Magic Keyboardカバーが欲しい
iPhoneで入力するために、Magic Keyboardを購入した。MacBookのキーボードとまったく同じ打鍵感覚のままiPhoneで入力できるのは素晴らしい。
ただ、折りたたみキーボードではないので、Magic Keyboardのキーは剥き出しだ。カバンに入れているとキーが押されるし、汚れる。スライド式の電源スイッチが押されることは滅多にないけど、キーが壊れそうでちょっと嫌だ。
そこで、Amazonで調べると、いくつかのMagic Keyboardのカバーを売っていた。その中でも、iPhone・iPadスタンドにもなるMagic Keyboardのカバーがあったので購入してみた。
購入レポートをお伝えします。
開封
購入したのは、「Fintie Apple Magicキーボードケース キーボードカバー」だ。Amazonの販売価格は、1,999円(2022/08/02現在)。キーボードのスリーブだけならもっと安い物もあったけど、このキーボードカバーの特徴は、スタンドにもなることだ。
こんな感じに梱包されている。USの企業の製品だからか、ロゴもちょっとかっこいい。
開梱すると、こんな感じ。スタンドになるために折り目が入っている。
反対側は、マグネットで閉じるベロが2つ見える。中央には小さな商品名がある。ベロはペラペラでちょっと安っぽい。
カバーを開くと、こんな感じ。
傷がつかないように蓋部分はフェルトみたいな生地になっていて柔らかく高級感がある。
キーボードをはめる部分はプラスティックで硬い。硬すぎて、キーボードをはめる際に力が必要で、キーボードに傷がつきそうでちょっと怖い。
キーボードを取り付けたのが、こちら。Magic Keyboard専用なので、縦と横がピッタリはまる。むしろピッタリすぎてはめるのが大変なぐらい。
蓋には、メッセージが記載されている。どこかで見たようなメッセージだ。
蓋部分がスタンド部分になる。ベロにマグネットが入っていて、べろ同士が背中でくっついて立つようになっている。
iPhone 12 miniを置いたのが、こちら。スタンド部分の高さはiPhone 12 miniより少し高い。幅が広いのでiPadを置いても倒れそうにない。
角度はやや立ち気味で、固定。角度を変更することはできないが、入力するのに不便はない。
スタンドとキーボードが合わさると、スタンドが分離しているものより一体感が増し、1つのデバイスとして使うことができる。
Magic Keyboardを合わせた重量は、490.5g。カバーだけだと250g。
カバーとしては充分だし、スタンドとしても申し分ない。
ただ、いくつか気になる点がある。最も気になるのが、キーボードとiPhoneの間が狭く、ディスプレイの底部にタッチしづらい。特にホームバーは触れることができない。
ただ、アクセシビリティで設定すれば、キーボードでホームボタンの代わりができる。
ベゼルが太いiPadやホームボタンがあるiPhoneならあまり問題にならないと思う。
細かい点を言えば、Magic Keyboardとカバーの間に隙間がある。これはカバーが旧型Magic Keyboard(MLA22J/A)に合わせて作られているからだ。旧型はキーボードの四隅が角張っているが、新型(MK2A3J/A)の四隅は丸まっているので、隙間が生まれる。
隙間があっても困ることはないけど、埃が入りそう。
もうひとつ細かいことだけど、カバー表面のロゴのプレートが曲がっている。小さいから目立たないけど、ちょっと気になる。これが仕様なのか、個体の問題なのかは不明。貼ってあるだけにも見えるので、剥がせそうな気もする。
もうひとつ課題としてあるのが、ケースをかぶせてもキーが押せてしまうこと。ケースの蓋を押すとキーが押されてしまう。カバンの底に入れると、荷物でキーがずっと押されてしまうことになる。
iPadならさらに良いかも
作りは安っぽくなく、しっかりしている。スタンドも便利に使えるが、本当に困る点はホームバーが使いにくいことぐらい。iPadならベゼルが太いので、その心配はいらない。iPhoneで使うなら、アクセシビリティの設定が不可欠だ。