設定を変更しても最後に表示した写真から律儀に順番で表示してくれる。逆に新しい写真を表示しようと思ってもすぐにはできない。ランダム表示も不可だ。

ただ、「アレクサ、スライドショー」と命令すると「写真です」と妙な返答の後、スライドショーが始まる。Amazon Photosのすべての写真からランダムに表示してくれる。

ただ、止めないと永遠に続き、ホームスクリーン画面には戻ってくれない。

便利ではあるけど、改善の余地も

見た目の第一印象は思ったより小さいことだった。今までフォトスタンドとして使っていたAndroidタブレットが10インチだったこともあり、えらく小さく感じて、画面の小さい文字を視認しづらい。

ただ、時計と日付、現在の天気を常に表示してくれるのは良い。いちいちAlexaに聞く必要がない。

NHKニュースなどのコンテンツは映像付きになるなので、音声だけよりも頭に入ってきやすい。

一方で、改善の余地もまだあると思う。大きな不満は「Alexaの使い方」を頻繁に表示することだ。たまには、案内通りに話しかけようと思うが、多くの場合ウザいだけだ。この表示をオフにできないのは明らかに変だ。

マイク性能は、Echo dot 3rdよりも低い気がする。リビングの端からだと認識しないこともある。ディスプレイが小さいのでベッドサイドやデスクの上など近距離での操作を前提にしているのかもしれない。リビングでフォトスタンド・時計代わりに使おうとした場合は注意が必要だ。

フォトスタンドとしても使えるが、できればホームスクリーンの写真もランダム表示が選べると嬉しい。無理を言えば、Googleフォトが設定できるとさらに良い。

色々と要望も言ったけど、5,900円(キャンペーン中の価格)はやはり破格で、Echoデバイスが欲しい人で、ベッドサイドや机周りに置きたい人には良いデバイスだと思います。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
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