Apple Watchのコンプリケーション
Apple Watchには、文字盤に色々な情報を表示できるコンプリケーション機能がある。同じアプリでも文字盤によって表示できる情報が異なる。
コンプリケーションのタイプは全部で11種類あり、アプリによって対応しているタイプが異なる。主な純正アプリのコンプリケーションを紹介します。
アクティビティ
Apple Watchを象徴するアクティビティリングを表示できる。文字盤「モジュラー」の中央など大きなコンプリケーションでは、カロリー、ワークアウトの時間、スタンドの回数を表示できる。
Apple Watch 4専用の文字盤「インフォグラフモジュラー」では、中央に時系列のデータをグラフィカルに確認できる。
アラーム
めざまし時計に使える「アラーム」は、どのコンプリケーションでも設定した時間を表示してくれる。
Apple Watch専用文字盤「インフォグラフモジュラー」(下中央)には「アラーム」の設定がない(タイマーの表示はあるのに設定するのを忘れてたのかな)。
カレンダー
定番の「カレンダー」は小さいタイプのコンプリケーションだと次の予定の開始時刻だけを表示する。長いコンプリケーションだと予定の内容もわかる。文字盤「モジュラー」は予定の場所も表示してくれる貴重なコンプリケーションだ。
Apple Watch 4専用文字盤「インフォグラフモジュラー」「インフォグラフ」は予定の内容も場所も表示できる。
ストップウォッチ
コンプリケーションをタップすると、ストップウォッチ画面に移る。計測している時は経過秒数を表示してくれる。
アラームと同様に「インフォグラフモジュラー」にはストップウォッチの設定がない。
バッテリー
Apple Watchのバッテリー残量を表示できる。文字盤「モジュラー」中央など大きなコンプリケーションタイプでは設定がない。文字数が多いコンプリケーションだと「100%バッテリー」とカタカナで表記されて格好悪い。あまり設定する人はいないと思うけど。
ミュージック
「ミュージック」は小さいコンプリケーションだと曲の進行状況を表すサークルが表示される。文字盤「モジュラー」だと歌手名と曲名の両方がわかる。
文字盤「インフォグラフモジュラー」の中央には設定がない。「インフォグラフ」は四隅に曲名、中央には歌手名と曲名が表示できる。
メッセージ
小さいコンプリケーションは「メッセージ」のアイコンのみが表示され、アイコン内に未読数がカウントされる。
最新の文字盤「インフォグラフモジュラー」の大きなコンプリケーションには設定できない。文字盤内にメッセージ内容を表示することはできない。
気象状況
天候を表示するコンプリケーションには「天気」と「気象状況」の2種類ある。「気象状況」は現在の天候を表す。
「インフォグラフモジュラー」では、現在の気温と1時間毎の気象予測がわかる。「インフォグラフ」の「上サブダイヤル」では現在の気温と本日の天気予報を表示する。
天気
「天気」は小さなコンプリケーションだと現在の気温を表示する。「モジュラー」だと気温と天気予報が参照できる。
Apple Watch専用の文字盤「インフォグラフモジュラー」「インフォグラフ」は最高気温、最低気温と現在の気温がグラフィカルに参照できる。「インフォグラフモジュラー」には「天気」の設定がない。代わりに「気象状況」を選ぼう。
株式
登録した株式情報を表示できる「株式」。株を行う人には便利なコンプリケーションだ。「ユーティリティ」のように少ない文字情報だと「上昇」か「下落」だけを表示してくれる。少し文字情報が多いと上昇幅も表示できる。「モジュラー」中央だと株価もわかる。
インフォグラフ系の円いタイプのコンプリケーションには「株式」の設定がない。表示が難しかったのだろう。代わりに「インフォグラフ」だと四隅に株価まで表示可能。「インフォグラフモジュラー」中央は時系列の株価が表示できる。
まとめ
主な純正アプリのコンプリケーションのタイプを見てきた。コンプリケーションのタイプによって表示できるアプリとできないアプリとがある。
Apple Watch 4専用の文字盤「インフォグラフモジュラー」は最も情報量が多く便利なコンプリケーションなので、自分がもっとも必要な情報を慎重に選ぶと良い。
筆者のオススメは、こちら。
- 株を行う人は「株式」。時系列の株価を表示
- 移動が多い人は「気象状況」。週間天気予報を表示
- 予定が多い人は「カレンダー」。詳細な予定まで表示
同じアプリでもタイプによって表示内容が異なるので、自分が必要な情報を組み合わせて、自分にあった文字盤を作ろう。