AirPodsの右耳が認識しない
4月に購入した2代目AirPodsの右耳が時々認識しない。耳に装着しても自動認識しないし、ケースに入れても充電されない。イヤホンを掃除しても、ケース後ろのボタンを押して初期化しても現象変わらず。
たまに復活して使えることがあるけど、使っていてフラストレーションがたまるので、修理することにした。
修理の顛末を記します。
まずは問い合わせ
Appleのサポートには3つの問い合わせ方法がある。「チャット」「電話」「持ち込み」だ。チャットと電話は申し込むと、Appleサポートから連絡が来る。比較的つながりやすく、大体5分以内にコンタクトがある。
ただ、AirPodsの場合、切り分け作業も少なく、イヤホンの問題の場合、イヤホンなのかケースか、接続するデバイスの問題なのか電話やチャットだけでは判別つきづらい。
購入してから一年以内なので保証期間内なのだが、水没などユーザー側の過失と認定されてしまうと有償修理になってしまう。
そこで、Apple正規サービスプロバイダか、Apple StoreのGenius Barに持ち込んで切り分けしてもらうほうが、無償か有償かはっきりするので確実となる。
自分の住所を入力すると、最寄りのAppleサービスプロバイダーが表示されて、訪問日時を予約できる。
持ち込み修理
予約した時間に訪問すると、すぐに切り分けを行ってくれた。Apple製品の修理だとiPhoneが圧倒的に多いと思うので(実際に訪問した時もiPhoneの修理に訪れる人が多かった)、AirPodsの問題改善のための切り分けは店舗では行わないと思っていたが、筆者が訪問した店舗では、店舗用のデバイスがあり、イヤホンの問題かケースの問題かしっかり切り分けしてくれた。
初期化して店舗のケースに入れても認識されないので、右イヤホンに問題があると確定した。あとはiPadで住所や修理内容を入力して署名する。Apple IDの情報を使ってくれれば入力する手間がないと思うけど、個人情報の問題だろうか。Genius Barだとこのあたりの事情は違うのかも。
AirPodsを預けて、預かり証をもらって、その日は終了。
修理状況は確認できない
Appleのサポートサイトから、修理状況を検索できるはずだが、いつまでたっても修理状況のトラックはできなかった。
AirPodsだからか、Apple Storeへの申し込みではないのかは不明。


修理完了まで2日
AirPodsを預けたのが10月7日で、修理完了したと連絡があったのが10月9日。その間、わずか2日。おそらく店舗か付近の倉庫に在庫があったものと思われる。
ただ、Appleサービスプロバイダーへ預けた場合は、店舗まで製品を取りに行かないといけない。自分でAppleへ発送した場合、自宅へ郵送してくれる。この場合は、実機で切り分け作業をしているわけではないので、有償か無償修理かわからないまま預けることになる。製品の不具合と断定できるなら、自分で送ってしまったほうが早い。
AirPodsの修理は交換
AirPodsは、修理といっても新品への交換となる。小さい製品なので修理は行わないようだ。不具合があった右イヤホンだけではなく左イヤホンとケースも預けたが、交換になったのは右イヤホンだけ(当たり前)。
不具合があった製品の交換は、新品か修理された別製品との交換のケースがあるが、今回は新品との交換のようだ。
実際は払っていないが、AirPodsのイヤホンの修理料金は7,020円、技術料3,000円の記載が上記の修理完了報告書にある。
AppleのサイトにあるAirPodsの修理サービス料金は7,800円。価格が異なる理由は不明。サービスプロバイダー経由だと切り分けを行うための技術料をとる代わりに部品代は安いということかもしれない。
前述のとおり、修理と言っても交換だから、新品の在庫があればその場で交換できるはずだが、サービスプロバイダーの場合は交換する権限がなく、交換して良いかAppleに承認を得る必要があるそうだ。Apple直営のApple Storeなら在庫があればその場で交換してくれる。
Apple Storeに行ける人は予約して来店するのが一番早い。
技術もしっかりしてサービスも迅速。いくつか要望も
対応してくれたサポートの人は技術もしっかりしていたし、手続きも迅速だった。在庫が近くにあったのか、交換部品の発送も早かった。
気になった点は、こちら。
- 氏名・住所・電話番号をiPadに入力しなければならない
- サイトで修理状況を確認できない
- サービスプロバイダーに交換する権限がないこと
この3つが改善されれば、Appleのサポートはもっと良くなると思います。