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Audibleの聴き放題対象本がどれか確認してみた

Audibleが聴き放題に!

2022/01/27からオーディオブック「Audible」が聴き放題になった。今までは1冊のオーディオブックに交換できるコインを毎月1枚もらえたが、今日からはどんなに読んでも定額になった。聴き始めたけど、面白くない、声が好きになれない場合でもすぐに次の本を聴くことができる(今までも返品して別の本と交換できたが、面倒だった)。

既存ユーザーには良いことばかりだと思うけど、気になるのは作品数だ。公開された情報には「12万部以上の作品が聴き放題対象」とあって、今までの作品が全て聴き放題になった訳ではない。

どの程度の本が聴き放題になっているか確認してみました。

Audible (オーディブル) - 本を聴くAmazonのサービス

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かなりの本が聴き放題に!

結論から言うと、かなりの本が聴き放題対象になっていた。調べる前は不安だったけど、思ったよりも聴き放題対象本は多く、ざっくり言って過去にコインで購入できた本の90%ぐらいは聴き放題対象だと思われる。新作や有名な本でも読み放題なのが嬉しい。

対象外なのは、かなりの人気作ばかりだ。対象外の本には「聴き放題対象外」と記載されている。「嫌われる勇気」「ロング・グッドバイ」「推し、燃ゆ」などが対象外だ。

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対象外の本の出版社はまちまちで、「売れる本」は対象外にしているようだ。人気作家の伊坂幸太郎さんの作品でも「逆ソクラテス」「フーガはユーガ」は対象外だが、最新作の「ペッパーズ・ゴースト」は聴き放題になっている。出版社が本毎に、売れる本か聴き放題にした方が良いのか判断していると思われる。対象外の作品でも会員は30%オフで購入できる。

これはおすすめ

今回の聴き放題への変更はかなりの英断だ。Audibleはアメリカやイギリスでもサービスを提供されているが、聴き放題プランは日本だけだ(多分)。グローバル企業は全世界でサービスの内容を統一したがりなのに、日本個別のサービスはかなり珍しい。

自動車通勤車が少ない日本ではオーディオブックがいまいち流行っていない中で、Amazonは踏み込んだサービス拡充をしたと思う。今後は、村上春樹さんの作品や(春樹の翻訳本は対象外だけど)し、独占コンテンツも提供されるそうだ。

オーディオブックはランニングや電車通勤にも最適だ。興味がある方は、ぜひお試しください。

Audible (オーディブル) - 本を聴くAmazonのサービス

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
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