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楽天モバイルユーザーが来年の10月まで実質無料で運用する方法

楽天モバイルショック

楽天モバイルは1GB未満0円プランを廃止した。コストをかけて集めたユーザーを減らすような真似をするとは思わなかったが、発表前から予兆はあった。

三木谷会長が「auのローミング費用が高い」と決算の度に言及していた。楽天モバイル回線がつながりやすくなった時にローミングを停止してコストを削減すると思っていたが、そこまで待てずに0円ユーザーを減らすことでローミング費用を節約する行動に出た。

その背景には、巨額の赤字がある。楽天モバイルは前期約4163億円の赤字を計上し、楽天グループ全体でも赤字決算が続いている。

「ぶっちゃけ、0円でずっと使われても困る」と会長がつい漏らしたように、楽天の現状は抜き差しならない状態に陥っていて、赤字を減らすためになりふり構っていられなくなってきている。

0円プランを撤廃しなければならない楽天の事情はさておき、1GB未満0円で運用していたユーザーは今後どうすれば良いか考えないといけない。

1GB未満0円ユーザーはどうすれば良いか考えてみます。

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いつまでに乗り換えるべきか

7月1日に現行ユーザーはRakuten UN -LIMIT VIIに自動移行する。ただ、9月1日まで現行ユーザーは1GB未満0円で運用できる。9月1日から10月30日までは楽天ポイントで還元してくれるので、楽天で買い物をする人は実質0円で運用できる。

特典が付与されるのは翌々月末頃になる。9月末まで使い続けると11月末にポイントが付与される。10月分のポイントが付与されるのは12月末。そのポイントは6ヶ月の期間限定だ。

楽天で買い物をあまりしない人は、8月末までに別のサービスへ乗り換えた方が賢明だ。

楽天モバイルにとどまった方が良い人

乗り換えの際に気を付ける点は「通話」だ。Rakuten Linkで利用すれば何時間かけても通話無料だ(今後はわからないが、少なくても現状は無料)。今後の楽天モバイル最低料金の1,078円で通話無料+データ容量3GBのサービスは他社では存在しないので、たくさん電話を掛ける人は、楽天モバイルにとどまった方がお得だ。

また、楽天モバイル利用者かつダイヤモンド会員だと、楽天市場での買い物の際のポイントがプラス3倍になる。通常のポイントが購入額の1%だとすると、4%のポイント還元率になる。

毎月35,833円の買い物を楽天市場でする人は、ポイント還元で月額料金が0円と同等になる。実際にはポイントを使わないといけないので、約37,000円の買い物を毎月する必要がある。

電話でたくさん喋る人、楽天でたくさん買い物をする人はは、楽天モバイルにとどまっても良いと思われる。

povo 2.0

LINEなどで話すので、ほとんど通話しない人は、どんな選択肢があるのだろう。

今まで同様に0円で運用したいなら、KDDIの「povo 2.0」が選択肢としてあがる。「povo 2.0」はトッピング制なので、通常は0円で電話番号を維持できる。ただ、180日間に一度は660円以上のトッピングを購入しないといけない。6ヶ月で割れば、月額110円の支払いが必要ということになる。660円のトッピングはないので、1日使い放題330円を二日分購入するのが、もっとも支出を抑えられる。

でも、さすがに半年に2日しか通信しない人はいないだろう。トッピングがない時の通信は、最大128kbpsで、メッセージの送受信ぐらいは可能だが、それ以外のサービスを利用するのは苦しい回線速度だ。

回線を維持したいという人以外は、povo 2.0での最低料金運用は苦しいと思う。ただ、povo 2.0にはギガ活というのがある。例えばローソンで500円以上買い物すると、3日間限定で300MBのデータ通信ができるようになる。ローソンなどでいつも買い物をする人は、povo 2.0で月額110円運用できるかもしれない。

そんなに買い物をしない人で楽天モバイルの時のように1GBぐらいの通信をしていた人は、povo 2.0では3GB月額990円が最も近いトッピングになる。3GBという通信量だけで比較するなら、楽天モバイルより88円安い。88円はpovo 2.0で2分間電話した支払額だ。美容院や歯医者の予約などで電話したらそれ以上喋ってしまいそうではある。

1GB390円のトッピングもあるが、7日間限定なので、1ヶ月間毎日少しずつ使うことはできない。

また、トッピングは毎月購入しないといけない。自動で継続購入する方法は現在のところはできない。ちょっと面倒だ。

楽天モバイル回線に不自由しないエリアなら、電話番号維持以外の目的でpovo 2.0へ移行するのはあまり得しない気がする。楽天モバイル回線でつながらなくてイライラしている人は、つながりやすいKDDI回線を使うpovoへ移行するメリットは大きいと思う。

MVNOは?

MVNOで1GBのデータ容量で安いのは、日本通信SIMの「シンプル290」プランだ。1GBで月額290円は、おそらく業界最安値。ただ、MVNOなので、MNOの楽天モバイル・auと比較すると、通信速度は控えめだ。ほとんど通信しないで、回線を維持するのが目的なら、このプランを活用するのもひとつの手段だ。

他にも、IIJmioなら、音声2ギガプランなら月額850円(5月31日までに申し込めば12ヶ月間3GB)。povo 2.0や楽天モバイルより安い。

ただ、MVNOは初期費用やSIM発行手数料がかかる場合が多い。IIJmioだと、初期費用が3,300円、SIMカード発行手数料が434.4円かかる。

通信料金を節約しても、初期費用を回収するには何ヶ月もかかることになる。

povoなどのMNOのサービスなら、初期費用は0円だ。月額料金の安さにひかれて、MVNOへMNPするなら長期間使い続ける覚悟が必要だ。

キャンペーンに乗っかる

ソフトバンク系のLINEMOが、3GB通信できるミニプランを半年間実質無料になるキャンペーンを実施している。MNPすると、月額990円分のPayPayポイントが半年間還元される。初期費用はゼロ円なので、PayPayを使っているユーザーなら、費用を抑えられる。キャンペーンの終了時期は今のところ未定。

楽天モバイルが0円廃止を発表した後に始まったキャンペーンなので、明らかに楽天モバイルユーザーの受け皿になることを意図したキャンペーンだ。

実質無料で良いなら

まとめると。

  • 10月末まで楽天モバイル
  • 11月から来年4月末までLINEMOのミニプラン
  • 5月からpovo 2.0。10月まで無料運用が可能

が最も長く実質0円運用を続ける方法だ。MNOにしかMNPしないので、初期費用がかからない。

ただ、料金を支払ってポイントで還元されるので、楽天ポイントとPayPayポイントを使えるユーザーに限定される。

リスクがあるとすれば、LINEMOのキャンペーンが11月までに終わってしまうかもしれないことだ。LINEMOのキャンペーン期間は未定なので、いつ終わってもおかしくないが、楽天モバイル対抗のプランだと思うので、10月までは継続する気がする(保証はできないけど)。

来年10月以降は、povo 2.0で2日間使い放題660円のトッピングを買うか、その時に最適なプランを再検討するのが良いと思います。

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