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ガーミンのランニングウォッチ「ForeAthlete 645 Music」とApple Watchをランナーとして比較

ガーミンと比較

ランニングなどのワークアウト用の腕時計といえば、ガーミンだった。軽量で走行距離が計測できて、電池が数日間保つガーミンの腕時計は、ランナー御用達のウォッチだった。

Apple Watchの登場で状況が変わった。ワークアウト用機能だけではなく、iPhoneと連携し、通知を受け取り電話やメールもできる多機能なApple Watchは世界で最も売れた腕時計になった。

老舗のガーミンも手をこまねいて見ていたわけではなく、スマホとの連携や音楽の保存など、スマートウォッチに機能を寄せた製品を発表した。

ガーミン「ForeAthlete」の最新製品「ForeAthlete 645 Music」は、Apple Watchと比較できる機能を多く内蔵している。

ランナーの観点から比較してみる。

ForeAthlete 645 Music

ガーミン「ForeAthlete 645 Music」(以下、ガーミン)は定番のランニングウォッチ「ForeAthlete」の中で音楽を格納できるモデルだ。フェイスを変更できたり、アプリをインストールできたり、ガーミンのラインナップの中でApple Watchに最も近いモデルだと思う。

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Apple Watch series 4

言わずとしれたApple Watchの最新モデルApple Watch series 4(以下Apple Watch)。ランナーの観点での比較になるので、アルミニウム44mmのスポーツループバンドモデルで比較。

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ガーミンとApple Watchとの比較

サイズ

ガーミンは円形で、Apple Watchは方形なので、サイズの比較は難しい。表面積は、ガーミンもApple Watchも同じぐらいか。

気になるのは厚み。ランニングに使うなら腕に密着しやすい薄い形が良い。Apple Watchの方が2.8 mm薄い。形は好みだが、スポーツウォッチなら薄さは正義。

ガーミン:42.5 x 42.5 x 13.5 mm
Apple Watch:44 x 38 x  10.7 mm

  • サイズ:Apple Watch

重量

ガーミンの重量は、42.2g。Apple Watchはアルミニウムケース重量が36.7g、スポートループバンドが9g、合計45.7g。ガーミンの方が若干軽い。ランニング中は荷物が軽いに越したことはないので軽量なガーミンは嬉しい。

  • 重量:ガーミン

ディスプレイ

ガーミンのディスプレイは太陽直下でも見やすい半透過メモリインピクセルを採用している。Apple WatchはOLEDだ。昼間ランニングするならガーミンのディスプレイの方が見やすい。ただ、屋内で使用するならApple WatchのOLEDは鮮やかだ。初代Apple Watchは太陽光下では非常に見づらかったが、輝度が改善されて、現行モデルはかなり見やすくなったが、ガーミンにはかなわない。

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  • ディスプレイ:ガーミン

ディスプレイサイズ

ガーミンのディスプレイサイズは約725平方ミリメートルの表示面積、Apple Watchは977平方ミリメートル。ガーミンのディスプレイは40mmのApple Watchに近い。ピクセル数は、ガーミンが240 x 240ピクセル、Apple Watchが368 x 448ピクセルとやはりApple Watchの方が多い。

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  • ディスプレイサイズ:Apple Watch

センサー

どちらも豊富なセンサーを有している。GPS、心拍センサー、ジャイロセンサー、加速度計、気圧高度計はどちらも同じ。

ガーミンで特徴的なのは温度計があること。Apple Watchは温度計センサーがないので、ネットから情報を収集する。

ガーミンのこのモデルは光学心拍センサー内蔵なので、腕時計だけで心拍数を計測できる。

ガーミン

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Apple Watch

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  • センサー:ガーミン

ミュージック

名前の通り「ForeAthlete 645 Music」は4GBの内蔵メモリに最大500曲の音楽を保存できる。Apple Watchは16GB最大1600曲を格納できる。さらにセルラーモデルならApple Watch単体でApple Musicを利用できるので、約4000万曲から選んで聴くことができる。

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  • ミュージック:Apple Watch

電子マネー

ストリートランでドリンクを買いたい時に、財布をもたずに腕時計で購入できると嬉しい。ガーミンは独自規格であるGarminPayに対応している。GarminPayはクレジットカードを登録して非接触型の支払いができる機能だが、現在は三菱UFJ-VISAデビットカードしか対応していない。利用するにはまずカードを作らないといけない。非接触型のVISAタッチが使えるが、対応店舗はApple Payよりかなり少ない。コンビニだとローソンだけが対応している。

Apple Watchだとドリンクを購入できる自動販売機もある。

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  • 電子マネー:Apple Watch

モニタリング

Apple Watchに慣れた者からすると、ガーミンの豊富なモニタリング機能は驚くほどだ。さすがランニングウォッチの老舗。ピッチ、ストライド、上下動、上下動比が測定できる。Apple Watchは最新のwatchOS 5から、1分あたりの歩数を記録できるようになったが、ガーミンと比べるとまだまだだ。

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  • モニタリング:ガーミン

カスタマイズ

ガーミンは、「Connect IQストア」からフェイス(文字盤)、アプリ、ウィジェットをダウンロードできる。文字盤をダウンロードできないApple Watchユーザーからすると新鮮だ。季節に合わせて、たとえばクリスマス仕様の文字盤も選べる。

アプリ・ウィジェットも、地図やストップウォッチなど、Apple Watchの基本機能に当たる機能をダウンロードできる。

ただ、数は少ない。ForeAthlete 645 Music対応のフェイス・アプリ・ウィジェット合わせて62種類。Apple Watchに対応しているアプリは3000種類以上。使えないアプリも多いけど、選ぶ楽しさがある。乗換案内などApple Watchに対応している有名アプリもあるし、プリインストールされている純正アプリだけでも十分使える。

ガーミンはUberなどUSで開発したアプリはあるが、日本語に対応したアプリは少ない。文字盤をダウンロードできるのは羨ましいが。

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  • カスタマイズ:Apple Watch

インターフェイス

ガーミンは5つのボタンがあり、ランニング中に様々な機能をダイレクトに操作できる。ただ、タッチパネルに非対応。

Apple Watchはサイドボタンとデジタルクラウンの組み合わせ。もちろんタッチパネルに対応している。

タッチパネルの方が自由度は高いが、手袋をしていたり、汗をかいたりしていると操作しづらい。ランニングに特化するなら物理的なボタンの方がいい。

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  • インターフェイス:ガーミン

スマホとの連携

ガーミンは、スマホと連携してメッセージなどの通知の受信、音楽プレイヤーの操作が可能だ。Apple Watchのように音声で返信することはできない。自由度はタッチパネルがあるApple Watchとは比較にならないが、ガーミンはAndroidとも連携できるのがメリットだ。iPhoneユーザーなら関係ないが。

  • スマホとの連携:Apple Watch

充電方式

ガーミンは伝統(?)のクリップ型充電。マグネット式のApple Watchに慣れると、挟むのがちょっと面倒。どちらも専用充電器が必要なので旅行のときは不便だ。ガーミンはサードパーティ製も充実しており、Apple Watchと比較して安く入手することができる。

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  • 充電方式:互角

バッテリー

ガーミンと言えばバッテリーがかなり保つので有名。GPSを用いても最大14時間バッテリーが保つ。Apple Watchは屋外ワークアウトで最大6時間、LTEを使うと最大5時間。フルマラソンに使うには少々心もとない。

ガーミン

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Apple Watch

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  • バッテリー:ガーミン

価格

ガーミン「ForeAthlete 645 Music」の定価は49,800円。Apple Watch series 4 アルミニウムケース スポーツループバンドGPSモデルの定価が48,800円。セルラーモデルだと59,800円なので、ガーミンの方が安い。

  • 価格:ガーミン

ガーミンの7勝5敗1分け

あくまでもランナーという観点で比較したところ、ガーミンの方が上回った。ランニングウォッチの老舗ガーミンの方がランニング機能では一日の長がある。

ただ、スマートウォッチとして色々活用するならApple Watchの機能が圧倒している。ただ、iPhoneとしか連携できないので、Androidユーザーなら比較するまでもなく、ガーミンを選ぶしかない。アプリやフェイスなどのカスタマイズもできるので、ガーミンでもスマートウォッチ的に愉しむこともできるようなってきている。

  • サイズ:Apple Watch
  • 重量:ガーミン
  • ディスプレイ:ガーミン
  • センサー:ガーミン
  • ミュージック:Apple Watch
  • 電子マネー:Apple Watch
  • モニタリング:ガーミン
  • カスタマイズ:Apple Watch
  • インターフェイス:ガーミン
  • スマホとの連携:Apple Watch
  • 充電方式:互角
  • バッテリー:ガーミン
  • 価格:ガーミン

Amazon Echoから無料で音楽を流す方法と音声コマンド一覧

Amazon EchoがApple Musicをサポート

予告どおり、Apple MusicがAmazon Echoで使えるようになった。ただし米国限定。

HomePodというハードの拡販よりも、サービスの拡販をAppleが優先した結果だ。 

日本でも早晩Apple MusicがAmazon Echoに対応する可能性もあるが、まだアナウンスはない。

Apple Musicに限らないが、Amazon Echoから音楽を流す方法があるので紹介します。

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Amazon EchoでApple Musicを流す方法

簡単に言うと、Amazon EchoをBluetoothスピーカーとして使えば良い。Apple Music以外の音楽でももちろんOK。音声で命令することもできるけど、ここではアプリを使った方法を説明します。

  1. iPhoneでアプリ「Amazon Alexa」を起動→ 右下「デバイス」→ 「Echo・Alexa」→「Echo Dot」(任意の名称)→「Bluetoothデバイス」をタップ
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  2. 「新しいデバイスをペアリング」をタップ。Echoから「新しいデバイスを探しています」の音声メッセージが流れる
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  3. iPhoneの「設定」→「Bluetooth」をタップして、「その他のデバイス」から「Echo-Dot」をタップ(名称はモデルによって異なる)

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  4.  

    完了。あとはiPhoneから音楽を流すだけで、Amazon Echoから音楽が流れる

Amazon EchoからiPhoneを操作するコマンド

一度iPhoneとペアリングすると、Amazon EchoでiPhoneを操作できる

  • 「スマートフォンを繋げて」:一度ペアリングしたiPhoneと自動に接続
  • 「次の曲」:曲をスキップ
  • 「前の曲」:一つ前の曲を再生
  • 「頭出し」:曲の頭から再生
  • 「停止」:音楽再生を停止
  • 「再開」:停止した音楽を再生
  • 「ペアリングを解除」:iPhoneとのペアリングを解除

一度設定しておくと便利

一度設定しておくと、簡単に再接続できるので、設定して損はない。Amazon Musicなどの音楽配信サービスを使うのもいいけど、自分のコレクションを流したいときは、スマホから流すほうが早い。

ただ、Amazon Echo Dotだとスピーカーの品質がイマイチなので(3代目は良いらしいけど)、上位版に買い替えたくなるかもしれない。

BOSEのワイヤレスイヤホン「QuietControl 30 wireless headphones」(QC30)の裏技4つ【Tips】

快適なBOSEのワイヤレスイヤホン

筆者はずっとAirPodsを使っていたが、購入から2年が経過してバッテリーが1時間ぐらいしか保たなくなってきたので、BOSEのワイヤレスイヤホン「QuietControl 30 wireless headphones」を使うことが増えてきた。

持ち歩くのにはAirPodsが小さくて便利だが、自宅で使うなら、BOSEも悪くない。ノイズキャンセリング機能で静かな環境に身を置けるのがいいし、人から話しかけられて耳からイヤホンを外しても落ちないのもいい。AirPodsのような完全ワイヤレスイヤホンはケーブルが一切ないので持ち運びが便利で手間はないけど、外したイヤホンの置き場所に困る。

「QuietControl 30 wireless headphones」(以下、QC30)を使っていて気づいた裏技をいくつかご紹介します。

QC30のレビューは、こちら

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音声ガイドをオフ

QC30を起動すると「iPhone Xと接続しました」と音声で伝えてくれる。QC30は2種類のデバイスと同時に接続できるので、「iPhone XとMacBook Proと接続しました」と結構長く音声ガイドが流れる。デバイスを切断したときに「iPhone Xが切断しました」と教えてくれるが、音声ガイドが流れている間は、音楽が聴きづらい。

オフにすると、短い電子音だけが流れるので、音楽鑑賞のじゃまにならない。

  1. iPhoneにアプリ「Bose Connect」をインストールして起動
  2. 右上の「設定」をタップ

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  3.  

    「音声ガイド」をオフ

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Bose Connect

Bose Connect

  • Bose Corporation
  • ミュージック
  • 無料

接続するデバイスを変更

2種類のデバイスと同時に接続できるQC30。2種類のデバイスから音を出力させると、最初に音が流れたデバイスを優先して聴くことができる。

今聴いているデバイスを停止して、もう一つのデバイスで再生すれば、デバイスを切り替えることができる。

今接続しているデバイスを変更するときはアプリを使う方法と、電源ボタンで変更する方法がある。

アプリで変更
  1. iPhoneアプリ「Bose Connect」を起動
  2. 右上の「設定」→「接続」をタップ
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  3. 接続するデバイスを2種類選ぶ

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電源ボタンで変更

電源ボタンを短く押すと、音声ガイドがオンであれば、接続しているデバイスを教えてくれる。さらに3秒以内に電源ボタンを短く押すと、ペアリングリした次のデバイスに接続できる。

 

手許でノイズキャンセリングを調整

裏技でも何でもないけど、自分は暫く気づかなかったので。ボリュームや再生/停止できるマルチファンクションボタンの側面に2つあるボタンでノイズキャンセリングの強弱を調整できる。

外出時にノイズキャンセリングを弱めたい時にアプリを起動しなくても手許で調整できる。

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マグネット充電で手間が半減

QC30はMicro USBで充電できるが、ワイヤレス充電に慣れるとケーブルを挿すのが面倒くさい。

そこでマグネット充電ケーブルを導入することで、コネクタを近づけるだけで充電できる。これが、めちゃ便利でストレスフリー。筆者のデスクは鉄製なので、QC30を使っているときはケーブルをデスクにくっつけておくことができる。

欠点がないQC30

QC30を購入して半年以上経つが、不満な点が見当たらない素晴らしいBluetoothイヤホンだ。ここであげた裏技を活用すれば、快適に使用できる。

欠点は少々高いことだけど、投資した金額を上回る満足感を得られると思います。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
Kindle Unlimited会員ならすべて無料、非会員の人にも99円からご用意していますので、お読みいただけると幸いです。感想もいただけたら感涙でございます。

Siriで簡単にアラームを設定・コントロールする方法【iPhone小ネタまとめ】

Siriの便利な使い方

iOSやmacOSの音声アシスタント「Siri」。反応が悪かった初期の頃に使ってガッカリして使っていない人も多いと思うけど、「アラーム」の設定にはSiriを使うと便利。Siriにお願いすれば、一言話すだけで、アラームを設定できる。

Siriでアラームを設定する方法をご紹介。

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Siriでアラームを設定するコマンド一覧

「平日朝8時に起こして」

この一言で、月から金曜日まで毎日8時のアラームを設定してくれる。これを手動で設定すると何度もタップして大変。一番オススメの設定方法だ。時間帯によっては「朝」は不要だけど、「平日8時に起こして」の方が無難。

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この画面では「平日」と表記されているが、アラーム一覧では、「毎週月曜〜金曜日」と表記される。

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手動で設定すると大変。時間を合わせて、曜日をタップする必要あり

「朝7時に起こして」

普通だけど、「朝」がポイント。朝をつけないと設定する時間によっては「19時」に設定してしまう。微妙な時間だとSiriが聞いてくることもある。「朝」をつけたほうが安全だ。

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24時間以上先はリマインダーをセット

アラーム設定は24時間以上先は設定できない。その場合はリマインダーを設定してくれるので心配ない。

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「アラームをすべて削除」

Siriでアラームを設定していると、いつの間にかたくさんのアラーム設定が残っていて、きもちわるい。そういうときは「アラームを全て削除」とSiriにお願いすれば、すべて消してくれる。下の画面で「はい」と言えば、すべて削除してくれる。

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「アラーム8時を10時に変更して」

設定したアラームの変更もSiriにお願いできる。明日だけ、ちょっと寝坊して良いときとか便利。

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「アラーム」

「アラーム」とSiriに言えば、現在のアラームを表示してくれる。たくさんのアラームがうんざいするかも。

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「アラームを全てオフ」

たくさんのアラームを見て、あらゆるタスクが嫌になったら「アラームを全てオフ」とSiriに言えば、全てのアラームをオフにしてくれる。

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「アラームを全てオン」

「やっぱり会社へ行かなきゃ」と思ったら、「アラームを全てオン」で。

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アラーム設定はSiriにお任せ

手動のアラーム設定は結構面倒。Siriを使ってアラームをコントロールしよう。

PayPayやLINE Pay、QRコード決済を企業が推進する理由

QRコード決済を推進する理由

PayPayの100億円キャンペーンで一般ユーザーにも知れ渡ったQRコード決済。対抗して今度はLINE Payが20%残高還元キャンペーンを開始した。

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楽天ペイも、「今年もありがとう大感謝キャンペーン」を実施。コンビニ支払いで最大800ポイントがもらえる。

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ここにきて各社自社サービスを広めようと必死なのは、どうしてだろう? 広める理由について考えてみました。

対象店舗を増やしたい

報道されたのは、QRコード決済を使う顧客向けばかりだけど、本当に重要なキャンペーンはPay Payの決済を導入した店舗への0円キャンペーンだ。

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端末の購入費、決済手数料、入金手数料すべて0円。なんでも0円では儲からないが、それでも対象店舗を増やしたいのだろう。

QRコード決済は使える店舗が増えれば増えるほど便利になるので、対象店舗を増やす施策を行うのはQRコード企業にとっては当然のことだ。

対象店舗を増やすためには、認知度を上げる必要がある。今回のキャンペーンは、認知度を上げて対象店舗を増やすのが目的の一つだったと思われる。

個人情報の入手

QRコード決済を企業が推進する理由の一つは個人情報の入手だ。現金で支払った時に店舗側は誰が購入したかわからない。QRコード決済してくれれば店舗側は誰が購入したのかがわかる。

買い物情報を他の購入情報と紐付けることで、「どういう人がどういう買い物をするのか」分析することができる。商品を買った人に似た新商品を勧めることができるし、顧客の好みに合った広告を見せることもできる。

減税

来年の消費税増税時に、キャッシュレス決済にたいして5%キャッシュバックするプランを安倍首相が表明している。2%増税でも5%還元されるならお得な感じがする。これだけわかりやすいお得感があると、現金が好きでキャッシュレスが進まない日本でもQRコード決済を使う人が増えると思われる。

その前に、自社のサービスを普及させたい思惑がある。

キャッシュレス経済

筆者はほとんど現金を使わない。現金しか決済できない店舗を敬遠するようになってきた。キャッシュレス決済が普及するのはありがたいが、自分の個人情報を把握されていることは常に留意する必要がある。

iPhone・Apple WatchでPontaポイントを貯める際に気をつけること

Apple Payと同時にPontaポイントが貯められる

世の中には様々なポイントサービスがあるが、今までApple Watchで貯められるポイントはなかった。

そこにローソンが主導するPontaポイントが、Apple Payで支払うと同時にポイントを貯めることができるようになり、iPhoneだけではなくApple Watchでも利用可能だ。 

 サービス開始から一ヶ月間使ってみて、気をつける点がいくつかわかったのでご紹介します。

「Apple Payで」と叫ぶ

「お支払いは?」とローソンの店員に言われたら「Apple Payで」と答えて、Apple Payの決済画面にしたiPhoneかApple Watchをかざす。今までApple Payで払う時に「iD」や「QUICPay」と答えたと思うが、これだとPontaポイントが同時に加算されない。

Pontaポイントと同時に支払う時は、「必ずApple Payで」と大きな声で言おう。

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店員が迷っていたら「リンゴのマークです」と叫ぶ

決済時に「Apple Payで」と店員に叫んでも、店員の方が、どうすればよいかわからないことがある。レジの画面には多くの決済方法が並んでいる(お客には見えないけど)。Apple Payの支払いに慣れていない店員だと、どれがApple Payかわからない。

店員の方がまごついているときは、「リンゴマークです」と教えてあげよう。「白黒のやつね」と付け加えるとさらに効果的。

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想像図。こんなに並んでいたら探せないよね

通知を確認して「ワオ!」と叫ぶ

ポイントがきちんと貯まったか確認する方法はいくつかある。ひとつはレシート。レシートにポイントの記載があればOK。

iPhoneまたはApple Watchの画面にも通知が届く。

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Web画面、iPhoneアプリでも確認できる。

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左がアプリ。右がWeb画面

焦らず、落ち着いて

一ヶ月が経過して、こちらも店員の方も慣れてきたので、失敗することはほとんどない。支払いと同時にポイントが貯められる今のところ唯一の方法なのでiPhoneユーザーは積極的に使っていこう。

特にApple Watchでポイントが貯められるのはPontaポイントしかない。iPhoneをもたないランニング中などでも使えるのは貴重なので、ぜひ登録して使い倒そう。

パソコンと同じ道をたどるスマホ。つぎにくるもの

スマホとパソコンの歴史は同じ

iPhoneの売上低迷が報じられて、Appleの株価が下落している。報道が事実なら、新しく登場したiPhoneに魅力がなく買い替え需要に乏しいことと、多くの人がスマートフォンをすでに所有していて、新しくスマホを買う人が減っていることが原因だろう。

一方、ファーフェイなどの中国メーカーが台頭し、世界のスマホ市場のシェアを握ろうとしている。

この状況はパソコンで起きたことと似ている。

https://4.bp.blogspot.com/-OMv8X-XdJ6g/WR_LWn9MYfI/AAAAAAABEfY/O2sTbkdmycUdxngDagTTbfNxOXTme0NgACLcB/s800/wakamono_hanareru_pc.png

オープンソースで広まったパソコンとスマホ

現在のパソコン(PCまたはパーソナルコンピュータと呼ぶべきだろうけど、あえてパソコンと表記します)に繋がるDOS/Vパソコンを開発したのはIBMだ。初期の頃、現代のパソコンをIBM PC互換機と言ったように、 IBMは自社だけで開発・製造するのではなく、仕様を公開し、他社もパソコンを開発できるようにした。このおかげでパソコンは爆発的に普及することになった。一方で、Appleは独自のOSと仕様であるMacで一定のシェアを確保し続けた。

スマホも同様だ。iPhoneの仕様をAppleは一切公開せず、クローズドシステムとしたが、ブランド力と先見性でパソコン時代より大きなシェアを確保できた。その後、GoogleがAndroidを開発し(元は買収した技術だが)、オープンソースOSとして他社へ公開したので、Androidスマホは爆発的に普及した。

安くて良いもの

その後、コンパック、のちにコンパックを買収するHP、ダイレクト販売という新しいビジネスモデルをひっさげて登場したDellが、パソコン市場を席巻した。

最初にパソコンを開発したIBMは、中国メーカーのレノボにパソコン事業を売却し、ここから、人件費が安い中国・台湾メーカーがシェアを握るようになる。

当初は日本のパソコン市場のシェアを握っていたNEC、富士通、ソニーなどの日本企業は、世界進出に失敗し、高コストで海外メーカーと対抗できなくなり、事業を売却、合併せざるを得なくなった。東芝もパソコン事業を売却し、初期からパソコンを製造している日本企業はパナソニックだけになった。

Androidスマホが登場したときは、モトローラなどの米国メーカーもある程度の存在感を示していたが、韓国のサムスンや中国のファーフェイ、シャオミが市場をすぐに奪っていった。

日本メーカーも、携帯電話を開発製造したNEC、富士通が当初スマホを開発製造していたが、高コストと技術的にも世界レベルについていけずに、パソコンと同じように世界市場ではシェアをとれなかった。

エリクソンと組んだソニーは今でも世界市場で戦っているが、赤字で苦戦している。

技術革新の停滞。コモディティ化

インテルのCPUとMicrosoftのOSを両輪に進化を続けてきたパソコンだが、性能が向上しても、性能に見合う需要が生まれず、パソコンの進化は停まりパソコン市場の成長もストップした。それでもパソコンはビジネスを中心に一定の需要はあるので、パソコンはコモディティ化した、まるでボールペンみたいに。

 

高い利益はでなくても、寡占化が進んだパソコン市場で大きなシェアを握ったレノボ、HP、Dellはパソコン事業を維持できている。

ここにきてスマホの進化も頭打ちになり、高性能化が進んでも大きな需要を喪失できなくなっている。スマホ市場の成長も頭打ちになり、Apple以外はアジアメーカーばかりになった。

第三の「パソコン」は?

パソコンは、名前の通りパーソナルコンピュータとして、個人が自由に使える最初のコンピュータだった。スマートフォンは、そのパソコンの概念をさらに「パーソナル化」して肌身離さず使えるコンピュータとなった。

第三のパーソナルコンピュータはなにになるだろう。Apple Watchのようなウェアラブルコンピュータだろうか。よりパーソナル化していくというなら、まさに「肌身離さず使えるコンピュータ」として腕時計型やメガネ型はありえる選択だが、スマートフォンができることを全てできるようになるには、バッテリー問題があるので、まだ時間がかかる。マシンパワーをあげればバッテリー消費量が増えて、大きなバッテリーが必要になる。このジレンマをどのメーカーも解消できていない。

Amazon Echoのようなスマートスピーカーが、第三のパソコンとなるのか。スマートスピーカーは「パーソナル」で使う用途ではなく、ファミリーを中心とした複数で使うことを意図して開発されてきた。各家庭から各部屋へ置かれるようになったが、「各個人」という方向には進まない。大きな音を複数の人に聞かせるスピーカーという特性上、パーソナル化の方向には進まない。

スマートスピーカーがイヤフォンになり、個人が使うようになる未来はあるかもしれないが、やはりバッテリー問題を解決しなければならない。イヤフォン化した場合に視覚から情報を得ることは出来ないので、パソコンやスマホの代わりにはなりづらい。

サービスこそが次の成長エンジン

パソコン、スマホのようなハードウェアが現れることは、今後はもうないかもしれない。次にIT業界を担うのは、「サービス」かもしれない。パソコンやスマホの進化が停まっても、我々の周りには多くのディスプレイとスピーカーがすでに存在する。

家庭では映画やミュージック、ビジネスではサブスクリプション型オフィスソフトやクラウドサービスが主役になる。デバイスがパソコン、タブレット、またはテレビと形を変えてもサービスは変わらない。デバイスの形状や性能よりもデバイスに流すサービスの質と量、価格が企業の勝敗を決めるようになる。

AppleはMacから事業をスタートして、iPhoneで急成長した。次のAppleの成長は、HomePodではなく、サービスだろう。Apple MusicがAndroidやAlexaに対応したのは、デバイスに関係なくサービスで成長していくAppleの決意の現れだ。

今年は登場しなかったが、来年にはAmazonプライムのようなAppleのような統合型サービスが登場するかもしれない。

米中貿易戦争がAppleにもたらす影響。中国からの工場移転は不可能?

米中貿易戦争

トランプ大統領は中国で製造された製品に高い関税を掛ける方針だ。トランプ大統領と習近平主席によるアルゼンチンでの首脳会談で来年の追加関税を延期する合意がなされ、貿易戦争は休戦となる見方があったが、ファーフェイのCFO逮捕で再び戦争激化の懸念が高まってきた。

 

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現代の戦争

「戦争」という言葉を使ったけど、軍隊や武器は使っていないけど、これは21世紀の戦争と言っていい。経済を舞台に二大強国が世界の覇権を争っているのが、現在の状況だ。

20世紀も戦争の原因は、常に経済だ。植民地の奪い合い、世界恐慌後のブロック経済が過去の大戦の遠因となった。

21世紀の戦争は20世紀よりも複雑だ。人件費が安い中国で多くのアメリカ製品は製造されているので、中国から輸出する製品の関税を引き上げれば、アメリカの企業に大きな影響が出る。

Appleへの影響

トランプ大統領は「アメリカ本土に工場を造ればいい」という考えなので、自国の企業に悪影響がでてもあまり気にしていない様子だ。

自社の工場はないが、中国企業に製造を委託するAppleは、関税引き上げの影響を大きく受けると言われている。

だが、追加関税が25%を超えなければAppleは生産拠点を中国から移転しないとBloombergが報道している。今のAppleの高い利益率を考えれば、関税が引き上げられても、まだ利益が残るという判断だろう。

現実的に言うと、中国から生産拠点を移転するのは非常に難しい。巨大な工場設備を移転または自社開発するには相当のコストと時間がかかる。Apple製品を製造しているフォックスコンの工場には数万人が勤務している。それだけの従業員を雇用できる場所が中国国内以外に探すのは非常に難しい。

Appleの製品に使われている部品の多くはアジアで製造されている。トランプ大統領が言うようにアメリカ本土の工場で製造することになれば、アジアから部品を輸出することになる。内蔵する部品にも高い関税が今後掛けられる可能性もあれば、輸送コストもかかる。

アメリカ本土に工場ができれば、カルフォルニアの本社と緊密に連携し、品質は向上するかもしれないが、現実的には不可能だと言っていい。

トランプ大統領の真意

米中の貿易戦争が表面化してから、株価は不安定な状態が続いているのは、トランプ大統領が描く落とし所がみえないからだ。

中国も自国へのダメージを認識しているので、一時休戦を合意したわけで、習近平もトランプの真意を測りかねているようにみえる。

米中のチキンレースは、予測不可能なトランプ大統領を中心に今後も続くと思われる。

iPhoneで一秒でも早くツイートする方法【Twitter】

1秒でも早くツイート

Twitterというのは変なツールだと思う。Twitterをはじめると、人に伝えたいことが、ふと頭に浮かぶとツイートしないといられなくなる。

人によっては裏アカウントを作って、内にあるドロドロとした言葉を吐き出さないといられない人もいるでしょう。

そんな時、一刻も早くツイートしたいもの。iPhoneには様々なツイートする方法があるので、まとめてみました。Twitterの公式アプリ「Twitter」をインストールしている前提です。

Siri

iOS 12で搭載された「Siriショートカット」を使えば、「ツイート」とSirに話しかければツイートできる。他のアプリを起動していても、サイドボタン長押しすればツイートできるのが良い。ただ、人前で「ツイート」と話しかけるのは、ちょっと恥ずかしい。時と場所を選ぶやり方だ。

  1. 「設定」→「Siriと検索」をタップ

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  2.  「すべてのショートカット」→「TWITTER」の「新しいツイートを作成」をタップ

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  3.  赤いボタンを押して「ツイート」と録音する→「完了」

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  4. サイドボタン長押しでSiri起動(iPhone Xシリーズ)→「ツイート」と話しかける
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ショートカット

今回の本命「ショートカット」。iOS 12と同時に発表された新しい純正アプリ「ショートカット」で、ショートカットを作成すれば、メニュー画面から1タップ、ウィジェットからも1タップでツイートできる。最初は手間だけど、一日何回もツイートする人は、かなりの時間節約になる。

  1. アプリ「ショートカット」を起動

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  2.  「ショートカット作成」をタップ

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  3.  下の方にある「検索」→「Siriからの提案」→「Create new tweet」をタップ

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  4. 右上の「設定」ボタンをタップ

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  5. 「ホーム画面に追加」をタップし、アイコンやカラーを選ぶ

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  6. 画面に従って、ホーム画面に追加 

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  7.  ホーム画面にアイコンが追加される

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  8.  「ウィジェット画面」(ホーム画面で右スワイプ)の一番下「編集」をタップ

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  9. 「ショートカット」をタップして追加 

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  10. 「ウィジェット」に追加される 

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3D Touch

iPhone XR以外のiPhoneで使える3D Touch。アプリのアイコンを強く押すことで、すぐにツイートできる。どの画面からでもできるわけではないので、ホーム画面に戻らないといけないのが難点。

  1. Twitterアイコンを「強く押す」

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  2. 指をずらして「ツイートを作成」で指を離す

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  3. ツイート

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全部覚えよう

3つの方法を紹介したけど、状況によってどれが早いか変わるので、全部覚えておこう。話せる状態なら「Siri」に話しかけるのが早いし、ホーム画面なら「ショートカット」で作成したアイコンをタップするのが早い。

最初は少し面倒だけど、「ショートカット」を覚える良いチャンスなので、試してみてください。

ソフトバンクの機器障害で考えたこと。「コンテンツ離れ」のすすめ

携帯が繋がらない

機器障害でソフトバンクの携帯電話が約4時間繋がらない事態が発生した。スマートフォンが一般化してから、これだけ大規模に長時間スマホが使えないのははじめてのことだろう。

「仕事ができない」「待ち合わせで会えない」など、日常生活に深刻な影響を与えることになった。治安や医療にも影響があり、モバイル通信が社会のインフラになっている現実をまざまざと見せつけられた。

筆者はソフトバンクユーザーではないので、影響は受けなかったが、いろいろ聞くと最初はイライラしたけど、少ししたら慣れたという人もいた。

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ケータイオフの日

以前、娘の提案で「画面見ないDay」を実施したことがある。その日は、画面がついているデバイスすべて、PCもスマホもテレビも一切見なかった。最初はいろいろと困ったこともあったけど、本があればなんとか時間は過ごせる。

デバイスが使えず一番困るのは連絡がとれないことだが、緊急の連絡はとってよいことにしていたので、実際に一番困ったのは調べ物ができないことだった。本を読んで疑問が浮かんだことが調べられず、久々に紙の辞書を引いたこともあった。外食するにも店を調べることもできなかった。

仕事は別にして、プライベートでインターネットに接続して一番使っているのが「検索」だとよくわかった。ほとんどの情報検索はGoogleを使っているので、いかに自分がGoogleに頼っていて、Googleが力を握っているのかがよくわかる。

平均3時間

一般の人のスマホの平均利用時間は3時間ちょっとだそうだ。テレビやPCををあわせると画面を見ている時間はもっと長いだろう。プライベートで画面を見ていない時間を意図的に設けないと、ずっと画面を見ていることにもなりかねない。

それが悪いということでもない。技術の進歩により、紙の本が電子書籍になり、映画館のスクリーンがテレビ画面になった。様々なものが電子コンテンツに切り替わり、画面を介してコンテンツを享受するようになった。

筆者は定期的にランニングをすることで、意図的に画面を見ない時間を設けるようにしている。画面を見ないというよりコンテンツから離れて、自分で考えてクリエイティブなことに頭を使いたいからだ。小説のアイディアの多くは、ランニングをしていたり、寝る直前などコンテンツから離れた状態で生まれる。

スマホが使えないのはたしかに困るが、コンテンツから離れて思索にふける時間もときには必要だと思う。

とりとめないけど、今回の障害でそんなことを考えた。

EvernoteとiPhone純正アプリ「メモ」を比較する

10年使っているEvernote

筆者は10年以上Evernoteを使用している。iPhoneを買った頃、iPhoneとPCで覚え書きや書きかけの小説を共有したのがEvernoteを使い始めたきっかけだ。

当時のiPhone純正アプリ「メモ」の機能は貧弱だったので筆者は使わなかったが、10年の間にメモも大きく進化している。

改めて、Evernoteとメモを比較してみます。

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Evernoteとメモの比較

すぐに入力

メモアプリで一番大事なのは「さくっとメモを残せること」だと思う。がっつり文章を書くより、日々思いついたこと、忘れてはいけないことを残すのがスマートフォンのメモの使い方になるだろう。

 メモはフォルダ構造になっていて、PCアプリのようだ。メモを残すには、フォルダを選択し、新規作成ボタンを押す必要がある。

Evernoteは、どの画面でも画面下の「+」ボタンを押せば、新規メモが残せる。Evernoteのほうがひと手間少ない。

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「メモ」はフォルダを選択してから、メモを新規作成
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Evernoteはどの画面でも「+」ボタンを押せばメモを残せる
  • すぐに入力:Evernote

クラウドの同期

各端末で同じ情報を参照できるクラウド同期は、スマートフォンのメモアプリではなくてはならない機能だ。スマートフォンで残したメモをPCで加工したり、スマホとタブレットで情報を共有したりできる。

メモは、iCloud経由で共有できる。さすが純正らしく、iOS、macOSのデバイスには瞬時に同期をとってくれる。余計な手間は一切不要だ。

メモのiCloud設定方法
  • iPhoneの「設定」→「パスワードとアカウント」→「iCloud」→「メモ」をオン
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メモが格納されるiCloudのストレージは5GBまでが無料で、それ以上は別料金がかかる。50GBだと月額130円、200GBは月額400円、2TBだと月額1,300円。

メモなら5GBで十分そうだけど、iCloudはメモだけではなく、iPhoneのバックアップや写真、メール、メッセージなど多くのアプリで使われる。iPhoneのバックアップと写真だけで、あっという間に5GBを超えてしまう。

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それでも写真を大量に格納しないなら50GBで十分だろう。

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Evernoteのクラウド同期も瞬時に行われる。「Wi-Fi接続時にのみ同期」をオンにするとモバイルデータ通信環境では同期されない。

Evernoteも無料でクラウド同期が可能だが、無料のベーシックプランだといくつかの制限がある。

Evernoteではクラウドで使用できる全体容量が決まっているのではなく、月間のアップロード容量が決まっている。無料のベーシックプランだと60MB、プレミアムだと10GB。

ひとつのノートの上限サイズも違う。ベーシックは25MB、プレミアムは200MB。

クラウド同期の点で、ベーシックとプレミアムの最も大きな違いは、同期できるデバイスの数だ。ベーシックは2デバイスまで、プレミアムだと無制限のデバイスと同期がとれる。Evernoteのプレミアムプランは月額600円。

複数の端末やPCで遣いたい人は有料プランが必須になる。ちなみにWebブラウザからのアクセスは端末の数には含まれない。

iCloudの「メモ」は無料のプランでも無制限のデバイスと同期が取れる。

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金額で比較すると、50GBぐらいで使うならメモのほうが安い。「iCloud」のアプリをインストールして設定すれば、Windowsでも同期がとれる(たまに不安定だけど)。

  • クラウド同期:メモ

Webクリップ

一からメモを作成する他にWebページをクリップして保存することも多いと思う。

メモはiPhoneのSafariからWebページをクリップしようとすると、URLだけがクリップされる。

メモのWebクリップ方法
  1. Safariで画面を開く。画面下の「出力」ボタンをタップ
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  2. 「メモに追加」をタップ。表示されないときは一番右端にある「その他」をタップし「メモ」をオン

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クリップしたメモ。URLだけ。タップすれば、元のWebページが参照できる。

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ちなみに、Macで同じ動作をしてクリップすると、ページ全体をクリップしてくれる。

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Evernoteは、iPhoneからもWebページごとクリップしてくれる。

EvernoteのWebクリップ方法
  1. Safariで画面を開く。画面下の「出力」ボタンをタップ
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  2. 「Evernote」をタップ

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  3. タイトルとノートブック、タグを変更して、保存
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Webページごと保存してくれる。MacのSafariからは拡張機能「Evernote Web Clipper」をインストールして、クリップできる。

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  • Webクリップ:Evernote

装飾

メモの装飾は、どちらのアプリも豊富。太字や箇条書き、写真の添付などが可能。

メモ

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左から表、文字フォント、箇条書き、添付、マークアップ。

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左から、文字装飾、添付、マークアップ
Evernote

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左から、添付、カメラ、文字フォント、太字、斜体、下線、箇条書き。

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左から、添付、カメラでの撮影、文字装飾
  • 装飾:引き分け

3D Touch

どちらも3D Touchに対応している。最近のノートも参照できる。

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左がメモ、右がEvernote
  • 3D Touch:引き分け

ウィジェット

どちらもウィジェットに対応している。直近のノート(メモ)を表示してくれる。Evernoteは、ウィジェットからノート作成が可能だ。

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左がメモ、右がEvernote。Evernoteはウィジェットからメモできる
  • ウィジェット:Evernote

整理

メモは、フォルダを作成してメモを整理できる。非常にPCライクな構造だが、サブフォルダは作成できない。

Evernoteは、ノートブックというフォルダに似たものにノートをまとめて保存する。それ以外に各ノートにタグを残せる。タグを使えば、ノートブックを横断して整理することも可能で、作業中のノートにタグをつけて、完了したらタグを外すこともできる。サブフォルダみたいにタグを使う方法もある。

  • 整理:Evernote

その他の機能

Evernoteには、頻繁に参照するノートをまとめる「ショートカット」、一定時刻後にノートを表示する「リマインダー」、ノートを残した場所を記録することもできる。

  • その他の機能:Evernote

安定度

Evernoteは新しい機能の取り込みに貪欲で、サードパーティ製ながらApple WatchやSiriショートカットにも対応している。

ただ、筆者の環境だけかもしれないが、アプリが安定しない。アップデートの度にフリーズしたり、検索してもヒットしなくなることがある。

メモはさすが純正アプリ。常に安定している。

  • 安定度:メモ

Evernoteの4勝2敗2引き分け

  • すぐに入力:Evernote
  • クラウド同期:メモ
  • Webクリップ:Evernote
  • 装飾:引き分け
  • 3D Touch:引き分け
  • ウィジェット:Evernote
  • その他の機能:Evernote
  • 安定度:メモ

Evernoteの機能は非常に豊富だ。Webクリップやショートカットなど様々な機能が用意されている。

ネックは料金。Evernoteプレミアムの月間600円をどうみるか。以前はEvernoteプラスというベーシックとプレミアムの中間のプランがあったが、今は契約できないようだ(筆者はずっとプラスプラン)。

メモは純正アプリらしく、非常にシンプル。写真やバックアップにiCloudを使わなければ、当分無料で使える。

Evernoteはがっつり使うなら2つ以上のデバイスで同期がとれるプレミアムプランへの加入は必須になると思う。

まずはメモとEvernoteを無料で使ってみて、自分がどこまでの機能を必要としているか確かめるのがよいと思います。

来年のiPhoneもデザインは変わらない? 次期iPhoneの外観を予想する

来年も外観が変わらない?

来年発売のiPhoneは今年と同じ形状で、2020年にフルモデルチェンジすると、野村證券のアナリストが発表した。

Anne Lee氏は、今年発売のiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRの3モデルから外観は変わらず、AR(拡張現実)機能がアップデートされるだけと予測している。

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信憑性は?

iPhone XSは前モデルのiPhone Xと外観はほとんど変わらない。もし来年も変わらなければ、三年連続同じ外観となる。

今年のiPhone XSでさえ販売不振が言われているのに、来年も同じ外観であれば、さらに売れなくなる可能性が高い。

どのように変わればいいのか?

と言っても、現行のiPhone XSからどのように変更すればよいかと問われても、なかなか思いつかない。

ホームボタンがなくなりフルディスプレイが実現したiPhone Xは、Appleのミニマルデザインの究極形に近く、あと減らせる部分といえばアンテナぐらいだけど、iPhone XSではiPhone Xよりアンテナの数が増えたので、ここも難しい。

電源ボタン、音量ボタンも減らすのは機能性の低下に繋がるし、SIMスロットも外せない。

軽量化? 大画面化?

ITデバイスの歴史は薄型軽量化の歴史でもあるが、最近はケースを装着するのが一般的になり、軽量化を望んでいる人は減ってきている。

大画面化はどうだろう? iPhone Xがディスプレイサイズをこれ以上大きくすると、iPhone XS Max、iPhone XRのディスプレイサイズと競合する。iPhone XS Maxも、これ以上大きくなるとタブレットになってしまう。

前面がだめなら、背面はどうか? ワイヤレス充電に対応したため、iPhone XSから背面がガラス仕様になった。ワイヤレス充電をやめるわけにもいかないので、ガラス仕様も変更できない。

残るはカラバリ?

色々考えると、iPhone XSの外観を変えるのが非常に難しいことがわかる。残る変更できる外観は色だ。ただ、iPhone XSからゴールドが加わり、iPhone XRが豊富なカラーバリエーションを展開しているので、これ以上のカラバリも厳しい。フラッグシップモデルのiPhone XSは、あまり大胆なカラーも使いづらいだろう。

デザインでも袋小路?

スマートフォン市場の飽和化、スマホのスペック向上の行き詰まりが言われて久しい。デザインもスペックもあまり変わらなかった今年のiPhoneは売上不調に陥っていると言われ、Appleの株価下落を招いている。

スマートフォンはスペックだけではなく、デザインでも袋小路に嵌っている。余計な装飾を廃し、シンプルなデザインこそがAppleの真骨頂だ。ミニマルデザインの追求がホームボタンやオーディジャックを減らし、フルディスプレイを実現させた。

だが、フルディスプレイを現実にすると、これ以上削ぎ落とすものがない。来年もデザインが変わらないというのは、あながち嘘ではないかもしれない。

ファーウェイ製品の何が問題?疑惑に関するいくつかの誤解と説明

ファーウェイ問題が世界を揺るがす

ファーウェイのCFOがカナダで逮捕され、日米の経済摩擦がさらに激化すると観測されている。

貿易不均衡を是正するために中国製品に関税を掛けようとしているトランプ大統領の方針と一緒くたにされがちだけど、ファーウェイ問題は経済摩擦とは別で、メーカーによる情報漏えい疑惑という深刻な問題だ。

誤解も多いと思うので、少し説明したいと思います。

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ファーウェイは国営企業?

ファーウェイの創業者は人民解放軍の将校で、会長は習近平主席の知り合いと言われるが、国営企業ではなく民間企業である。ただ、売上10兆円に迫る規模にもかかわらず株式非公開企業であり、内情はよくわかっていない。

社名の由来である「中華有為」という言葉は「中国にとって意義のあることをしよう」という意味なので、創業当初から国策企業の色合いがかなり強い。

また、内蔵している半導体も生産設備もすべて内製で、ファーウェイ製品に何がどのように組み込れているか、外部からはさっぱりわからない。

アメリカだけが規制している?

アメリカばかりが目立っているが、アメリカ以外にもファーウェイからの購入を規制している、また懸念を示している国は多い。

政府による製品購入を禁止:アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国

懸念を表明:イギリス、日本、EU

何が問題?

詳細には明かされていないが、ファーウェイ製品のハードウェアから不要なチップが発見されたという。このチップをつかって、ユーザーの情報を漏洩させることができると言われる。

最近報じられた、同じく中国メーカーであるレノボのサーバーにスパイチップが組み込まれていた疑惑に似ている。

中国のメーカーにはスパイチップの組み込みが義務付けられているという噂を裏付けるニュースだ。

チップが発見されたのなら全容が明らかになりそうだけど、アメリカもあえて詳細を公表しない。どれがスパイチップか公開してしまうと、スパイチップを排除して、もっと巧妙な製品が開発されてしまう可能性があるからだ。

どうして今?

ファーウェイは通信インフラに強く、世界一のシェアを握っている。欧米メーカーでは勝負にならないほど安価で、通信インフラ企業では世界一の研究開発費を投入している。中国国内よりも海外に強く世界170カ国でビジネスを展開し、スマートフォンのシェアもサムスンに続いて世界2位。

このまま5G時代に突入すると、ファーウェイが通信インフラの中で圧倒的な世界シェアを握る可能性が高い。

もしファーウェイ製品を経由しての情報漏えいが事実なら、世界中の情報を中国政府が握ることになる。西側諸国(今言わないですね)にとって、安全保障上、絶対に許されない。

だから、5Gが導入する直前の今、大きな問題となっているのである。

今後の展開は?

事態は不透明だ。中国は「公正な自由貿易」を標榜して猛反発するだろうし、中国国内の外国要人を逮捕する報復にでる可能性もある。

スパイチップ疑惑の影響で、ファーウェイのシェアが少しずつ減っていく状況も予想される。

と言っても、通信インフラではファーウェイの力も大きく、今の5Gのロードマップはファーウェイ製品ありきになりつつある。ファーウェイを排除すると今よりも通信コストが上がる可能性もある。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
Kindle Unlimited会員ならすべて無料、非会員の人にも99円からご用意していますので、お読みいただけると幸いです。感想もいただけたら感涙でございます。

watchOS 5.1.2がリリース。新しいコンプリケーションなどが追加。Apple Watchをかざすだけで飛行機に乗れるようになる?

watchOS 5.1.2

Apple Watch用OS「watchOS 5.1.2」がリリースされた。

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今回のアップデートの目玉は、新しくなった心電図機能だが、米国限定。デジタルクラウンに指を置くことで、心房細動の兆候が読み取れるそうだ。

Apple Watch series 4発表時に公表された機能で、今回のアップデートでようやく使用できるようになった(ただし米国限定)。日本で使えるようになるかは未定。Appleのサイトの日本語サイトには記述が消された模様。

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新しいコンプリケーションを追加

日本で使える新機能は、インフォグラフ用の新しいコンプリケーション。メールやメッセージなどApple Watchの主要な機能のコンプリケーションが追加された。

と言っても、コンプリケーションはただの丸いアイコンで、表示される情報は一切なく、ちょっとやっつけ仕事に思える。特定の人とやり取りすることが多いなら、メールやメッセージよりも「お気に入り」の方が便利だ。

追加されたコンプリケーション

  • 電話
  • メッセージ
  • メール
  • マップ
  • リモート
  • ホーム
  • 友だちを探す
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表示される情報はなく、アプリの起動だけ

Walketの強化

リリースノートには「非接触型リーダーに触れた時に、Wallet内にあるサポート対象の映画チケット、クーポン、ポイントカードなどに直接アクセスできます」とある。字面通りに解釈すれば、Apple Watchを端末にかざすだけで、ポイントカードでポイントを貯めたり、飛行機に乗れたりできそうだ。

カードを起動しないでカード情報を読み取るのは、Pontaカードが対応したが、Pontaカードの場合、Apple Payでの支払いがトリガーとなって、Pontaカードも同時に読み取っているように見える。

今回のアップデートからは、Apple Payをしなくても、Walletに登録したカードやチケットから情報を読み取れるように思える。

これが事実で、企業が対応してくれれば画期的だ。飛行機に乗る度に、QRコードを見せていた手間がなくなり、Apple Watchをかざすだけになる。もっとも、JALなどがおサイフケータイで実現していた機能なんですけどね。

Apple川崎、2019年夏から秋に噂のラゾーナ川崎にオープン?

本格工事開始

Appleストアができると長く噂になっていたラゾーナ川崎プラザで本格工事が始まった。今まで仮囲いだった場所が黒く覆われ、内部ではAppleストアの特徴である大きなガラスウォールなどの工事が行われているとみられる。 

改めてApple川崎とは?

川崎にAppleストアができる噂の根拠は、有名ライターが「川崎」と言及したこと、「勤務地:神奈川県」の人材募集があったこと、そしてこのラゾーナ川崎の一等地が長らく「Coming Soon」のままなのがあげられる。

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ラゾーナ川崎プラザは、JR川崎駅直結の大型ショッピングモール。Appleストアができると噂されている場所は、ライブなどイベントが開かれるオープンスペースに面した一等地だ。2階でありながらJR川崎駅の改札からまっすぐ進むとアクセスできる。

国内のショッピングモール内にAppleストアができた事例はないが、ラゾーナの立地は中庭に面しており、他のAppleストアの路面店に似た雰囲気になると想像できる。

ちなみにアメリカではショッピングモール内のAppleストアはたくさん存在する。

Appleストアは、Appleのブランド向上も意図しており、下手な場所には出店できないが、日本に現行のAppleストアのイメージに合致する土地が、あまり残されていない。現存するAppleストアは繁華街の一等地ばかりだ。日本で二番目の人口を誇る神奈川県で、Appleストアができそうな雰囲気があるのは、横浜みなとみらいぐらいだろうか(みなとみらいにはAppleの研究施設がある)。

川崎に出店するなら、噂の場所は本当に絶妙と言える。

オープンは来年夏から秋?

Apple川崎と思われる店員募集があったのが今年の秋。Apple京都の場合、オープンの一年前に店員募集があったことから、Apple川崎のオープン予定日は来年夏から秋と予想されている。

ラゾーナ川崎プラザは開業12年目の今年、2度目の大規模リニューアルを11月に果たしたばかりで、残された改装場所は、このAppleストアが予定されているエリアだけだ。いかにAppleストアが特別視されているかがわかる。

いつオープンするにしても、他の店舗の開業とは関係なく、Appleストア単体でオープンできそうだ。