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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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Rakuten Miniを1円でも買うべきではない5つの理由

1円キャンペーンのRakuten Mini

6月17日までRakuten UN-LIMITに加入すると超小型スマホ「Rakuten Mini」が1円で購入できる。Rakuten UN-LIMITも一年間無料で、手続き費用も楽天スーパーポイントで戻ってくるので、実質1円でスマホが手に入り、回線も一年間無料で使える。

「1円ならいいや」とつい申し込んでしまいがちだけど、買っても使い道がなければ意味がない。特にMNPをしてRakuten Miniをメイン端末にしようとするのはじっくり検討してからにした方がいいかもしれない。Rakuten Miniを買うべきではない理由を考えてみます。

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バッテリーが保たない

小さい筐体からわかる通り、Rakuten Miniのバッテリー容量はかなり少ない。普通に使っていてもバッテリーが1日保つかどうかギリギリ。メイン端末にするにはちょっと勇気がいる。

ワイヤレス充電に非対応なので充電の際はケーブルを挿さないといけないのもマイナス材料。

画面が小さい

こちらも見た目通りだが、Rakuten Miniは画面が小さい。3.6インチディスプレイは、2010年登場のiPhone 4(3.5インチ)とほぼ同じ大きさだ。解像度が高いので画面は綺麗だけど、文字の入力にはかなり苦労する。

Android 9

Rakuten MiniのOSはAndroid 9 Pie。iPhoneをずっと使っていた人には違和感があるインターフェイスだ。Androidの最新バージョンはAndroid 10でまもなくAndroid 11が発表されるが、Rakuten MiniはOSのバージョンアップはしないと楽天は明言している

Android端末ではよくあることだが、最新OSを使いたい人は要注意。

癖のある仕様

Android端末ではよくあるが、Rakuten MiniもOSをカスタマイズしている。いくつか制限のあるカスタマイズもされている。例えばRakuten Miniはホーム画面の壁紙を変更できない。

また、Rakuten UN-LIMITは電話アプリ「Rakuten Link」で通話すると無料だが、Rakuten Linkを通話のデフォルトアプリに設定できない。間違えて普通の「電話」アプリで通話すると有料になってしまう。

もっとお得なキャンペーンがあるかも?

新しい携帯電話事業業者である楽天モバイルは、契約者を集まるために様々なキャンペーンを行なってきた。当初は300万人限定で回線だけ1年間無料だったが、それでは思うように契約者が集まらなかったらしく、Rakuten Mini1円キャンペーンを追加した。

300万人というのはUQ Mobileの契約者に匹敵するかなり高いハードルだ。それでも赤字だと言われているので、楽天モバイルとしてはなんとしてでも契約者を集めたい。

Rakuten Mini1円キャンペーンはRakuten Miniの在庫がなくなり次第終了となっているが、今日現在(2020/06/08)まだキャンペーンは継続している。

このキャンペーンでも思うように契約者が集まらなければ、さらにお得なキャンペーンが開始される可能性はある。

本当に使うか考えて契約を

一年間の通信料金無料と1円端末は、最近では珍しいお得なキャンペーンだけど、使わなければ全く意味はない。スマートフォンではなくモバイルルーターとして使う手もあるが、バッテリーが心配だし、充電も面倒だ。

回線敷設のために多額の初期投資している楽天は社運をかけて必死で契約者を集めなければならない。契約者を集めるために、さらにお得なキャンペーンを用意している可能性もある。

かなり癖のある端末なので、できれば店頭なので自分に馴染むかどうか確かめてから契約すると良いと思う。

 
IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
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