メモ機能がないApple Watch
watchOS 6になってボイスメモなど新しいアプリがいくつも追加されが、テキストタイプのメモは追加されなかった。ディスプレイが小さいApple Watchにはメモは不向きだとAppleは考えているようだ。
サードパーティ製のメモアプリはいくつもあるが、やっぱりApple純正アプリの安定感も捨てがたい。
メモはないが、今回Apple Watchにリマインダーが追加された。このリマインダーをメモがわりに利用することができる。
その方法を解説します。
リマインダーとは
iOSに搭載されているリマインダーは、行うべきタスクを教えてくれるアプリだ。iOS 13から画面が刷新されて、今日行うべきタスクがなにかわかりやすくなった。
Apple Watch版の画面もiOS版とほぼ同じ。こちらは iPhone版。
iPhoneでのリマインダーの作成方法
- アプリ「リマインダー」を開く。3D Touchからすぐにリマインダーを作成することもできる
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「今日」「フラグ付き」「マイリスト」中のリストのいずれかを選ぶ。「日時設定あり」「すべて」からはリマインダーを作成できない
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「新規リマインダー」をタップ
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リマインダーを入力。右横の ボタンを押すと、通知する指定日時、指定場所やフラグなどを設定できる。時間を含めない日だけでも設定できるようになった。
指定場所を設定すれば、「自宅を出発時」「会社から帰宅時」にリマインダーを表示させることもできる -
入力し終わったら「完了」をタップ
Apple Watch側の表示
iPhoneと接続しているApple Watchにリマインダーはすぐに反映される。「新規」をタップすれば、音声入力でApple Watchからリマインダーを作成することもできる。
さすがの安定感
リマインダー機能を用いれば、iPhoneとApple Watchの間で「メモ」を共有できる。サードパーティ製のアプリでも似たことはできるが、リマインダーは純正アプリらしく安定しているし、動作も素早い。
簡単なメモの共有なら「リマインダー」を使うのもひとつの手段だ。